安保法廃止案 あらためて深く議論を(2016/02/20京都新聞) 道路で発電 フランスの試み(まる / 2016年2月21日みどりの1kWh) 「辺野古、ホテルなら雇用2000人」 平良朝敬OCVB会長が講演(2016/02/21琉球新報) 国会包囲行動に2万8千人 「辺野古に基地造るな」訴え(2016/02/21琉球新報) 内閣支持率7ポイント下落46% 政府与党に「緩み」77%(2016/02/21東京新聞) 高校生の主権規制 政治活動「届け出」導入の動き(2016/02/21東京新聞) 十八歳以上への投票年齢引き下げに伴い、デモや集会参加など高校生の校外での政治活動が認められた。これを学校への届け出制とするかを、高校を所管する首都圏の七都県と四政令市の教育委員会に本紙が取材したところ、「導入しない」と明言したのは横浜、千葉両市だけで、他は「各学校に委ねる」など導入に余地を残した。届け出制は高校生の活動を萎縮させ政治参加の自由を損なうとして、高校生団体のほか、国会議員からも反対の声が出ている。 「岩国に核兵器あった」 元米国防総省職員、告発の理由(2016/02/21朝日新聞) 米カリフォルニア州バークリー郊外の自宅でエルズバーグ氏は取材に応じた。 ――「岩国の核」を公表した理由は。 国防総省にいた時から、国防長官に撤去すべきだと進言していた。だが、受け入れられなかった。状況は考えられていた以上に危険だった。それは一般の人々に知られるべきことだ。岩国基地に核兵器があったことを日本政府関係者も知っていた。 ――なぜ機密は公開されるべきなのでしょうか。 軍事作戦に機密はつきものだが、戦争が終わっても多くは解除されない。市民を守るためでなく、政府の役人を守るためだ。誤りを犯したことを批判されないようにするために隠している。その人物が(政府内に)いる限り、機密扱いが続く。戦争が終わったらすぐに、あるいは数年で公開されるべきだ。 ――大量の核兵器は必要だったのでしょうか。 (私が担当した)空軍は、核兵器を大量に保有する合理的な理由も戦略的な理由もなかった。ただ、仕事が必要だっただけだ。操縦士、整備兵や管理職など、スタッフの仕事だ。それと、兵器を作る会社の利益。米国の安全保障とは何の関係もなかった。逆に、大量の核兵器は米国に危険をもたらすことになった。 ――ペンタゴン・ペーパーズを公表した意図は。 戦争を終わらせるためだった。国家、合衆国への忠誠はある。だが、人類への忠誠もある。(内部告発するときは)国家の利益と人類の利益の間で揺れた。最後は、憲法や、だまされてきた市民や議会を助けることを選んだ。(聞き手・岡田玄) 高浜4号機、汚染水漏れ 再稼働作業一部中断(2016/02/21東京新聞) (社説)世界の貧困と不平等 「分配」を共有できるか(2016/02/21朝日新聞) (声)介護職員の報酬は倍増すべきだ(2016/02/21朝日新聞)無職 岩下寿之(東京都 77) 老人ホーム入居者を転落死させた疑いで、元職員が逮捕される事件が起きた。真相はまだ分からないが、改めて注目された介護職員の待遇の問題は、真剣に考えるべきである。介護職員の報酬は月額約22万円で、全産業より10万円ほど低いという。これでは、よい人材は集まりにくいだろう。「低賃金でも熱意があれば」という奇特な人もいなくはないだろうが、本来は正当な報酬が支払われて当然である。日本では、私立の保育園と介護施設の職員の低賃金が目立つ。ともに生身の人間、しかも未熟な乳幼児や高齢者、病気を抱えた身体の不自由な人々が相手である。ほかの職業よりはるかに高い賃金が支払われるべきだ。介護職員の報酬を、現在の2倍ぐらいに上げてはどうか。志願者が増え、優れた人材を得られやすくなるだろう。できれば、報酬だけでなく時間的な余裕も職員に与えてほしい。仕事への意欲は高まるはずだ。弱者のためにお金を使うのが民主政治の基本である。いま方針転換を図らなければ、日本の社会はすさんだものになるだろう。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S12219912.html?ref=pcviewpage EUの命運握る英の選択 残留と離脱、世論二分(2016/02/21朝日新聞) 「ゲン」を世界へ 誓い新た 翻訳者が広島で交流会(2016/02/19ヒロシマ平和メディアセンター) |
(新ポリティカにっぽん)巨大な宇宙で、人が争う愚かさ(2016/02/16朝日新聞) むろん、ひとごとではない。日本は、とくに昭和時代前半の日本は、なぜか思いあがって軍事国家をつくり、近隣を侵略し、アメリカに戦争を仕掛けるという巨大な過ちを犯してしまった。だからこそ、日本国憲法で「戦争放棄」して、何とか平和に戦後71年目を迎えている。「権力の愚行」がいかに多くの人々の命をゆえなく奪うものか、つくづく思い知ったからにほかならない。・・・これまでの経緯から、北朝鮮の安保理決議違反は明白であって非難されるべきだが、その一方で「弾道ミサイルに対する脅威感を煽(あお)って、ミサイル防衛予算をさらに増やしたい下心があるのでは、と感じる」と田岡さんは書いている。なるほど、そのあたりの政府の「下心」にも注意を払っていかなければなるまい。 さて、この間、永田町では、そんな話とは別次元の騒ぎが続いた。丸川珠代環境大臣が東電福島第一原発事故に絡んで、被曝(ひばく)線量を年間1ミリシーベルトを目標にしたのは「なんの科学的根拠もない」と講演で発言したことを認め、発言を撤回、「福島の皆さまには申し訳ない」と陳謝した。 法王、移民問題に言及 「無関心が蔓延」 メキシコ訪問(2016/02/19朝日新聞) (私の視点)子どもの貧困 行政の対策、鈍らせないで 村尾政樹(2016/02/19朝日新聞) <社説>2・28賠償命令 人権意識に基づく判決だ(2016/02/19琉球新報) 3月5日に小惑星が地球スレスレを通過、NASAが発表(2016/02/19ナショナルジオグラフィックス) 自主避難賠償 被害実態踏まえた判決(2016/02/19京都新聞) 廃止法案きょう提出 安保の根幹 正さねば(2016/02/19東京新聞) おさらいしよう。 無関心が暴走を許す |
(東日本大震災5年)500万トン 海に流出、回収続く(2016/02/17朝日新聞) <社説>ヘイトスピーチ 野放しの現状 許されな 在日朝鮮人に対するヘイトス(2016/02/17琉球新報) ハンセン病提訴 家族にも被害、救済急げ(2016/02/17京都新聞) http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/ マイナス金利 国民生活にプラスか(2016/02/17東京新聞) もんじゅ廃炉、3千億円(2016/02/17共同通信) 自殺対策、自治体に義務 基本法改正へ 実情踏まえ計画(2016/02/16朝日新聞) http://digital.asahi.com/articles/DA3S12210515.html 日銀のマイナス金利政策、景気「期待できず」61% 朝日新聞社世論調査(2016/02/16朝日新聞) 朝日新聞社は13、14両日、全国世論調査(電話)を実施した。日本銀行が16日から実施する「マイナス金利政策」による景気回復が期待できるか尋ねたところ、「期待できない」61%が「期待できる」13%を大きく上回った。・・・安倍首相の経済政策による日本経済の成長については、「期待できない」49%が「期待できる」32%を上回り、第2次安倍内閣の発足以来、最も高かった。こうしたアベノミクスへの期待は、2013年4月調査の「期待できる」55%をピークに下降傾向となっている。「期待できない」が最も低かったのは同じ調査での26%だった。 (社説)丸川環境相 撤回しても残る「軽さ」(2016/02/16朝日新聞) 福島第一原発事故への対応で、担当閣僚である丸川環境相の発言が波紋を広げている。国が追加被曝(ひばく)線量の長期目標として示した年間1ミリシーベルトについて、7日の講演で「『反放射能派』と言うと変ですが、どれだけ下げても心配だという人は世の中にいる。そういう人たちが騒いだ中で、何の科学的根拠もなく時の環境大臣が決めた」などと発言した。翌日の信濃毎日新聞が報じた。・・・丸川氏だけではない。安倍内閣の言動の「軽さ」を印象づける場面は他にもある。島尻沖縄北方相は記者会見で、北方領土の一部である歯舞(はぼまい)群島の「歯舞」を読めず、秘書官に問う場面があった。安倍首相も、自民党のインターネット番組で、2014年に北朝鮮が拉致被害者らの再調査を約束した「ストックホルム合意」を、中東和平の「オスロ合意」と間違えた。確かに、言い間違いや思い違いは誰にでもある。ただ、原発事故対応や北方領土、拉致問題はいずれも安倍内閣が重要課題に掲げるテーマだ。閣僚の資質とともに、内閣としての姿勢が問われかねない。 (声)放送の善しあしは国民が決める(2016/02/16朝日新聞)中学高校非常勤講師 高瀬佐江子(東京都 43) 放送局が政治的な公平性を欠く放送を繰り返せば、電波停止を命じることもあると高市早苗総務相が発言した。だが、現在の日本の放送局が反社会的組織をむやみに支援したり、安易に政治を混乱に陥れたりするとは考えにくい。国民は全てが同じ価値観ではない。だからこそ、自らの考えと異なる情報を得ることは、他を認めつつ共存していくために重要なことだ。政権を擁護する番組もあっていいし、問題を指摘して追及する番組もあっていい。私たちはテレビ番組に単純に感化されたり、簡単に道を踏み外したりするようなことはない。正しいか間違っているかの判断は、政府に言われなくても自分たちでできる。国民の目と耳を侮らないでほしい。政権が国の未来を本気で考えているならば、電波停止をちらつかせるのではなく、正々堂々と国民の心をひきつける政策を考え、その実現に向けて奮起すればよい。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S12210359.html?ref=pcviewpage (声)高市氏発言、言論の自由に挑戦(2016/02/16朝日新聞)大学教員 古賀純一郎(茨城県 62) 高市早苗総務相は、放送局が政治的公平性を欠くと判断した場合は電波停止を命じることもありうると国会で答弁した。その後も同趣旨の発言を繰り返している。自らのホームページやフェイスブックでは「テロへの参加を呼びかける番組を流し続けた場合には」という例まで挙げている。これは放送への「言論弾圧」ではないか。憲法は言論、出版、その他一切の表現の自由を保障している。総務相の発言はこれに対する挑戦と言わざるを得ない。即刻取り消すべきだ。報道が政権に批判的なのは、権力監視という使命から自明の理である。中立性、公平性の見方は、時々の政権によって変わる。政権に都合のよい報道だけになるなら、中国や北朝鮮のようなプロパガンダ(政治宣伝)になってしまう。それでは言論機関が内外から信用されなくなる。高市総務相は、戦前のような検閲がはびこり、国家に都合のよい報道機関ばかりにしたいのだろうか。自由にものが言える世の中から、戦前に逆戻りするのはごめんである。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S12210358.html 競争より命守る社会に 尾木直樹さん「事故ではなく事件」 軽井沢・バス事故1カ月(2016/02/16朝日新聞) バス会社の問題が次々と明るみに出たが、国土交通省も法令違反を得意げに発表している場合ではないと思う。規制緩和で貸し切りバス会社が増えたのに、国の監査は追いつかない。いずれ必ず起きる事故だったと思うんです。だから、法政大では「事故」と誰も言わない。「事件」と言ってます。一番感じるのは、日本社会が命を大事にしなくなっているのではということ。ハンドル一つに40人の命が乗っているという責任感が感じられないバス会社。誰が乗っていたか満足に説明できないツアー会社。それらを見逃してきた行政。競争原理で他社より一歩でも先んじようとする社会になってきている今、命を大事にする、ゆとりを持つ、という原点に戻る必要があるのではないでしょうか。 |
辺野古、市民約50人が抗議 作業船が汚濁防止膜を回収(2016/02/15琉球新報) 謎の古代文明の遺跡、最後の悲劇物語る遺物が続々(2016/02/15ナショナルジオグラフィックス) 都市が放棄されたのはなぜか。確証はないが、考えられるのはヨーロッパから持ち込まれた病気の流行だ。ヨーロッパ人が渡来したころ、マヤとチブチャ族の商人たちは大きな丸木舟に乗って広範囲な貿易を行い、現在のホンジュラス、メキシコ、カリブ諸島の産物を取引していた。こうした丸木舟の商人はモスキティアへ至る大河も上って内陸へ入り、カカオ、コンゴウインコの羽など、森林で得られる高価な品を買っていった。1500年代初頭までに、天然痘、麻疹(はしか)、インフルエンザがヨーロッパからもたらされてカリブ諸島全域に広がり、先住民の最大95%が死亡した。先住民の商人がこうした病気の流行地を避け、川を上ってモスキティアに入り込んだ結果、ヨーロッパ人との接触があった地域から遠く離れた奥地にまで感染が広がってしまった可能性は高い。こうして、ジャガーの街は伝染病で大きな被害を受けたのではないだろうか。生き残った者たちも心身ともに疲弊し、神聖な品々を残して街を捨てることを決めた。その後500年間、彼らの遺物は手つかずで残り、かつて栄えながら消えて行った文化があったことを語る悲劇の記念碑になったのだ。 強制収容所を生き延びた女性、連邦議会で体験を語る(じゅん / 2016年2月14日みどりの1kWh) 彼女たちの仕事は強制労働などというものではなく、それこそ「性奴隷」という言葉がふさわしかった。こうした非人間的な行為を強いられた彼女たちの存在と実態は長年知られていなかったが、それは彼女たちがそのことを恥じて口をつぐんでいたからである。彼女たちについての研究はようやく始まったばかりで、強制収容所の生存者としての尊厳も彼女たちには認められてこなかった。彼女たちは戦後も売春婦とみなされ、強制労働者とはみなされなかった。従って補償の権利も認められなかったという経緯がある。こうした差別と犯罪のもみ消しには、古くからの女性蔑視が影響している。「肉体的、精神的に大きな痛手を被った彼女たちの名誉は剥奪されたままで、きょう、ナチスドイツの強制労働者たちに思いを馳せるとしたら、その中に彼女たちも含めなければなりません」とクリューガーさんは強く訴えた。このような発言ができないまま、この世を去った女性たちの思いをクリューガーさんは連邦議会という場で代弁したのだった。戦争中日本によって苦しみを受けた被害者たちが日本の国会で首相や議員たちの前でその過酷な体験を話すことがあっただろうか。私は彼女の言葉を聞きながら、日本軍の元「従軍慰安婦」の女性たちに対する日本政府の対応を思い浮かべざるを得なかった。・・・ これまで私は、ナチ支配下のヨーロッパでの「現代の奴隷」というべき強制労働について、そして戦後のドイツが、はじめは罪悪感に蓋をしてきたことについて長々と述べてきましたが、以来、新しい1世代が、いや、2世代か3世代がここに生まれています。そして80年前には歴史上最悪の犯罪を冒したこの国が、今日世界の拍手を浴びています。開いた国境、シリアなどからの難民受け入れに示された寛容さに対する拍手です。私はそのプロセスを最初は不思議な思いで見守っていましたが、その気持ちが感嘆、尊敬の念に変わりました。皆さまのご招待を喜んで受け入れた主な理由は、そこにあります。控えめで、なおかつ勇気ある言葉、「我々はやり遂げます」という言葉によって、今日、昔とはちがう模範的な国となったドイツの首都に来て、こうしてかつての国家による犯罪について話す機会を与えられたことに感謝いたします。 http://midori1kwh.de/2016/02/14/7787 |