|
世界の動きについていけない日本 ― 完全に置いてきぼり(こちゃん / 2015年4月12日みどりの1kWh)
被爆者「核廃絶進めて」 ピースボート航海 NPTに訴えも(2015/04/13ヒロシマ平和メディアセンター) 米・キューバ、歴史的会談 両首脳、59年ぶり(2015/04/13朝日新聞) 共産、100議席超す 統一選前半戦(2015/04/13朝日新聞) (プーチンの実像)第2部・権力の階段:3 自由化一辺倒ではなかった資源戦略(2015/04/13朝日新聞) (社説)低調な地方選 すくむ政党、細る自治(2015/04/13朝日新聞) http://digital.asahi.com/articles/DA3S11702063.html (声)「皆同じ」が本当に良いのか(2015/04/13朝日新聞)中学生 山下凜太朗(埼玉県 14) 「お金ないと進学に差」という記事(5日フォーラム面)を読んだ。昨年度から導入された高校授業料の無償化制度への所得制限を思い出した。無償化の対象を、世帯年収910万円未満の生徒に限る所得制限に僕は賛成だ。小中学校は、生活に必要な知識や常識を身につける場だから、無償なのは有意義だと思う。だが、高校は必ずしも全員が進まなければいけないものではない。目的があり、本当に学びたい人が進学すればいいのではないだろうか。日本は膨大な借金を抱えている。それなのに、全員を対象とする高校無償化制度に年間約4千億円という大金を使ってもいいのか。高校でやるべき学習ができていない、やろうとしない生徒の授業料を無償化しても、むしろ無駄になってしまいかねない。本当は進学したくても、家計の事情でためらう人はいるはずだ。そんな学生や生徒にピンポイントで支援する方が価値があるし、理にかなっている。「皆同じ」がよいのだろうか。格差の議論の中で、真剣に考え直すべきではないだろうか。 (声)捨て犬通じて命の尊さ学んだ(2015/04/13朝日新聞)中学校教員 渡辺しのぶ(千葉県 53) 高校教員が校内で子猫を生き埋めにしていたという。命の尊さを教えなければならない学校で起きたことであり、ひとごとではないと感じた。学校には、迷子になったり飼い主に捨てられたりしたと思われる犬、猫など様々な動物が入ってくる。かつて私が勤務していた中学校でも、段ボールに入れられた10匹の子犬を、生徒が拾ってきたことがあった。子犬は生後間もないように見えた。小さな命を助けたいと生徒たちに熱意が生まれ、理科室でみんなで世話をしながら飼い主を探し、引き取ってもらった。生徒や教員、獣医師、地域の人々など多くの力を合わせた結果だった。生徒たちは命の尊さを実感し、自分たちもやればできるという自信を得た。子猫を生き埋めにした問題は、教員が一人で悩まずに、多くの人が力を合わせて対応を考えれば防げたはずだ。残念でならない。 与党知事選勝利 国民の声に耳澄まして(2015/04/13東京新聞) 福島第1原発:調査ロボの電源ケーブル切断…回収断念(毎日新聞 2015年04月13日) 社説:電源構成 原発回帰が透けている(毎日新聞 2015年04月12日) 風知草:必ずしも言葉でなく=山田孝男(毎日新聞 2015年04月13日) ただ、かねがね、大戦の記憶の風化を案じてこられた。「最も印象に残っている出来事は戦争」(2013年12月、満80歳の記者会見)であり、「満州事変に始まる戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていく」(本年年頭のご感想)という決意を明かされた先に今回のパラオご訪問がある。・・・ご即位以来の両陛下の記録を調べていて、「日本が世界に発信すべきメッセージは何か」という記者の質問に対する皇后陛下のお答えが目にとまった。 「一国が発信するメッセージは、必ずしも言葉や行動により表現されるものばかりとは限らず、例えば一国の姿や、たたずまい、勤勉というような、その国の人々が長い年月にわたって身につけた資質や、習性というものも、その国が世界に向ける静かな発信になり得るのではないかと(外国訪問を通じて)考えるようになりました」「日本が国際的な役割を十分に果たしていく努力を重ねる一方で、日本が平和でよい国柄の国であることができるよう、絶えず努力を続けていくことも大切なことではないかと考えています」(99年、即位10年の記者会見)
アベノミクス:バブル崩壊25年 「結局、日本人はバブルから何も学んでいない」(2015年03月26日毎日新聞)野口悠紀雄さんインタビュー。 日本企業は強くなっていない。円安で収益が支えられているだけ−−。 1980年代後半、みんなが熱狂していたバブルを「悪」と断じた早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問の野口悠紀雄さんは、今の株価上昇を支える「円安バブル」にも「同じことを繰り返すのか」と厳しい目を向ける。【聞き手・尾村洋介、荒木功/デジタル報道センター】 −−そのころ、なぜ日本人は異常さに気が付かなかったのでしょうか? なぜでしょうね。いまだに分かりません。今の経済の状況もそうです。日本の企業の利益はリーマン・ショック前の水準には届いていない。それにもかかわらず株価はどんどん上がっている。ある週刊誌には「株価は6万円を超える」と書いてありました。私のほうが聞きたい。「なんであなた方は懲りないんですか」と。バブルは結局、崩壊した。それによって多くの人が運命を狂わされ、国民は非常に大きなツケを払わされた。「それにもかかわらず、またやるんですか」と聞きたいのです。
円安です。円安バブル。国債市場に無理を強いることによって過激な円安が起こり、今の日本企業の収益はそういう円安に支えられている。日銀は2013年から異次元金融緩和をやっていますが、本来、目的としていることができていない。金融緩和を行えばマネタリーベースが増えて、それでマネーストックが増えて金利が下がる−−と、教科書に書いてありますが、マネーストックは増えていない。お金がジャブジャブ供給されているかというと、そうはなっていない。銀行が持っている国債を日銀が買って、代金は銀行が日銀に持っている当座預金になる。これが異次元緩和で起こっていることのすべて。マネタリーベースと当座預金はものすごい勢いで増えているが、貸し出しが増えないため預金は2、3%の増とほとんど増えていない。金利は日銀が国債を買っている直接的な効果で、いわば力ずくで下げている。 それがはっきりした形で表れたのが昨年秋からの追加金融緩和だ。アメリカが金融緩和をやめて金利が上昇し始めているのに、日本は逆方向の金融政策をとって追加緩和をした。それで日本の金利は更に下がり、ついに昨年12月には2、3年債がマイナスになってしまった。これは、日銀が非常に高い価格で国債を買っているからです。将来、日銀が保有している国債は損失をもたらす。アベノミクスを語るとき、他の政策は効かないけど金融緩和だけが効いているとかいいますが、それは逆だ。金融緩和はまったく効いていない。 −−日本の企業の株が上がっていることについては? 日本企業は強くなっていない。新しい技術を開発したわけでもないし、生産の効率性を上げたわけでもない。単に、円安によって円表示の輸出売り上げが増えただけのことです。実は、先進国の製造業が衰退するのは、日本に限ったことではなく、中国が工業化したから必然の現象だといえます。中国が工業化した世界で生き残るのは米アップルのように「国内で生産しない」「工場を持っていない」製造業です。日本の製造業も縮小するか、あるいは変身を図るべきです。国外に行くのが正しい方向だ。生産設備を海外に移すのが遅れた企業がこの円安で利益を得ていますが、円安はそういう意味でも日本の産業構造の転換を遅らせている。一番残念なのは、円高をよしとする政治勢力が存在しないということ。労働者の立場を代弁する政治勢力がない。円安というのは労働力、賃金を安くするという意味で労働者の敵ですから。 難民と私たち 遠い存在で済まさずに(2015/04/12京都新聞) 週のはじめに考える 言葉よ自治の種になれ(2015/04/12東京新聞) 余録:銅板のドームを載せたれんが造りの洋館が…(毎日新聞 2015年04月12日 東京朝刊) 時速420万キロ、宇宙最速の星を発見(2015/03/09ナショナルジオグラフィックス) http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20150309/438433/ |
社説:国旗国歌の要請 大学の判断に任せては(毎日新聞 2015年04月11日) http://mainichi.jp/opinion/news/20150411k0000m070154000c.html 株価2万円 危うい緩和マネー相場(2015/04/11東京新聞) 原発調査中にロボット走行不能 福島第1、格納容器内(2015/04/11共同通信) 高齢者虐待の疑い1500施設 暴行や介護放棄 NPO調査、2012年以降(2015/04/11朝日新聞) (社説)国旗国歌 大学への不当な介入だ(2015/04/11朝日新聞) やっぱり怖い!農薬類の汚染(全4回) ◆身の回りの農薬類が原因の一つ ◆「化学物質まみれの暮らし」から抜け出す八つの提案 1 化学物質、とくに新しい人工化学物質はなんらかの有毒性があると考えること。 5 健康への影響を考えて、化学物質を使う場合は有毒性のより少ないものを使うこと。 その1 危険な残留農薬基準がある ◆高いネオニコチノイド系農薬の残留基準 ◆残留基準決定のからくり パラオご訪問 歴史忘れぬ決意を共に(2015/04/10京都新聞) 日米防衛指針―「世界の自衛隊」ですか(2015/04/10朝日新聞) 茨城、海岸にイルカ150頭 潮の流れ原因か(2015/04/10東京新聞) (声)若い世代 いつまで原発に固執するの?(2015/04/10朝日新聞)大学院生 吉川ルノ(茨城県 23) 東日本大震災とそれに伴う原発事故から4年。首都圏に暮らす私たちが以前と変わらぬ毎日を営んでいられるのは、たまたま運が良かったから、という事実を忘れるわけにはいかない。 爆発規模の大きさ、現場責任者の対応能力、風向きなどのいかんによっては、私たちの生活フィールド、ひいては日本全体がどんな風になっていたか、考えたくもないくらいだ。「あの日、あの場所で」起きた出来事であると同時に、それは「ある日、ある場所で」私たちが直面することになるかもしれない出来事だ。 経団連などはなお原発に固執しているようだ。再び事故が起きた場合の経済的被害の大きさ、そしてお金では取り戻すことの出来ない悲しみの深さを考えるなら、そもそも、「原発の恩恵」など有り得ないと思う。 「沖縄の声無視に憤り」 辺野古阻止へ基金設立(2015/04/10東京新聞) 金言:慰霊に込めた意志=西川恵(毎日新聞 2015年04月10日 東京朝刊) 自民、テレ朝に中立要請 衆院選前、アベノミクス報道で(2015/04/10朝日新聞) http://digital.asahi.com/articles/ASH4B3SDNH4BUTFK004.html?iref=comtop_6_02 (声)「真の終戦の日」に意味があるか(2015/04/10朝日新聞)無職 酒井弘之(千葉県 79) 1945(昭和20年)8月15日、国民学校4年生だった私は、日本が戦争に負けたことを知った。それ以来、私にとってこの日は「敗戦の日」だ。この事実に正面から立ち向かいたくない人が「敗戦」ではなく「終戦」と言っているのだと私は思っている。「異論のススメ」(3日朝刊)で佐伯啓思氏は、公式にはサンフランシスコ講和条約が発効した1952年4月28日が戦争終結の日だとする。そして、その日以前、すなわち占領下に制定された新憲法の正当性には疑問があるという。しかし占領下だったとしても、新憲法は日本人により成文化され、日本の国会で審議され、承認されたのだ。そして、国民はこの新しい憲法をもろ手を挙げて歓迎したのだ。占領下に決まったからといって、憲法の理念である国民主権、基本的人権の尊重、平和主義など一切が否定されるべきなのか。今、真の終戦の日を論じることにどれだけの意味があるのだろうか。1945年8月15日こそが、敗戦かつ終戦の日であり、戦後民主主義と繁栄を生み出した記念すべき日なのだ。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S11697103.html 両陛下、パラオ訪問 戦後70年 「悲しい歴史忘れてはならない」(2015/04/09朝日新聞)
普天間移設、首相「粛々と進めている」 参院予算委で答弁(2015/04/09朝日新聞) 沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事が5日、菅義偉官房長官が使った「粛々」という言葉に対し「上から目線」と批判。菅氏は6日の会見で「不快な思いを与えたということであれば、使うべきではない」と述べ、今後は使わない考えを示していた。松田氏が、同県名護市辺野古に基地を設置するための法整備の必要性を問いただしたのに対し、首相は「すでにある法令にのっとって、これは粛々と進めているので、上乗せして法律を作る必要はない」と答弁した。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S11695419.html 格差「背景に経済学の貧困」 立命大教授が会見(2015/04/09朝日新聞) 「いまの日本の格差・貧困の背景には『経済学の貧困』があるのではないか」。経済学者である立命館大国際関係学部の高橋伸彰教授が8日、都内の日本記者クラブで会見し、考えを語った。 高橋氏は、経済学にはどのような問題を解くかは「政治が考えること」という考えがあり、深刻化している「貧困」などに主体的に取り組んでこなかったと指摘。経済学の貧困を解消するために「非正社員が約2千万人いて、生活保護が160万世帯を超えている状況がなぜ生じているか、経済学者は議論して欲しい」と語った。 東京ガスの電気、秋にも予約開始 首都圏対象(2015/04/09朝日新聞) 電力事業への参入を表明している東京ガスの広瀬道明社長は8日、今年秋にも電気の予約販売をスタートさせる方針を明らかにした。来年4月からの電力小売りの全面自由化に先駆けて、首都圏のガスの顧客を電気の販売先として囲い込むねらいだ。広瀬社長は予約販売について東京ガスが首都圏に抱える1100万軒の顧客を対象に予約を募る考えを示した。今秋には、電気とガスをセットで契約すると割引になるなどの新料金メニューを公表する予定だ。 (世界発2015)元少年兵、母国の礎に 南スーダン、家族失った「ロストボーイズ」(2015/04/09朝日新聞) 20年以上の内戦を経て、2011年の住民投票で独立を果たしたものの、今も武力衝突が続くアフリカの南スーダン。不安定な国の復興に力を注ぐ人々の中には、内戦当時、連れ去られた元少年兵や、子供時代に故郷や家族を失った人たちがいる。「ロストボーイズ」と呼ばれた彼らを訪ねた。・・・ 南スーダンの首都ジュバ。ジュバ大学講師のサミュエル・ガラン・アカウさんと政府職員のニコデマス・アジャク・ビオルさんは元少年兵だ。同郷のいとこ同士でともに推定33歳。2人とも自分の生年月日を知らない。 第2次スーダン内戦が続いていた1990年ごろ、7歳前後だった2人は地元ジョングレイ州で武装勢力に連行された。親たちは抵抗したが、武装勢力に「拒否すれば牛を没収する」と脅された。牛は家計を支える重要な財産だ。結局、村からは102人が少年兵になった。サミュエルさんが両親を見たのは、この日が最後だった。・・・切り倒した木材で小屋やベッドを作り、薄い毛布にくるまって寝る。川で水をくみ、薪を拾う。農作業も忙しかった。武器の使い方をたたきこまれ、体力づくりにあけくれた。キャンプが敵対勢力に襲われることもあり、サミュエルさんは「自衛のために訓練するしかなかった」と話す。 ごちそうはネズミ。わなを仕掛けたり、石を投げたりしてつかまえた。さばき方も身についた。いつもひもじかったので、心底おいしいと思って食べた。栄養失調や精神的な不安にさいなまれ、息絶えていく少年兵も少なくなかった。「幻想をみていたのか、『母さん』『おなかすいた』と言いながら死んでいった仲間もいた」とニコデマスさんは振り返る。 (社説)天皇の慰霊 歴史見つめる機会に(2015/04/09朝日新聞) あの戦争は何だったのか。身近に考える機会にしたい。戦前、日本が統治し、太平洋戦争で激戦地となったパラオ共和国を、天皇、皇后両陛下が訪ねている。戦後70年に合わせた「慰霊の旅」である。多くの戦死者が出たペリリュー島にきょう渡り、日米それぞれの犠牲者の碑に赴く。「太平洋に浮かぶ美しい島々で、このような悲しい歴史があったことを、私どもは決して忘れてはならないと思います」。天皇陛下は出発にあたり、こう述べた。・・・風化しがちな戦争の歴史と向き合わねばならないという、強い思いが込められている。 天皇陛下は今年の年頭の感想で「この機会に、満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくこと」の大切さに触れている。当時の語り部や、その伝承に取り組む人びとの声に耳を傾け、歴史と謙虚に向き合い、戦禍を二度と繰り返さない。それは、国民一人ひとりが続けねばならない営みだと感じさせる。 (社説)日米防衛会談 もっと沖縄を語れ(2015/04/09朝日新聞) 沖縄の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設をめぐり、政府と沖縄の対立が先鋭化している。そのなかで日米防衛相会談が何事もなかったかのように進められたのは、一体どういうことなのか。・・・翁長氏が菅氏に伝えたのは「辺野古の新基地は絶対に建設することが出来ない」ということだった。「辺野古が出来なければ本当に普天間は固定化されるのか」とも問いかけた。世界一危険な基地だと認識しながら、それを放置できるのか、という疑問である。これだけ考え方に差があるのに、共通認識だと説明するのは無理がある。 (声)辺野古、2地方議会の影響注目(2015/04/09朝日新聞)主婦 石川千鶴子(神奈川県 68) 「辺野古推進『地方自治 侵害の恐れ』 愛知・長野の2市村議会、請願・陳情採択」(3日朝刊)を読みました。愛知県岩倉市議会と長野県白馬村議会は、政府が沖縄と話し合いを進めるよう求める意見書を安倍晋三首相らに送ったそうです。その誠実さをうれしく思います。私は、以前に沖縄県に住む牧師さんから聞いた次の言葉が心に残っています。「米軍基地が安全保障のため、抑止のために必要と言うなら、なぜ日本全体で引き受けないのか」多くの日本人が、沖縄にある米軍基地の縮小を願っていると思います。しかし、それが大きな世論とならないのは、「その結果、わが町に米軍基地が来ては困る」からでしょう。政府が沖縄の悲願に耳を傾けようとしない姿勢の背景に、このような国民の「無言の支持」がないでしょうか。沖縄の怒りや悲しみを見てはいても、本土に暮らす私たちは「自分たちさえよければいい」と考えてしまっていないでしょうか。沖縄の人々に、本当に申し訳なく思います。今回の二つの地方議会の動きが、大きなうねりになっていくように願っています。 日米防衛新指針 安保条約逸脱の危うさ(2015/04/09東京新聞) |