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被ばく死 最悪1.8万人 原発攻撃被害 84年に極秘研究(2015/04/08東京新聞)
(時時刻刻)水素から電気、未来へ光(2015/04/08朝日新聞) 日本が五島列島でスタートさせたばかりの「水からの水素製造」で、ドイツは大きく先行している。2022年に原発をゼロにし、再生可能エネルギーの比重が飛躍的に大きくなるドイツにとって、水素はカギを握る存在だからだ。・・・日本では研究が始まったばかりだが、この施設は、変動が激しい風力発電を使って安定的に効率よく水を電解したり、できた水素から電気を作り出して実際に施設の電力として使ったりして、実用化のためのデータを蓄積している。強風や晴天が続けば、風力や太陽光といった再生エネは需要を大きく上回る電気を作り、捨てるしかない。ドイツではこの「捨電(しゃでん)」が、50年には年間発電量の6%にのぼるとの試算もある。この捨てるしかない電力で水素を作り、活用するのがドイツの戦略だ。 (声)無投票に民主主義の危機思う(2015/04/08朝日新聞)無職 嶺厚(熊本県 68) 統一地方選の41道府県議選で、全選挙区の約3分の1で無投票が確定し、総定数の2割強が無投票当選になりました。記録が残る第3回統一選(1955年)以降で最多だそうです。多くの無投票を生んだ責任は政党が負うべきです。中でも民主党の責任は重い。道府県議選の公認候補は4年前の統一選から約4割も減ったといいます。岡田克也代表は3日、「候補者は多い方がいいが、結果につなげるにはやむを得ない」と述べたそうですが、かつての政権政党として、責任放棄ではないでしょうか。選挙で主義や主張を問わずして、いつ訴えるというのでしょうか。熊本県は経済活性化など多くの問題を抱えているのに、県議選は21選挙区中7選挙区が無投票です。「くまモンあって、民主主義なし」と言わざるを得ません。熊本市でも政令指定都市移行後初めての市議選が始まりましたが、私の住む北区は無投票です。市中心部では百貨店や地下街が閉鎖し、数百億円の大型集客施設計画が進んでいます。こんな大事な時に無投票でいいのでしょうか。民主主義が足元から壊れていく危機感を覚えます。 監視装置故障か 線量が大幅上昇 福島30カ所(2015/04/08河北新報) 原子力規制委員会は7日、福島県内にある放射線監視装置(モニタリングポスト)の一部で数値が大幅に上昇したと明らかにした。いずれも県が3月に設置したもので、それ以前からある周辺のポストの数値には大きな変動がないことから、規制委は機器異常の可能性が高いとしている。3月設置のモニタリングポストは78カ所あり、そのうち約30カ所の機器に異常の可能性があるといい、県が確認を進めている。規制委によると、南相馬市の2カ所、飯舘村と葛尾村の各1カ所の少なくとも計4カ所で今回数値が大きく上昇。南相馬市の1カ所では6日夜から数値が乱高下し、7日未明に最高で毎時9.834マイクロシーベルトを測定した。 http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150408_63027.html 社説:両陛下パラオへ 終わりなき平和の祈り(毎日新聞 2015年04月08日) http://mainichi.jp/opinion/news/20150408k0000m070173000c.html 「地球上で最も安全な場所への旅」(あきこ / 2015年4月5日みどりの1kWh) 憲法審査会 “味見”改憲はあざとい(2015/04/08東京新聞) 辺野古初会談 民意に向き合ってこそ(2015/04/06京都新聞) 特集ワイド:国VS沖縄県、普天間移設問題で緊迫 これでも民主国家?(毎日新聞 2015年04月06日 東京夕刊) 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古沖への移設問題をめぐり、国と県が互いに「法廷闘争」をも辞さない異常事態になっている。翁長(おなが)雄志(たけし)知事が移設作業中止を沖縄防衛局に指示したのに、農水省が「指示の執行停止」を決定し、作業を強行しているためだ。5日には菅義偉官房長官と翁長知事の会談が行われたものの、事態は変わらず、作業現場周辺では移設反対の住民にけが人まで出る緊迫した状況が続く。これが、先進国、民主主義の日本の姿なのか。おかしくないか。【構成・吉井理記】 ◇県民分断、まるで植民地支配 鎌田慧さん(ルポライター) 昨年の名護市長選、同市議選、知事選、衆院選で、民意はいずれも「辺野古移設反対」を示しました。これほど強い「ノー」を無視して強行するのは、沖縄への蔑視、軽視からでしょう。沖縄侵略。僕は今の安倍政権の沖縄に対する攻撃をそう表現します。反対派は、名護市辺野古の「キャンプ・シュワブ」前のゲートで座り込みを続けています。そのゲートを固めるガードマン、移設工事の関係者、防衛省関係の国の出先機関……地元の人たちがたくさんいます。安倍政権は工事を強行することで、県民の分断を図ろうとしているのでしょう。かつての植民地支配の手口と同じではないですか。・・・ 戦争中は本土決戦の捨て石にされ、戦後は日本から切り離され、やっと復帰すれば今度は基地の押し付けです。県民が長年の差別構造に「ノー」を突きつけ、誇りを守ろうとしているのが今の状況。ことここに至った以上、政府がまず引く、作業を中断するしかありません。
私は翁長知事と面識はないし、辺野古に行ったこともありません。だから軽々にこの問題に発言はできません。それでも、です。翁長さんが建設作業の停止を沖縄防衛局に指示(3月23日)した時の会見をテレビで見て、思わず拍手しましたよ。国と対峙(たいじ)してモノ申すことがどれほど大変か、滋賀県知事時代の経験で骨身に染みているからです。・・・ 基地問題と構図が似ていませんか。基地もダムも原発も、国は「公益」を理由に押し付けてくる。若狭湾沿岸に並ぶ原発で事故が起き、放射能汚染が広がれば琵琶湖は元には戻らない。原発に代わるものはあっても、琵琶湖の代わりはない。だからこそ徹底した議論が大事なのに、地方の声を聞こうとしない。翁長知事や沖縄県民も、思いは同じではないでしょうか。もう沖縄の海を壊してほしくない。基地を広げてほしくない。基地経済なしで十分やっていける。沖縄らしい誇りある豊かさを求めたい−−。滋賀県らしい豊かさを追求したいという私たちの願いと、似たものを感じます。私が翁長さんであれば、同じ停止指示の決断をしたと思う。それに横やりを入れてきたのが国です。これは地方自治の危機だと思う。全国の知事はどう考えているのでしょうか。あまり聞こえてこないのが気になります。 ◇独裁とどこが違うのか 目取真俊さん(作家) 一言申し上げたい。日本政府や本土のみなさん、あまりに虫が良すぎませんか。日米安保条約では米軍が日本を守る代わりに、基地を提供する義務があります。でも義務はほとんど沖縄が負っている。安保の恩恵には浴したいが義務は負いたくない、ということですか。この事実を直視したくないから、本土の人もメディアも問題を見ないようにしている。・・・ 本土では基地問題は安全保障や政治の問題でしょうが、沖縄では日々米軍車両やヘリを目にする生活の問題です。さらに戦争体験や沖縄人としての誇りも絡み合い、基地問題という言葉が持つ重みが違う。この認識がないと沖縄と本土の断絶は埋まりません。かつて沖縄が本土復帰を願ったのは日本国憲法の下で暮らしたかったからです。人権が保障され、9条がある。なのに今や集団的自衛権行使が容認され、9条も危うい。このまま日本にいて沖縄人は幸福になれるか、というのが我々の率直な思いです。菅官房長官は「粛々と」と繰り返します。つまり聞く耳は持たないということ。独裁国家とどう違うのでしょう。「日本は民主主義だ。だから沖縄も国全体や多数の国民のことを考えろ」と言う人がいます。民主主義は公正、公平を前提に、等しく義務を負い等しく権利を享受する制度。義務を少数に押し付けるのは暴力です。民主主義を口にする人は、公正、公平を前提にしているのか? 沖縄人は、そこを問うているのです。安倍政権の下、民主主義の前提がここまで崩れていることを自覚すべきではないですか。 http://mainichi.jp/shimen/news/20150406dde012010003000c.html タイ 引き裂かれる王国(2014/ナショナルジオグラフィックス9月号) 文=セス・マイダンス/写真=ジェームズ・ナクトウェイ 欲に目がくらめば、社会をまとめてきた伝統のたががゆるむ。30年ほど前、タイの古い秩序が揺らぎ始めたのはそのせいだった。・・・タイの人口は6700万人で、その約1割がバンコクに集中している。数百万人の出稼ぎ労働者も入れれば、その数はさらに増える。いまや地方の農村でも道路が舗装され、電気が通り、オートバイやテレビが当たり前のようにある。収入が急増した村人たちは、専門用語で「農村部中間層」と呼ばれるようになった。だが、生活水準の向上は、同時に大きな貧富の差を生み、人々の間では不満が蓄積している。そうしたなか、貧しい側の人々が野心的な政治家の後押しを受け、これまで手が届かなかった富と権力の分け前を要求。社会構造に歴史的な変革が生じつつある。これに対し、今まで国の中枢を握ってきた勢力は、王室、官僚、裁判所、軍部が中心になって結託し、公私にわたって人々を支配してきた階層社会の秩序を守ろうと激しく抵抗している。 「世界の暴力と抑圧の終結を」 ローマ法王、復活祭で祈り(2015/04/06CNN) チリ北部で大洪水 25人死亡、3万人が被災(2015/04/06CNN) (CNN) 南米チリ北部のアタカマ州などが3月下旬から4月上旬にかけて大規模な洪水に見舞われ、災害対策当局によると、これまでに少なくとも25人が死亡した。まだ125人が行方不明になっており、犠牲者はさらに増える恐れもある。被災者は3万人を超え、約3000人が避難所で生活している。週末にかけてバチェレ大統領は、最も大きな被害が出たアタカマ州を視察した。被害はタラパカ、アントファガスタ、コキンボの各州にも及んでいる。
クローズアップ2015:「英国民とは」問う 総選挙まで1カ月 EU離脱が争点(毎日新聞 2015年04月05日 東京朝刊) (社説)原爆ドーム 100年に考える役割(2015/04/05朝日新聞) http://digital.asahi.com/articles/DA3S11689209.html (声)スマホ手放し現実に目を向けて(2015/04/05朝日新聞)無職 佐藤英雄(千葉県 70) 子ども3人がいる30歳過ぎの娘がおります。親の目から見て、これはスマホ中毒だと心配しております。「運転中もスマホを見ている」と孫が教えてくれました。たまに家族が集まっても、1人で離れてスマホをいじっています。注意しても、聞いていません。いわゆるラインなるものを受けとったら、返信しないではいられないようです。子どもの世話とか家事とかも、もちろんおろそかになっています。本人はたいへん楽しいのだとは思いますが、膨大な時間を無駄にしています。最悪の場合は、家庭崩壊にならないとも限りません。スマホを手放せない方は、ぜひ思い直してください。現実に戻り、大事な家庭を、子どもを守ってください。 (声)大田中将に顔向けできるのか(2015/04/05朝日新聞)会社役員 河原啓太(東京都 35) 沖縄に行った。仕事を終えて時間が余ったので、タクシーの運転手さんに近くで見るところがないか尋ねると、那覇空港からそう遠くない小高い丘の上の公園に連れて行ってくれた。旧海軍司令部壕(ごう)だった。かまぼこ形に掘り抜いた横穴が300メートルほど続いている。当時は450メートルあったといわれている。4千人もの兵士が拠点にしていたという。ここは沖縄戦末期、海軍次官に「沖縄県民斯(か)ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」と打電した大田実・沖縄海軍部隊司令官(中将)が自決した場所だ。幕僚室には、幕僚が手投げ弾で自決した時の破片のあとも刻まれていた。時代を経た今はどうだろう。名護市辺野古への米軍飛行場移設問題をみていると、安倍晋三首相や菅義偉官房長官らは、沖縄に寄り添っているようには見えない。大田中将は、日本の捨て石となった沖縄県民の気持ちが分かっていないと思っているのではないか。後世を託された現在の指導者は、大田中将に顔向けできるのだろうか。 (声)沖縄の現実を数字で考えて(2015/04/04朝日新聞)大学教授 三村和則(沖縄県 54) 沖縄県における米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設と新基地建設の断念を訴えます。皆様には、次の空欄を数字で埋めていただいて、判断していただきたいと思います。国土面積のわずか(ア)%の沖縄県に在日米軍専用施設の(イ)%が置かれています。沖縄県の負担割合は本土の約(ウ)倍。県民約(エ)万人の約(オ)割が住む沖縄本島の(カ)割近くの面積を米軍施設が占めています。皆様の都道府県にこれだけ広大な基地があったら決して甘受できないはずです。それに対して県民総所得に占める基地関係収入の割合は近年は(キ)%程度で、基地は経済発展の阻害要因という人もいます。基地負担などの特殊事情を踏まえた沖縄振興費などの恩恵を受けてもなお、国庫支出金と地方交付税の合計額が沖縄より上位の県もあり、特に優遇されているとは考えません。こんな数字もあります。沖縄の米軍基地のうち海兵隊基地が占める割合は(ク)%です。海兵隊だけでも撤退すれば、基地負担は飛躍的に軽減します。普天間も辺野古も海兵隊基地なので移設問題も解消します。答えは以下です。(ア)0・6(イ)74(ウ)500(エ)140(オ)9(カ)2(キ)5(ク)75 (声)報道人は圧力に抗してこそ(2015/04/04朝日新聞)大学生 小山哲史(東京都 21) 「報道ステーション」で、元経済産業省官僚の古賀茂明氏がテレビ朝日などの意向で出演は最後と述べた。「菅官房長官をはじめ、官邸のみなさんにはものすごいバッシングを受けてきた」とも発言した。テレビ朝日の早河洋会長は会見で、政治家からの圧力について「一切ありません」と明言。菅官房長官も「まったくの事実無根」と話した。「圧力」については真偽不明で、古賀氏の言動に賛否両論があることにはうなずける。ただ私は、古賀氏の問題提起はメディアを覆う自粛ムードに一石を投じたもので、公益にかなうと思う。私たち視聴者には、権力による報道機関への圧力が強まっているのではないか、自粛しているのではないかというモヤモヤした気分があるからだ。昨年の衆院選時に、政権与党が報道内容について在京テレビキー局に注文をつけたことを思うと、その感はさらに強まる。今回の件を古賀氏個人の問題に矮小(わいしょう)化してはいけない。テレビ局だけでなく、新聞も含めて報道にかかわる人たちすべてが、圧力が仮にあっても、伝えるべきは伝える姿勢を再確認すべきではないか。 「戦争はだめ。パラオ人は皆思ってる」 元大統領、両陛下訪問前に(2015/04/04朝日新聞) 天皇、皇后両陛下が8〜9日に訪問する太平洋戦争の激戦地・パラオ共和国のクニオ・ナカムラ元大統領(71)が、朝日新聞のインタビューに応じた。同国では今でも不発弾が多く残るなど戦争の爪痕は消えていない。ナカムラ氏は「同じことを繰り返さないよう、戦争があったことを忘れてはいけない」と語った。 汚染水廃液容器に水たまり 福島第一(2015/04/04朝日新聞) 東京電力は3日、福島第一原発の汚染水を処理した際に出る廃液をためる容器のふたの部分に水たまりを見つけたと発表した。容器はコンクリート製の箱の中にあり、箱の外には漏れていないという。見つかったのは、多核種除去設備ALPS(アルプス)で汚染水を処理した際に出る廃液を入れるポリエチレン容器(直径1.5メートル、高さ1.8メートル)2体のふたの部分。計11リットルあった。ベータ線を出す放射性物質の濃度はそれぞれ1リットルあたり300万ベクレルと390万ベクレルだった。また、1体の箱の底にも約15リットルの水がたまっていた。東電は水たまりの原因と、ほかの容器でも水たまりがないかを調べている。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S11687381.html |
南アの初期人類化石、370万年前のものと判明(2015/04/02ナショナルジオグラフィックス) http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/040200028/ 公害資料館 振り向いて未来を探す(2015/04/03東京新聞) 景気の足踏み 中小へ賃上げ波及が鍵(2015/04/03京都新聞) 記者の目:静岡・駿河湾の海底汚染=荒木涼子(静岡支局)(2015/04/03毎日新聞) <楢葉準備宿泊>「帰る家がない」厳しい現実(2015/04/03河北新報) 第一原発ALPS廃液容器漏れ 外部流出なし 東電発表(2015/04/03福島民報) ベース電源重視、「時代遅れ」の見方 欧米、比率下げる方向(2015/04/03朝日新聞) (社説)憲法と国会 「緊急事態」論の危うさ(2015/04/03朝日新聞) (声)若い世代 日本の良さのみ強調は疑問(2015/04/03朝日新聞)大学生 馬淵朋哉(東京都 18) 最近、「日本の良さ」をアピールするテレビ番組が増えているように思う。海外との比較や外国人の目を通した形で、日本の素晴らしさやその再発見をうたうものである。しかしそうした番組は、日本をむやみに美化し過ぎてはいないか。確かに美しい自然や優しさのあふれる文化は大切にすべき私たちの誇りだが、それを外国よりも上質だと表現したり、あるいは誇張したりしているような場合もあり、違和感を覚えてしまう。それはどこか、良さを強調することで汚い部分を隠しているようにも思える。その結果、自国の現状を見誤ることになれば、グローバル化が叫ばれる中で、異文化理解はより困難になるだろう。異国を理解するには、まず自国の正しい理解が必要であるはずだ。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S11685261.html?ref=pcviewpage 急増するイスラム教徒、40年後にキリスト教に並ぶ 米調査機関(2015/04/03CNN) 辺野古反対学者ら 「闘う市民と連帯」声明提出へ(2015/04/02東京新聞) ドイツ・ポツダム 持たざる者への共感(2015/04/02東京新聞) (声)民意を尊重するのが政治家(2015/04/02朝日新聞)無職 平本俊弘(神奈川県 71) 日本は、本当に民主主義国家なのか。沖縄県名護市辺野古への米軍飛行場移設問題で、日本政府の強硬姿勢を見て考えさせられた。沖縄での最近の選挙(名護市長選、衆院選、知事選)では、辺野古への移設反対派が勝利してきた。沖縄県民の民意は、間違いなく移設反対である。それを受けて当選した翁長雄志知事が沖縄防衛局長に「作業停止指示」を出したのは、当然のことではないか。民主主義とは読んで字のごとく「民」が主権者の社会である。民主主義の証しとして「選挙」を行う。その民意が無視されたのでは、何のための選挙なのか。しかも、翁長知事が就任した昨年12月以降、知事が話し合いを求めて何度か上京しても、安倍晋三首相や菅義偉官房長官は会おうとしなかった。県民の支持を受けて当選した人には、自分と考えが違っていても敬意を持って話し合うのが政治家の役目である。辺野古への移設が必要と言うならば、県民にそれを直接訴え、説得して同意を得るのが筋だ。ただ単に「法的に問題ない」とか「粛々と進める」と言うのは政治家として失格ではないか。 辺野古移設、海に損失の恐れ 大江健三郎さんら「中止を」(2015/04/02朝日新聞) カッパドキアに新たな地下都市、過去最大と推定(2015/03/31ナショナルジオグラフィックス) 木星の衛星ガニメデに奇妙な膨れ発見、海の証拠か(2015/03/31ナショナルジオグラフィックス) 木星の衛星ガニメデの直径は5000km強で、太陽系最大の衛星だ。今回、この衛星の赤道に、直径600km、高さ3kmもある奇妙な出っ張り(バルジ)が見つかった。広さはエクアドルと同じくらい、高さはキリマンジャロの約半分だ。・・・ガニメデのバルジについては、その巨大さだけでなく、そこにとどまっていることも謎だ。シェンク氏と共同で観測を行ったワシントン大学(セントルイス)のビル・マキノン氏は、「ガニメデの表面で直径数百km、高さ3kmもある氷のバルジを長期にわたって支え続けるしくみがわかる人がいたら、ぜひとも私に教えてほしい」と言う。「こんなものは見たことがなく、その正体もわかりません」 http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/033000021/ 負担増ラッシュ 暮らしに目配り十分か(2015/04/01京都新聞) (現場から考える 安全保障法制:下)PKO、増す戦闘リスク(2015/04/01朝日新聞) (声)震災の「風化」はあり得ない(2015/04/01朝日新聞)会社員 登山行彦(山形県 25) 東日本大震災から早4年。もうそんなに経つのかと、大学時代を過ごした福島のことを思い出す。興味の移り変わりが早い世の中だが、震災も既に風化し始めているように思える。1万5千人以上が亡くなり、2500人以上が行方不明、震災関連死者数は3千人超。今も増えている。4年もこうした数字に触れていると、感覚がまひしそうになるが、やはり途方もない数字だ。しかし肉親や友達、慣れ親しんだ風景を失った方々にはこうした数字よりもかけがえのない存在を失ったことの方が重い。幸い私は親しい人を失わずに済んだが、放射能のことは忘れようがない。福島県内のあらゆる所に設置された、空間放射線量測定機の白い円柱を見るたびに苦々しい悔しさがこみ上げる。福島の豊かな自然を目にするほど、蓄積された放射能に思いが至る。「風化」とは外側にいる人が使う言葉だ。あの震災に居合わせたのなら風化など言えたものではない。支援が滞ることを風化と表現しているのかもしれないが、震災そのものを忘れ去ることなどあり得ない。 (社説)政府と沖縄 捨て石にしてはならぬ(2015/04/01朝日新聞) 食品の効能表示 国は監視義務を怠るな(2015/04/01京都新聞) ことば:沖縄戦(毎日新聞 2015年04月01日 東京夕刊) 時代の風:動き始めた原発政策=京都大教授・中西寛(毎日新聞 2015年03月29日 東京朝刊) 東日本大震災から4年が過ぎ、東京電力福島第1原発事故後に停止されていた原発に関して動きが見え始めている。一部の原発について原子力規制委員会は安全性を認める見通しとなっているし、また、他の一部の原発については廃炉の申請がなされた。しかしこれらの動きは、ソ連時代のチェルノブイリ事故に比肩しうる巨大な原発事故を総括し、国民の間に一定のコンセンサスが作られた上で起きているわけではなく、時がたち、事故の記憶が薄れる中で、俗な言葉で言えば、ほとぼりが冷めるのを待って進められているのが実態であろう。現状は、日本人の弱点の一つ、抽象的かつ相反する利害が絡んだ局面で合理的な判断を下すこと、言い換えれば戦略的意思決定を行う能力の弱さを示している点で残念と言わざるを得ない。・・・ 原発推進派の問題は更に大きい。事故後に東電、政府、国会、民間でそれぞれ事故調査報告が出されたが、東電のものを除いて、津波に対する想定不足だけでなく、従来の安全管理体制に重大な欠陥があったことを指摘した。しかしこの指摘に対してこれまでとられた具体的対策として国民の目に見えるのは、原子力規制委員会を発足させたことにとどまる。その原子力規制委員会が行う安全審査に対しても、電力会社と政府の姿勢は不明瞭である。電力会社は安全審査を急ぐよう要求するばかりで、トップが会社の命運を懸けて原発の安全を守ると宣言するのを聞いたことがない。政府は事故時の避難計画に責任を負わねばならないが、福島事故のような状況に対し十分な放射線防護服を自衛隊や警察が準備しているかすら明らかでない。 東電、放射線データ全て公開へ 排水路問題受け(2015/03/30共同通信) 東京電力は30日、福島第1原発の排水路の雨水から法定基準を超える濃度の放射性物質が検出されたにもかかわらずデータを公開しなかった問題で、今後は第1原発で測定した放射線に関する全てのデータを公開すると発表した。システムの変更を伴うため公開時期は未定としており、記者会見した広瀬直己社長は「早く見通しを立てて示したい。まずは隠蔽体質と言われるところから脱却したい」と述べた。データは東電のホームページなどで公開し、数値が大きく変動した際には記者会見などで説明する。 |