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20182019


<POINT NEWS85>2015/03/06・・・(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)


sankaku85sankaku
2015/03/06sankaku03/11

 


大震災4年  生活再建を加速させよ(2015/03/11京都新聞)
マグニチュード9・0の巨大地震が東日本を襲い、津波が街をのみ込んだ「あの日」から4年がたった。死者・行方不明者は岩手、宮城、福島の3県で1万8千人を超え、20年前の阪神・淡路大震災をはるかに上回る。離れた地にいても、決して記憶を風化させず、被災地に思いを寄せ続けたい。復興は道半ばだ。今も3県の23万人近くが避難生活を送り、8万人以上が仮設住宅で暮らす。生活の基盤である住宅の整備は最優先の課題だが、災害公営住宅は建設予定戸数の2割も完成していない。かさ上げした高台に住宅などを移転する事業でも、宅地造成の完了は3割にとどまる。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/

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「不安倍増」略して「安倍」?(2015/03/11東京新聞)
人間のすることとは思えない行為を、さも平然と行う。中東や北アフリカでの過激派組織の蛮行は冷酷非道、無慈悲といった言葉しか見つからない。しかし、この一見平和に思える日本においても、忍び寄る不気味な不安を感じる。軍靴の音が近づいてくるような、暗い時代に向かっていく恐怖である。その正体は無論、現政権がつくり出す危うい雰囲気による。「決めるのは私だ」「この道しかない」などと異論を許さず、道理や機微が通じない。狡猾(こうかつ)で専制的。首相は昨年十一月の衆院解散を消費税増税先送りを問うためと言った。アベノミクスが争点とも強調した。なのに選挙の大勝が判明した途端、安保法制を含む政策全般が「国民の信を得た」と言ってのけた。そんな詭弁(きべん)は子どもの教育に悪いからやめてほしいが本人は本気のようだから恐ろしい。一内閣の判断で戦争への道を暴走しているかのごとくだ。このままでは国防軍になった自衛隊が他国や武装勢力と戦火を交え、血が流れる。若者らに犠牲が出る。過激派の憎悪を煽(あお)り、日本が、国民がテロの標的になる。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015031102000156.html

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社説:東日本大震災4年 復興に関わり続けよう(毎日新聞 2015年03月11日)
 東日本大震災の発生からきょうで4年を迎えた。約23万人がなお避難生活を送り、そのうち8万1730人はプレハブ仮設住宅での暮らしが続く。家族らが犠牲となり、住居を失った多くの人たちにとって、時計の針は止まったままだ。・・・ 総額25兆円の財源を確保した国の5年間の集中復興期間は来春終了する。政府は国による費用の全額負担を見直し、住宅や堤防建設など本体と位置づける事業以外での地元負担を検討している。だが、25兆円のうち9兆円近くは事業の遅れなどから使われていない。しかも、少なからぬ財源は被災地以外で流用されていた。
http://mainichi.jp/opinion/news/20150311k0000m070145000c2.html

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憂楽帳:戦争体験者の合作(毎日新聞 2015年03月11日 東京夕刊)
 「思い通りの談話でよかった」社会党元書記長の山口鶴男さん(89)は戦後50年の1995年夏に、当時の村山富市首相から掛かってきた電話を今も覚えている。同年8月15日、村山内閣は先の大戦の「植民地支配と侵略」を認めた首相談話を閣議決定した。村山内閣は自民、社会、さきがけの連立政権で、歴史認識は異なった。寄り合い所帯の内閣が「痛切な反省」「心からのお詫(わ)び」を表明できたのは、党派を超えた理解者がいたからだ。
http://mainichi.jp/shimen/news/20150311dde041070051000c.html

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脱原発訴えきょう集会 広島市中区(2015/03/11ヒロシマ平和メディアセンター)
 福島第1原発事故から4年となる11日、広島市中区の原爆ドーム前で、脱原発を訴える集会がある。原発再稼働に反対の意思を示そうと、被爆者や平和運動家たちが参加を呼び掛けている。午後6時から、県被団協の坪井直理事長たち呼び掛け人が演説。事故の責任を追及する「福島原発告訴団」(福島県田村市)メンバーによる現状報告もある。終了後、中国電力本社(中区)まで約1キロをデモ行進する。

http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=41806

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「原子力 明るい未来の…」看板撤去へ・双葉町(2015/03/11河北新報)
東京電力福島第1原発の立地町で、全町民が避難している福島県双葉町は、原子力のPR看板を掲げた町内2カ所のゲートを撤去する方針を決めた。老朽化が理由。看板は、原発との共生を目指した町の象徴だった。帰還困難区域の町中心部で町道をふさぐように倒壊している家屋も除去する。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150311_61031.html

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タンク堰から汚染水漏れ 747トン、地中に染み込む(2015/03/11福島民友)
 東京電力は10日、福島第1原発の汚染水タンク群を囲む二重の堰(せき)のうち、外側の堰にたまった雨水が漏れ、地中に染み込んだと発表した。推定で約747トンが2カ所から流出したとみられ、現場周辺の5カ所で採取した水を分析した結果、ベータ線を出す放射性物質が最大で1リットル当たり8300ベクレル検出した。
http://www.minyu-net.com/news/news/0311/news9.html

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せきから汚染雨水漏れ 第一原発で747トンが地中に(2015/03/11福島民報)
東電は同日、せき内に残った雨水を5カ所で採取し分析した。1リットル当たりのセシウム134はいずれも検出下限値未満、セシウム137は検出下限値未満から18ベクレル、ストロンチウム90は150ベクレル〜8300ベクレルの濃度で検出された。
 東電は雨水をせき外に排出する基準として、セシウム134は1リットル当たり15ベクレル未満、セシウム137は同25ベクレル未満、ストロンチウム90は同10ベクレル未満としている。
http://www.minpo.jp/news/detail/2015031121479

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(時時刻刻)歴史・原発、日独の距離感 安倍・メルケル会談(2015/03/10朝日新聞)
 安倍晋三首相とドイツのアンゲラ・メルケル首相が9日、ウクライナ危機への対処やテロ対策、経済連携などで一致した。ただ、メルケル首相が首脳会談の中で歴史認識に触れたものの、両首脳間でやりとりはなかった。「脱原発」を巡っては両国の方向性の違いが浮き彫りになった。・・・メルケル首相は9日夜の共同記者会見で、第2次大戦後にドイツが周辺国と和解するため、戦時中の過去と向き合う努力をしてきたことを強調した。メルケル首相は会見で、安倍首相との首脳会談の中でこうしたドイツの取り組みに言及したことも明かした。首脳会談に先立つ9日昼の来日講演会では、メルケル首相はさらに踏み込んでいた。東アジアで歴史や領有権を巡り、隣国同士の緊張関係が続いていることを問われたメルケル首相は、「ドイツの首相としてこの地域にアドバイスをする立場にはない」と前置きしつつ、雄弁だった。「大切なことは、平和的な解決策を見いだそうとする試みだ」・・・メルケル首相に同行した独テレビの記者は「メルケル首相は助言しないと言いつつ、実際は日本にアドバイスしていた」と報じた。ロイター通信は、メルケル首相は日本に過去と向き合うよう思い起こさせた、と伝えた。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11641525.html

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「安倍さんに『侵略した』と言ってほしい」 北岡氏、シンポで発言 70年談話(2015/03/10朝日新聞)

 戦後70年に合わせた安倍晋三首相による「安倍談話」について検討する「21世紀構想懇談会」の座長代理で、国際大学学長の北岡伸一氏は9日、東京都内で開かれたシンポジウムに出席した。講師の一人として参加した北岡氏は首相の歴史認識に関して、「私は安倍さんに『日本は侵略した』と言ってほしい」と述べた。北岡氏は「日本全体としては侵略して、悪い戦争をして、たくさんの中国人を殺して、誠に申し訳ないということは、日本の歴史研究者に聞けば99%そう言うと思う」と指摘した。会場から「安倍さんが前向きにしたいというのは正しい姿勢だが、何があったか、何がなかったかを否定しようとしている」との意見が出たことを踏まえて答えた。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11641440.html?ref=pcviewpage

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(社説)東京大空襲 被害と責任見つめ直す(2015/03/10朝日新聞)

米軍の無差別爆撃で推定10万人が犠牲になった東京大空襲から、きょうで70年になる。約300機のB29爆撃機が首都の夜空に飛来し、33万発の焼夷(しょうい)弾を投下した。当時、下町一帯が炎に包まれても、市民には消火活動をする義務が課せられていた。子どもや女性、老人が逃げ場を失い、命を落とした。東京大空襲は、都市そのものの徹底破壊をねらった米軍の絨毯(じゅうたん)爆撃の始まりとなった。この後、名古屋、大阪、神戸が大規模な空襲を受け、終戦までに主要都市は焦土となった。沖縄の地上戦や広島、長崎への原爆投下、艦砲射撃を合わせれば、市民の犠牲者は国内だけで50万人を優に超すともいう。・・・無謀な戦争に突入したことへの反省が、戦後日本の歩みの出発点であるからだ。・・・ そんな中で高齢の被災者が訴えることをやめないのは、被害を知る自分たちが生きているうちに国の責任を明確にし、戦争を二度と繰り返さないための礎にしたいとの思いからだ。空襲被害だけみても、国による実態調査は十分ではない。どれほどの人がけがをし、家族や財産を失ったのか。少なくともこうした実情を調べることが、過ちを起こさないとの将来へのメッセージになろう。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11641425.html

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(声)平和は歩いてきてはくれない(2015/03/10朝日新聞)作家 早乙女勝元(東京都 82)

10万人もの命が一夜で失われた「炎の夜」から70年。思い起こせば、私が「東京空襲を記録する会」を呼びかけたのは1970年で30代だった。組織的な記録運動と並行して、岩波新書の「東京大空襲」を一気に書き上げられたのは、まだ人生の折り返し点だったからだろう。人生を一日に例えるなら、太陽は頭上に輝いていたのだが、いつの間にか西の空に落ちつつある。言わねばならないことを、言わないままにしてはなるまい。国が始めた戦争は国が責任を取るべきなのだ。にもかかわらず空襲被害者を遠いかなたに置き去りにしたまま、国は「いつか来た道」へと暴走を加速させている。民間人の戦禍は「風化」させられてきた。黙っていれば認めたことになるし、体験者がひと声を上げなければ、なかったことにもされかねない。戦禍を語りつぐ民立民営の「東京大空襲・戦災資料センター」(東京都江東区)の恒久的な維持は容易ではないが、あの日あの時の声なき声を語り継ぎ、次世代が二度と戦火の下を逃げ惑うことを許さぬ明日のために、もう一踏ん張りと心している。平和は歩いてきてはくれない。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11641418.html

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(声)原発、生命の悲鳴を聞き取ろう(2015/03/10朝日新聞)高校生 江方智香(神奈川県 18)

 東日本大震災を機に、原発は本当に必要かどうか問われている。私は今まで、周辺住民はみんな反原発だと思い込んでいた。だが、必ずしもそうでないようだ。リスクと引き換えに、生活と街の将来に活路を見いだす住民も少なくない。原発関連の仕事などで地元が潤うからだ。そう考えると、原発を否定できなくなってくる。そう思いながら私は、立ち入り禁止区域で生まれた猫を飼っている。ペットが欲しかったので家族と相談し、動物保護団体を通じて引き取ったのだ。原発の被害を受けているのは、人間だけではないことを痛感する。今でも被災地に取り残されている動物はたくさんいる。人間の利潤ばかりを考えてはいけない。人間以外の生命の悲鳴にも耳を傾けて、原発の是非についてみんなが考えることが第一歩だと思う。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11641419.html?ref=pcviewpage

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ウクライナ安定へ連携 独首相、歴史認識に会見で言及 日独首脳会談(2015/03/10朝日新聞)
メルケル首相は歴史認識についても触れ、会談後の記者会見では「過去の総括は和解のための前提になっている」と語った。・・・ 会談後の記者会見で、メルケル首相は「(ナチスドイツの)過去の総括は和解の前提になっている。和解の仕事があったからこそ、EU(欧州連合)をつくることができた」と述べ、地域の安定には和解の努力が不可欠であるとの認識を示した。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11641577.html

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東京大空襲きょう70年、10万人を悼む 被害全容、いまだ分からず(2015/03/10朝日新聞)

一夜で約10万人が死亡したとされる東京大空襲から、10日で70年になる。壊滅的な被害を受けた東京の下町では様々な追悼行事が予定されており、改めて平和を祈る一日を迎える。1945年3月10日未明、米軍のB29爆撃機約300機が東京都の東部に約1700トンの焼夷弾(しょういだん)を投下。火は強風にあおられ、木造家屋の密集地帯が火に包まれた。現在の江東、墨田、台東区がほぼ焼け野原に。米軍は以降、名古屋、大阪、神戸といった大都市や中小都市への爆撃を本格化させた。空襲の犠牲者は、全国で20万人超(原爆被害を除く)と言われる。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11641581.html

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アラスカの石油開発に大統領が「待った」(2015/02/13ナショナルジオグラフィックス)
先週、米国のオバマ大統領は連邦政府が所有するアラスカ州の土地と海域において 、当面の石油探査を禁止する方針を打ち出した。対象となるのは北極圏国立野生生物保護区(ANWR) 内の土地4万8600平方キロと、ボーフォート海とチュクチ海にわたる4万500平方キロの海域だ。この政策は、米国の石油生産に大きな影響を与えることはないだろう。アラスカ州の石油産出量は米国全体の7%に過ぎず、今回指定された区域の大半は数十年前から商業利用が禁じられているからだ。・・・ オバマ政権は、ANWRでさらなる探査と採掘を行うのではなく、保護区を開発の対象としないという方針をあらためて強調した。環境保護団体「ウィルダネス・ソサエティ」のアラスカ地区ディレクター、ニコル・ホイッティントン・エバンス氏は「大統領が北極圏の保護区にある価値を認めてくれたのは大変喜ばしいことです」と歓迎する。「アラスカの自然は国の財産です。無数にいる渡り鳥、ホッキョクグマ、そして地元の人々が生活の糧とするポーキュパインカリブー(トナカイの亜種)の群れにとっても、重要な土地なのです」
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150210/435091/

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週のはじめに考える 原因不明で動かせるか(2015/03/08東京新聞)
福島の原発事故から四年がたとうとしているが、事故原因は不明のままです。それで再稼働を急ごうとするところにそもそも無理があるのではないか。たとえば自動車が設計などの問題で事故を起こしたら、原因を突き止め、同種の車も直したうえで走らせるではありませんか。子どもでも分かることです。原因究明が不十分なままでは再稼働にかかわる議論に入れない、と言い続けているのは、新潟県の泉田裕彦知事です。・・・知事の不安は、少なからぬ国民の不安でもあるでしょう。不安は二つに分けられそうです。第一は、原因不明とそれを許している無責任体制です。東電はもちろん、政治家も役人も、学者も、です。東電は政治家と役人のかげに隠れ、政治家は東電と役人のせいにし、役人は審議会などの学者たちのせいにして、結局だれも自分が悪かったとは言わない。学者たちはさすがにばつが悪いのか、原子力学会や地震学会は反省を述べましたが、だれが悪いのかはよく分からない。・・・一九七八年、米スリーマイル島原発事故の前年、オーストリアでは国民投票で過半数が反対し、スウェーデン、イタリアが続き、ドイツはメルケル政権より前の二〇〇〇年に政府と電力業界の合意で最初の脱原発方針を決めている。原因不明のまま、国民に是非も聞かないというところに、この国の政治家、役人たちの根源的な隠蔽(いんぺい)体質があると言っても過言ではないでしょう。国民に聞けないのは、世論調査結果がすでに非を述べているからでしょうか。もしそうならば、これほど国民をばかにした話はありません。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015030802000135.html

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介護施設:福島東部で入所制限 高齢者増と職員不足深刻(毎日新聞 2015年03月08日)
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で被災した福島県東部15市町村にある特別養護老人ホームと介護老人保健施設計54施設(未再開の9施設を除く)のうち、約4分の1にあたる13施設が入所者の受け入れを定員未満に制限していることが県や市町村への取材で分かった。津波や原発事故による避難者のうち若い世代の帰還が進まず、高齢化率が上がって入所希望者が増えたのに対し、介護職員の数が足りないのが原因。
http://mainichi.jp/select/news/20150308k0000e040091000c.html

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憂楽帳:関宿を次代に(毎日新聞 2015年03月07日 中部夕刊)

初春、往時の景観をほうふつさせる町屋(まちや)をめでながら、ゆっくりと歩を進めると、妙に心が癒やされた。江戸時代の風情がそこかしこに残る三重県亀山市の関宿。都市化を免れ、1984年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選ばれて以来、30年の節目を過ぎた。旧東海道の53宿のうち、指定はここだけ。東西約1・8キロに及ぶ街道沿いの電柱を撤去し、建物の復元にも取り組んでいる。もっとも、約400戸がびっしり軒を連ねているため、駐車場の確保が難儀だし、家の造りも古いため、すきま風も入る。生活空間としては何かと不便も多いが、市まちなみ文化財室は「暮らしながら保存することにこだわってきた」という。そんな集落にも高齢化の波が押し寄せている。「いかに次代に引き継いでいくかが課題です」
http://mainichi.jp/opinion/news/20150307ddh041070009000c.html

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原発敷地内、積もる廃棄物 福島第一(2015/03/08朝日新聞)
廃炉に向けた作業が行われている東京電力福島第一原発で、行き場の決まらない廃棄物がたまり続けている。4年前の原発事故から今年1月末までに発生したのは、放射性物質で汚染された計25万8300立方メートル。25メートルプールにすると約650杯になる量だ。東電によると、原子炉建屋周辺に散らばったがれきや工事の廃材、使用済みの防護服などが17万8600立方メートルある。汚染水タンク置き場をつくるために切った木は7万9700立方メートル、汚染水から放射性物質を除去した吸着体も1846本ある。国・東電の工程表によると、処分の基本的な考え方が示されるのは2017年度だ。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11638924.html

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独のメルケル首相、あす7年ぶり来日(2015/03/08朝日新聞)
ドイツのメルケル首相が9日、7年ぶりに来日し、安倍晋三首相と会談する。混迷するウクライナ問題での連携や日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)の交渉推進などで一致する見通しだ。日中韓がぎくしゃくするなか、メルケル氏が9、10日の訪日中に、同じ敗戦国として歴史認識問題などに言及するかも注目される。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11638923.html

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(日曜に想う)「和製メルケル」クオータ制から 特別編集委員・冨永格(2015/03/08朝日新聞)
自動車の取材で赴いたドイツ南部のシュツットガルト。案内所でホテルの手配を頼むと、手際よく予約してくれた。毎度きちんとした国だと感心していたら、市内の電車バスが翌日まで無料になるチケットを手渡された。同じ旅で旧東独のライプチヒ大学を訪れた。ゲーテ、ニーチェ、ワーグナーらが並ぶ「在籍した偉人」の末尾にアンゲラ・メルケルの名がある。旧西独で生まれたメルケル首相(60)は、牧師だった父の転勤で東へ。ライプチヒの反政府デモに始まり、ベルリンの壁崩壊に至る激動を、東側の物理研究者として見届ける。最後は統一を求める新党に参じ、科学から政治へと人生のかじを大きく、賢く切った。 いまや欧州政治に欠かせぬ顔だ。ウクライナでの停戦を仲介し、ギリシャ債務問題では欧州連合(EU)を代表してユーロ防衛の大義を説く。母国の経済力にも裏打ちされた存在感は、EU首脳の間で抜きんでている。・・・政治が「男の世界」なのは欧州とて同じだが、北欧を中心に女性の大統領や首相は珍しくない。男優位の空気が残るラテン文化圏も変わりつつある。フランスでは07年の大統領選で左派の女性候補があと一歩に迫り、大衆人気で勝る右翼政党は創設者の三女が率いている。EU外相にあたる重職を務めるのは41歳のイタリア女性だ。・・・ 翻って、我が国の惨状である。国会議員の女性比率は衆院が9%台、参院も16%で、主要国では恥ずかしいほど低い。地方議員は12%弱、ひと時代前の「男湯議会」もたくさん残る。・・・サッチャー氏は首相になった翌月、東京での主要国首脳会議に臨んだ。記者会見で「初の女性首相として」と聞かれると、質問を遮り「私は女性の首相ではなく、英国の首相です」と厳しい口調で釘を刺したという。通訳を務めた村松増美さんの回顧録にある。皆が「鉄」になれるわけではない。頂点を争う地位にまで女性を押し上げるには、強いルールで人材のすそ野を広げることだ。夢はるかでも、世界を動かす和製メルケルを待ちたい。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11638859.html

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(東京大空襲70年)赤い空、戻らぬ教え子 88歳元担任、28人への思い今も(2015/03/08朝日新聞)
 はじめて担任を受け持った2年2組には、28人の児童がいた。70年間、その誰とも会えていない――。東京大空襲で多くの教え子を失った元教師の女性が8日、東京都内で“最後”の講演に臨む。・・・ブーッと獣のうなり声のような音が響く。米軍の爆撃機B29による空襲だ。当時18歳。東京都城東区(現・江東区)の第一大島国民学校で働く、駆け出しの教師だった。学校は。子どもたちは。音が静まり、穴から出た。東京の空が赤い。早朝。電車は動いていない。学校まで直線距離で約10キロの道のりを急いだ。焼け焦げた髪、すすけた顔面。死臭が漂う。何かにつまずいた。丸太だと思ったが、遺体だった。・・・やっとたどり着いた学校は、土台だけの姿に。焼土で28人を捜した。家の場所すら見当がつかない。生死が判明したのはケイコちゃん一人だけ。「自宅の土蔵で亡くなった」と近所の男性が言った。名簿も焼け、いつしか児童の名前も思い出せなくなっていった。 「軍国少女でした」田近さんは当時を振り返る。「欲しがりません勝つまでは」。児童にも、そう教えた。敗戦後、夜間大学に入り、戦争に至る歴史を学び直した。教師として、自らの体験を教室で語り始めた。「先生は、初めて担任として持った子どもたちを亡くしました」「戦争は人間がするということ、そして、身近な『生』がなくなるということ」。57歳で退職するまで、語り続けた。「あんなにおそろしいことは、できればもう思い出したくない」。だから退職後は、求められない限り講演をしてこなかった。大勢の前で話すのは約10年ぶり。記憶が薄れゆくなか、「今回が最後」との思いで依頼を引き受けた。=「私には戦争の重さ、悲しさを、生の声で伝える使命がある。そうでないと、教え子に申し訳ない」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11638901.html

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小出・京大助教「原発は犠牲を他者に」 退職前に講演(2015/03/07共同通信)
京都大原子炉実験所助教の小出裕章さんの現職では関西で最後となる講演が7日、京都市下京区のシルクホールであった。小出さんは「原子力は徹頭徹尾危険で、犠牲を他者にしわ寄せする」と指摘し、原発再稼働に向けた審査が進む流れを「避難計画は自治体任せで誰も責任を取らない仕組みだ」と批判した。・・・小出さんは、汚染水が増加している東京電力福島第1原発の現状を「施設全体が放射能の沼のようになっている」と表現。研究者としての経験を踏まえ、「原子力の場にいた人間として大きな責任がある。子どもたちの被ばくを少しでも少なくしたい」と語った。また「仮に事故にならなくても生み出してしまった放射性物質は消えない」と原発の問題点を挙げた。「人間という生物種のスケールでも測れない長い期間、責任を取れない毒物を生み出す。いいかげんに目を覚まし、原子力利用から抜け出ることが大切だ」と訴えた。
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20150307000149

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一滴の燃料も使わずに世界一周飛行?(じゅん / 2015年3月7日みどりの1kWh)
ケロシンなどの化石燃料を一滴も使わないで世界一周飛行をするという試みが、いよいよスタートしようとしている。太陽エネルギーのみで空を飛ぶ夢に挑戦し続けてきたスイスの冒険家、ベルトラン・ピカール氏らの計画が成功するかどうか注目されている。・・・ピカール氏が太陽エネルギーのみでの世界一周飛行を実現させようと思いついたのは、熱気球による無着陸地球一周を成功させた時だったという。この気球による地球一周計画で使われた液体ガスは合計3.7トンという膨大な量に達したが、最後は燃料が残り少なくなって計画が失敗する危険さえあったという。その時に、人類が限りある化石燃料を浪費している事実に気づき、次はこうした燃料を一切使わず、再生可能エネルギーのみでの飛行を実現させようと決心し、パイロット仲間の同じスイス人のアンドレ・ボルシュベルク氏とともに2003年にソーラー・インパルス・プロジェクトを立ち上げたという。
http://midori1kwh.de/2015/03/07/6646#more-6646

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「原発は廃止」86% コープさが生協アンケート(2015/03/06佐賀新聞)
 コープさが生協(干潟由美子会長)が組合員を対象に原発と電力供給をテーマに行ったアンケートで、8割以上が「原発を廃止すべき」と回答した。時期については「将来」が53%で、「すぐ」が33%。理由として「事故の可能性がゼロではなく、事故による被害が大きすぎる」が85%に上った。・・・ 「廃止すべき」とした理由はほかに、「使用済み核燃料の処分方法が決まっていない」が69%だった。事故のリスクに加え、使用済み核燃料の処理技術が確立されていないことに対する不安の大きさが表れた。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/163292

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放射性廃液処理タンクの液位低下 系統外への漏れなし(2015/03/06静岡新聞)
中部電力は5日、浜岡原発1〜5号機の放射性廃液を集めて減容処理する建屋のタンクで、操作していないのに液位が低下する不具合が発生したと発表した。廃液の系統外への漏れはなく、敷地外への放射能の影響もないとしている。同タンクでは120立方メートルたまっていた廃液が18立方メートル減っていた。一方、2号機にある廃液収集タンクでは液位が20立方メートル上昇していた。
http://www.at-s.com/news/detail/1174174021.html

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港湾内にまた汚染水流出か 福島第1原発側溝で高濃度(2015/03/05共同通信)

 東京電力は5日、福島第1原発の港湾内に流れ込む排水路とつながる側溝で3日に採取した水から、ベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1900ベクレルと比較的高い値で検出されたと発表した。東電は「雨水などとともに、排水路を通じてそのまま港湾内に流出していたとみられる」としている。
http://www.47news.jp/CN/201503/CN2015030501001767.html

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日本人だから安全という時代は終わった(2015/03/07みどりの1kWh)
黒い装束にナイフを持った覆面男の横で、オレンジ色の囚人服を着てひざまずく後藤健二さんの映像が頭から消えない。・・・日本人は最も安全な国の一つに住んでいる。しかし、イスラム国によって二人の日本人人質が殺されたことにより、日本人は今、世界最大の脅威の一つを直接感じさせられている。日本は200年もの間、将軍家の支配下で世界から孤立していた。その後には、台頭する軍事主義と第2次世界大戦前の隣国支配が、惨たんな結果を招いた。日本は再び孤立していたのである。そしてここ20年来、日本は及び腰ながらも、またその軍国主義への食指を伸ばしてきている。首相になってからのこの2年間、安倍晋三はこれまでになかった強い意志をもって、日本に国際政治の舞台で、より大きな役割を担わせようとしている。人質事件がその対外政策にどんな影響を持つかについては、まだ見えてこない。しかし、過去の経験から見れば、日本はしばらくしたら再び、自らの軍事的役割を拡大しようとするだろう。そのための大きなテストはこの春になるかもしれない。自衛隊の仕事を拡大しようという安倍の提案について国会で審議されるのだ。・・・2004年に日本は、イラク復興のために数百人の自衛隊員を派遣した。これは戦闘要員ではなかったものの、それまでの政策とは手を切るものであった。自衛隊の権限を拡大する特別法を作った。そこでも自衛隊員が人質にとられている。その1人は首を斬られた状態で、その体は米国の国旗にくるまれて見つかった。その前に当時の小泉首相は、自衛隊を撤退させることを拒んでいた。
http://midori1kwh.de/2015/03/07/6652#more-6652

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原発安全協定 本当に前進したのか(2015/03/07東京新聞)
京都府と関西電力が結んだ高浜原発(福井県高浜町)に関する安全協定は、立地自治体以外では初めての試みで、地域の安全環境は一歩前進したという。だがこの協定で、本当に府民を守れるか。本当に前進したのだろうか。・・・ところが、府民がどれだけ不安や危険を感じても、従来通り、京都府に再稼働を止める権利はない。関電側の説明に、結局納得するしかないのである。説明と質疑のやりとりだけで、本当に府民の不安を解消し、安全を確保できるのか。高浜原発3、4号機は、原子力規制委員会に安全対策についての了解を受け、再稼働に最も近いとされている。それは「定期検査後の再開」と位置付けられて、事前説明の対象にはならないという。・・・福島の事故の被害や影響は県境を越えて広範囲に及び、多くの被災者が、四年を経てなお、県外に避難したままである。3・11以降、国民全体が原発当事者としての自覚を強くした。再稼働の是非は国民的課題になった。より広く、広範な議論の上で、国民の同意がなければ、原発を動かせない時代なのだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015030702000163.html

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社説:集団的自衛権 事態がどんどん増える(毎日新聞 2015年03月07日)
 日本の安全が脅かされるような場合にその事態をどう認定し、自衛隊にどんな活動を求めるのか、政府の提案ではよく分からない。安全保障法制の与党協議で、政府は、集団的自衛権を行使できる状況を「新事態」と定義し、関連法案を改正する方針を示した。だが他のいくつかの事態と重なり合う部分が多く、整理し切れていないようだ。・・・分かりやすく言えば、集団的自衛権の行使を認めるのは「国民に、我が国が武力攻撃を受けた場合と同様な深刻、重大な被害が及ぶことが明らかな状況」ということだ。安倍晋三首相が国会でそう答弁している。この説明に従えば、新事態の概念は、「武力攻撃予測事態」とかなり重なり合うのではないか。さらに他国への攻撃があった状況では、もう一つ新しい事態が加わる。政府は、周辺事態法を抜本的に改正して、日本の平和と安全に重要な影響を与える「重要影響事態(仮称)」を新たに定め、地理的な制約なく自衛隊による他国軍への後方支援を可能にしようとしている。

http://mainichi.jp/opinion/news/20150307k0000m070190000c.html

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ヴォーリズ建築:新たに複数現存か 県内関係の建築リストに20棟以上−−建築遺産楽会/静岡(毎日新聞 2015年03月07日 地方版)

米国出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880〜1964年)が設計した県内関係の建築リストが20棟以上分存在することが、県内の建築士らで作る任意団体「静岡建築遺産楽会(がっかい)」への取材で分かった。これまで県内では国登録有形文化財「旧マッケンジー住宅」(静岡市駿河区高松)と「旧英和女学院宣教師館」(同市葵区西草深町)の2棟のみが一般に知られていたが、新たに複数のヴォーリズ建築が現存する可能性が出てきた。・・・今年2月までの調査で、日本福音ルーテル栄光教会焼津礼拝堂(焼津市栄町)の現存を確認。礼拝堂は、同市を母港とするマグロ漁船「第五福竜丸」が米国によるビキニ環礁水爆実験で被爆した1954年3月の直後の完成で、屋根や扉など一部は改修されているが基本的には建築当時のまま。現在も聖書の勉強会や毎週日曜日の礼拝で使われている。焼津礼拝堂以外にもYMCA東山荘フィッシャー館(御殿場市東山)などヴォーリズ建築の可能性が高いものがある一方、取り壊しになったものや特定できない物件もあり、楽会は来年度まで調査を継続して行う。
http://mainichi.jp/feature/news/20150307ddlk22040173000c.html

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密林に「伝説の都市」遺跡 ホンジュラス(2015/03/07朝日新聞)
 中米ホンジュラス東部の密林で古代都市の遺跡が見つかったと、2日付の米雑誌「ナショナル・ジオグラフィック」が報じた。「白い街」や「猿神王国」が存在したとの伝説があったが、実在したかどうか謎とされていた。・・・遺跡は西暦1000年から1400年にさかのぼると推定。土のピラミッドや副葬品と思われる石像、貯水池やかんがい設備などの痕跡もあったという。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11636992.html

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(ザ・コラム)福島第一原発事故4年 「願望主義」復活させるな 上田俊英(2015/03/07朝日新聞)
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故が起こって、4年がたつ。昨春から福島に住んでいて日々募るのは「これが先進国なのか」という思いである。避難を続ける福島県民は少なくとも12万人にのぼる。避難指示区域を南北に貫く国道6号やその周辺を車で通れば、朽ちかけた家々、おびただしい数の除染廃棄物を入れた袋、野ざらしのがれきなどが、いやでも目に入る。・・・ 福島第一原発事故で、私たちはそのことを十分に学んだ。事故の収束も、復興への道筋もまだ見えていない。原子力の「願望主義」を復活させてはならない。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11636954.html

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(声)生涯を支配し続ける戦争体験(2015/03/07朝日新聞)無職 大迫輝通(岐阜県 91)

 戦中派老人の願いを伝えたい。私は1944年秋に入隊。終戦を旧満州(中国東北部)で迎え、3年近くシベリアに抑留されて飢餓と重労働、極寒の三重苦を体験した。48年引き揚げ船で京都・舞鶴港に上陸し、やっと復員できた。戦後70年。人生総括の物思いにふけることが多い。だが、脳裏には戦中の十数年間の体験と印象が強烈に刻み込まれ、いつも戦争のことばかり思い出してしまう。今も親しくしている友のほとんどは戦中に行動を共にした。彼らも70年もの平和の間、片時も戦争を忘れることなく生きてきた。そしてこのような意識は、加齢とともに強まりこそすれ、決して弱まることはないのだ。いま気になるのは、戦争を知らない政治家たちの勇ましい言動だ。万が一、戦争になれば犠牲になるのはいつも若者である。死を免れても、その体験がトラウマとして生涯を支配し続けることは、我々が身をもって体験している。これからの70年も平和であるように。私が体験した「三重苦」を若者が味わわないように――。戦後、戦死した友の分も生きよう、彼らの無念の思いの代弁をとの一念で生きてきた老人の祈りだ。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11636961.html

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40億年前、火星に深さ1.6kmの海(2015/03/06ナショナルジオグラフィックス)
NASA研究者ら、火星大気の組成より分析。高性能望遠鏡を使った観測により、40億年前の火星には深さ1600m以上の海があり、その表面のかなりの部分を覆っていたことが、3月5日付の科学誌『Science』に報告された研究結果で明らかになった。川底にあった小石、古代の海岸線、河口の三角州、水中で形成された鉱物など、火星の表面に水が存在していたことを示唆する痕跡はこれまでにも多数見つかっている。今回も、火星にかつて大量の水があったとする推測を強く裏づけるものだった。

http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150306/438249/

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国内平穏でも武力行使 集団的自衛権 法制化素案(2015/03/06東京新聞)
 他国を武力で守る集団的自衛権の行使を可能にするため、政府がまとめた新たな安全保障法制の素案。行使の要件である「国民の生命が覆される明白な危険」が拡大解釈され、日本国内は平穏なのに、自衛隊が海外で武力行使に踏み切ることが現実味を帯び始めた。武力行使の内容や地理的な範囲もあいまいで、際限なく広がる可能性がある。安保法制整備に関する自民、公明両党の与党協議は六日から、集団的自衛権の議論に入る。本当に歯止めをかけるつもりがあるのかが問われる。 (金杉貴雄)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2015030602000140.html

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原因の公表 国に要請を 米軍基地燃料漏れ 岩国市に共産市議団(2015/03/06ヒロシマ平和メディアセンター)
 岩国市の米海兵隊岩国基地で1月中旬、米軍に引き渡す前の航空機給油施設の地下配管から燃料が大量に漏れていたことを受け、共産党市議団と同党市委員会は5日、原因や再発防止策の市民への公表を国に強く求めるよう、市に申し入れた。 ・・・燃料漏れは、昨年8月の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)からのKC130空中給油機部隊移転に伴い、防衛局が発注した工事中の給油施設で発生。防衛局によると、漏れたのは最大約1万5千リットル。防衛局は県に報告しておらず、県は今月3日、速やかな情報提供を防衛局に申し入れた。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=41650

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「女性の尊厳」バラに願い 連合、街頭で訴え(2015/03/06朝日新聞)

 8日の「国際女性デー」を前に、連合は5日、東京・有楽町の街頭でバラの花3千本を配り、女性の働きやすさを実現するための長時間労働の是正や待遇改善などを訴えた。国際女性デーは、1857年3月8日に米国の女性労働者らが劣悪な労働環境の改善を求めたことなどが始まりとされる。バラは「女性の尊厳」のシンボルとされ、赤いジャンパー姿の組合員約70人が配った。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11635105.html

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メキシコ、麻薬組織掃討作戦 大物を相次ぎ逮捕(2015/03/06朝日新聞)

メキシコ当局が麻薬組織の掃討作戦に力を入れている。2月末に同国最大規模とされる麻薬カルテルのトップを逮捕したのに続き、4日には麻薬カルテル「セタス」のトップ、オマル・トレビノ・モラレス容疑者を逮捕した。同国では昨年、43人の学生が麻薬組織に拉致され殺された事件が起きるなど、麻薬組織による社会不安がおさまらず、ペニャニエト大統領にとって治安回復は重要課題となっている。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11635127.html

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(声)かつての活力失った大学に驚き(2015/03/06朝日新聞)大学生 田崎忠雄(埼玉県 59)

東日本大震災に衝撃を受け、自分に何ができるか考えようと、一昨年、35年前に卒業した大学に編入学しました。そこで大学の雰囲気が変わったと実感しました。最初は、学生がずいぶんおとなしくなったと感じました。なぜか分かりませんでしたが、時が経つにつれて見えてきたものがあります。まず、学生自治会がありません。かつて学生による自治が当たり前とされ、学生も教授会も自治を大切にしました。さらに、私が住んでいた学生管理の寮は、オートロック式の学生マンションに変わっていました。寮名も寮歌も消えました。大学祭では、政治的な主張は影をひそめ、音楽や踊りや模擬店が中心です。今の若い者は政治に関心を持たないし投票にも行かない、海外留学を目指す積極的学生も少なくなったと言われます。実際、この2年間は政治をどう考えるかの議論も、東日本大震災や東京電力福島第一原発を巡る議論も学生から聞いたことがありません。学生自治が消え、結果として、自ら考えて行動する学生が減っていったのではないでしょうか。大学は衰退してしまったように思われてなりません。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11635069.html?ref=pcviewpage

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(社説)電力改革法案 「骨抜き」解釈を許すな(2015/03/06朝日新聞)

電力やガスの市場を改革する政府の関連法案が国会に提出された。電力については原発事故を機に進めてきた改革の総仕上げとなる法案だ。与野党審議を通じて「新しいエネルギー社会をつくる」改革の趣旨を確かなものにし、今国会ですみやかに成立させてもらいたい。原発事故とその直後の電力不足を通じて、地域独占・大規模集中立地・発送電一体という電力システムのもろさが露呈した。これを受けて、政府は2013年から段階を踏んで法改正を進めてきた。・・・気になるのは、法案の付則として設けられることになった「検証規定」だ。発送電分離の前後に、需給状況や電気料金の水準などを検証し、必要があれば「措置を講ずる」ことが盛り込まれた。電力大手は発送電分離に反対してきた経緯がある。今年1月には業界団体である電気事業連合会の八木誠会長(関西電力社長)が発送電分離について「問題が生じる場合は、実施時期の見直しを含め、柔軟に改革を進める必要がある」と表明した。原発再稼働が進んでいることなどが前提になるとの立場だ。 宮沢洋一経産相は「実施時期はしっかり守る」と強調するが、八木会長は2月の会見で検証規定について延期も含むものと理解していると述べ、規定の解釈が玉虫色になっているのが現状だ。言うまでもなく、発送電分離は再生可能エネルギーの割合を増やし、事故で国民の信頼を失った原発を減らしていくうえでも不可欠な政策だ。原発再稼働と引き換えにするようなものではない。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11635066.html

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働く人の権利、知って 自衛のため、若者へ取り組み広がる(2015/03/06朝日新聞)
 高校生など若い世代に対し、働く人の権利などを教える「労働教育」の取り組みが広がっている。若者を酷使する「ブラック企業」問題が指摘され、社会に出る若者に自分を守る方法を身につけてもらう狙いだ。・・・労働教育には各地の専門家の団体が熱心に取り組んでいる。東京司法書士会の森香苗法教育委員長によると、同会では年間約20校で法律教室を開いている。全国社会保険労務士連合会は、労働や年金をテーマに13年度は大学、高校など381カ所で約4万4500人に出前授業をした。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11635049.html

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汚染水、また流出か 福島第一、タンク横側溝から(2015/03/06朝日新聞)

 東京電力は5日、福島第一原発の高濃度汚染水をためているタンクの周辺の側溝にたまった水から、比較的高い濃度で放射性物質が検出されたと発表した。3日夜に降った雨の影響で、排水路を通じて港湾内の海に流れ出たとみている。タンクの水漏れは確認されておらず、原因を調査する。東電によると、3日にとった側溝内のたまり水を測定したところ、ベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり1900ベクレル検出された。流出量は不明。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11635135.html

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最古のヒト属化石を発見、猿人からの進化に新証拠(2015/03/06ナショナルジオグラフィックス)
ヒト属の起源を知る重大な手掛かりとなる2つの化石が、3月4日付『Science』誌と同日付『Nature』誌にそれぞれ発表された。

 どちらも下顎骨の化石で、一方はエチオピアで2013年1月に発掘されたばかりの化石、もう一方は半世紀前に発見された重要な標本をCGで復元したものである。これらの化石は、我々が属するヒト属(ホモ属)が猿人(アウストラロピテクス)からいかに進化したかについて、新たな証拠を与えてくれる。エチオピアで発掘された化石は、東アフリカでのヒト属の出現を、これまでよりも50万年近くさかのぼらせ、280万年前とするものである。これは、アウストラロピテクス・アファレンシス(アファール猿人)が最後に存在していたとされる300万年前にほど近い。・・・ アファールで発見された230万年前のヒト属AL 666-1の上顎よりも50万年後のものであるにもかかわらず、新しく再現された顎骨は、明らかに原始的である。このことは、230万年前より前に、さらに原始的なヒト属が存在しており、それが2つの系統に分かれたことを示唆している。

 そして、エチオピアで新しく発見された280万年前の顎も、その条件にピタリと当てはまるのだ。・・・ 同時期に存在した3つの種(ホモ・ハビリス、ホモ・ルドルフエンシス、ホモ・エレクトス)が個別に脳の大きさを進化させたとは考えにくいため、それらに共通の祖先が、これまで考えていたよりもずっと昔から、すでに大きな脳を持つ針路を取っていたと考えられる。このことは、今まで考えられていた、ヒト属の系統における脳の大型化と最初の石器の間の関係を覆すかもしれない。
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150305/438060/

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港湾内にまた汚染水流出か 福島第1原発側溝で高濃度(2015/03/05共同通信)

東京電力は5日、福島第1原発の港湾内に流れ込む排水路とつながる側溝で3日に採取した水から、ベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1900ベクレルと比較的高い値で検出されたと発表した。東電は「雨水などとともに、排水路を通じてそのまま港湾内に流出していたとみられる」としている。高濃度の汚染雨水が港湾外に長期間流出していたのとは別の排水路。東電が調査しているが、原因は不明。周辺に設置された汚染水を保管するタンクの水位などに異常はなく、東電は「タンクから汚染水が漏れた可能性は低い」と説明している。
http://www.47news.jp/CN/201503/CN2015030501001767.html

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原発標語前 考案者が胸痛め「脱原発」発信(2015/03/05河北新報)
 東京電力福島第1原発事故で住民の大半が避難する福島県双葉町で、写真を撮り続けている男性がいる。撮影ポイントは「原子力 明るい未来のエネルギー」との看板が掲げられた町中心部へのゲート前。「子どもの時に自分が応募した標語。考案者として責任を感じている」と、画像で脱原発のメッセージを発信している。・・・初めてゲート前で撮影したのは2011年8月。以来、町に戻るたびにレンズを向けるようになった。構図を工夫し、標語の「明るい」の部分を「破滅」と書いた紙で隠したり、「原子力」の部分を「脱原発」としたりしたこともあった。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150305_63008.html

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自然エネルギーへ
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。

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