日々のニュースは数えきれないほどあります。その1つ1つが今の社会の要素であり現実です。ここに拾い上げたニュースはごくごく一部でしかありませんが、忘れてはいけない出来事も多くあります。未来のその時を考えるための「記憶のために」少しでも記録したいと思います。 |
時代の風:民主主義と暴力=元総務相・増田寛也(毎日新聞 2015年02月08日 東京朝刊) 週のはじめに考える ピケティと暮らしの明日(2015/02/08東京新聞) 「イスラム国」:交換目前で交渉決裂か 後藤さんと死刑囚(2015/02/08毎日新聞) 後藤健二さん著書に関心 広島市内図書館 特設コーナーも(2015/02/06ヒロシマ平和メディアセンター) 廃炉の世紀 第3部 課題を聞く <7> 負担押し付け 転換を 京都大原子炉実験所・小出裕章助教(2015/02/06ヒロシマ平和メディアセンター) 原子力発電所が運転を停止した後、立地地域はどれだけの期間の共存を求められるのか。科学者の立場で反原発を訴えてきた京都大原子炉実験所(大阪府熊取町)の小出裕章助教は「原子力の負担を一部の地域に押し付ける犠牲のシステムを止めなければならない」と主張する。 ・・・ ―では運転を終えた原発はどうすべきでしょうか。解体そのものを止めてしまう選択肢もある。原発を解体せずに適切に保管して50〜100年隔離するやり方だ。本当なら私たちが処分に責任を負わねばならないが、お守りしかできることはない。放射性物質は人の手で消せない。解体廃棄物で中心となるコバルト60は半減期が5年。100年先はずいぶん扱いやすい。新たな方策が見つかるかもしれない。 ―そうなると、廃炉後も立地地域は長期間、原発と共存を求められます。 ―解決策はありますか。 緊迫ウクライナ 「冷戦」の発想を捨てよ(2015/02/07京都新聞) イラク北部のISIS要衝奪う地上戦、4月にも 米兵参加か(2015/02/07CNN) 嘉手納所属F15、5キロの部品落下 事故頻発(2015/02/06琉球新聞) オスプレイ 首相「まだ地元理解得ず」防衛相発言を修正(2015/02/06佐賀新聞) 死刑判決の破棄 裁判員制度損なわぬか(2015/02/06京都新聞) 福島原発事故のドキュメンタリー映画、ベルリン国際映画祭に参加(じゅん / 2015年2月1日みどりの1Kwh) http://midori1kwh.de/2015/02/01/6501#more-6501 政府対応、浮かぶ論点 拘束把握は12月/首相「私の責任で演説決定」 邦人人質事件(2015/02/06朝日新聞) 政府対応、残る疑問 邦人人質事件、スピーチ作成過程・メール内容(2015/02/06朝日新聞) http://digital.asahi.com/articles/DA3S11588630.html?iref=reca (社説)憲法と自民党 改正ありきの本末転倒(2015/02/06朝日新聞) (声)敵対勢力を増やしてはならない(2015/02/06朝日新聞)ホームヘルパー 熊田響(東京都 36) 十数年前に中東を旅行したことがあるが、いま同じ所に行くのはためらってしまう。国際社会での日本の位置付けが、明らかに変わってしまったと認識せざるをえないからだ。過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件には、多くの人が悲しみ、怒り、そして恐怖や無力感を感じたのではないか。私たちは報道を通して事件を知るだけだが、自分の子どもや家族の身に同じことが起きたら、その怒りや悲しみ、苦悩や憎悪はどれほどだろう。シリアとイラクの「イスラム国」支配地域では、米国主導の有志連合による空爆で子どもを含む市民が巻き添えになっている。ほかの様々な紛争地にも、大切な人々を理由もなく奪われた怒りと悲しみを抱える人々がいる。理不尽さに怒る人々の気持ちを利用し、過激派やテロリストになるよう誘導する環境があるのだ。テロとの戦いは、憎悪の連鎖の中で新たなるテロリストと次なるテロを生み出す機能を果たしてしまっている。テロの温床をなくすのが大切だ。軍事力や武力に訴える残虐性を、正当化できない構造をつくらなければならないと思う。私たちはこれ以上、敵対する勢力や国々を増やす選択をするべきではない。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S11588608.html (声)軍事力による解決は避けよう(2015/02/06朝日新聞)会社員 久保省二(神奈川県 59) 日本は何があっても、武力行使も後方支援もしてはならないと思います。日本が中東やアフリカなど、多くの国の人々から敵意や警戒心をもたれずにきたのは、70年間、戦争をしなかったことが大きいでしょう。テロ対策であったとしても、軍事力の行使や軍事的支援をしてはなりません。憎しみは憎しみしか生みません。グローバル化した世界で日本が生き残るには、企業や意欲ある人材が海外進出せざるを得ないと思いますが、政府が在外邦人を守る能力には限界もあります。進出した各企業がその責任を負い、一人一人が注意するしかないでしょう。過激派勢力による日本人人質事件のようなことが起きる背景のひとつには、貧困と差別があると思います。だから、貧困と差別を解消するために日本が行うべきことは、人道的支援と金銭的支援ではないでしょうか。武力による過激派勢力の壊滅作戦が早道だと考えられがちですが、貧困と差別が残る限り、第2、第3の過激派組織が出てくるでしょう。国際社会との対テロ連携も必要でしょうが、日本は日本独自の道を進むべきだと思います。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S11588609.html |
(声)安倍政権は中東の信頼失うな(2015/02/05朝日新聞)主婦 宮崎てるえ(東京都 80) 1962年から3年間、夫の仕事でレバノンに住みました。48年のイスラエル建国以来、パレスチナ難民が大勢暮らしていました。日本政府の難民救済事業にボランティアとして参加したこともあり、中東諸国に対する関心と親近感を持ち続けてきました。安倍晋三首相が1月に中東訪問をしたときの演説を聞いて、危機感を覚えました。エジプトでの安倍首相の演説は過激派組織「イスラム国」に対して挑戦的でした。「ISIL(『イスラム国』)と闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します」。自信ありげな言葉はそのままテロ集団の狡猾(こうかつ)な罠(わな)に利用され、日本人2人の非情な映像の公開とともに2億ドルの身代金要求となりました。戦後、日本は中東で人道支援に取り組み、民間企業の人たちは市場開発に汗をかきました。並々ならぬ努力によって、多くの中東諸国と信頼関係を築いてきました。中東のどこに行っても「ヤバーニ、ヤバーニ(日本人)」と親しげに声をかけられた日々を思い出すと、今回の事件は本当に悔しいのです。憲法9条があるのに、日本が軍事作戦に関与することのないよう、安倍首相には切にお願いしたいのです。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S11586766.html (声)中東には教育と医療の支援を(2015/02/05朝日新聞)無職 山田朝昭(東京都 74) 中東の混乱は、イスラム教の教義自体が悪いからではありません。一部の独裁的な支配者の下、社会への不満を持つ若者たちが増えています。その若者たちを、極端なイスラム教の解釈を唱える過激派組織に駆り立てる空気があるのです。拘束された日本人2人が、「イスラム国」の犠牲になったようです。安倍晋三首相はテロに対抗する姿勢を見せています。しかし、武力の応酬を繰り返すだけでは、中東で起きている混乱の根本的な解決にはなりません。日本は、十分な教育の機会が与えられていない人々に対して、教育面や医療面で主導的な支援を行うことが大切ではないでしょうか。子どもたちが本を読み、世界を知り、学ぶことの楽しさを教えることです。貧しい人々を医療面で助けることは、彼らの心と体を癒やし、平和を育む気持ちを醸成します。成果が出るまでに長い年月がかかります。でも着実に進めていけば、子どもたちが広い視野を持つようになり、彼らが住む国も少しずつ民主化への道を進んでいくと思います。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S11586763.html?ref=pcviewpage ケンジの思い、広がる共感 後藤さん「憎むは人の業にあらず」(2015/02/05朝日新聞) 憎しみあいは報復の連鎖しか生まない――。「イスラム国」による人質殺害や、ヨルダン政府の死刑執行を受けて、多くの人が声をあげている。それこそが、ジャーナリストの後藤健二さんが命をかけて伝えたかったことだ、と。2日午前、NHKの情報番組「あさイチ」開始15秒後。柳澤秀夫解説委員が語り始めた。「冒頭なんですけど、すいません」。BGMが消えていく。《ニュースではテロ対策とか、(中略)今、声高に色々と議論され始めているんだけど、ここで一番、今僕らが考えなきゃいけないことは、後藤健二さんが一体何を伝えようとしていたのか、ということ。戦争になったり、紛争が起きると弱い立場の人たちが、そこに巻き込まれてつらい思いをするということを、彼は一生懸命伝えようとしていたんじゃないか――》1分5秒の解説だった。1時間半後、ヤフーニュースに1本の記事が投稿された。「若者言葉ならば『神コメント』と言うのだろう」。柳澤さんの解説をそう紹介したのは、元日本テレビディレクターで法政大教授の水島宏明さんだ。「後藤さんが伝えたかったことを考えようと、一人のジャーナリストとしてシンプルに投げかけた。ジーンと来た」と話す。・・・暴力や憎悪を鎮める知性。それは、紛争地の日常をリポートしてきた後藤さんの言葉にも息づく。 《目を閉じて、じっと我慢。怒ったら、怒鳴ったら、終わり。それは祈りに近い。憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。―そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった。》 2010年9月7日、後藤さんがツイッターに書き込んだ78文字。4日午後9時現在、3万7千回以上、シェアされている。英BBCは3日、この投稿を「平和のメッセージ」として、英訳で紹介した。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S11586802.html 「報復が報復生む、嫌な連鎖」 人質事件受け都内で集会(2015/02/05朝日新聞) http://digital.asahi.com/articles/DA3S11586803.html 対「イスラム国」 人道支援の道、堂々と(2015/02/05東京新聞) パイロット殺害 報復の連鎖を危惧する(2015/02/05京都新聞) http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/ 汚染水処理 見通し甘く廃炉に支障(2015/02/05京都新聞) http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20150205_3.html 戦後70年・原子の森、深く:第2部・孤高の闘い/3 ちょっと違う雰囲気(毎日新聞 2015年02月05日 東京朝刊) 試される世界:イスラム過激派の衝撃/4止 米の対テロ、暗中模索(毎日新聞 2015年02月05日 東京朝刊) 「時間がかかる」。IS対策の見通しを問われると、オバマ氏は決まってそう答える。米国が有志国連合を主導しイラクでのIS空爆に踏み切ってからまもなく半年。シリアに拡大してからも4カ月以上だ。この間、2000回以上も攻撃が行われ、推計約6000人と言われる相手戦闘員が死亡。だが、米国防総省によると2万〜3万人が残る。空爆開始後に数千人が新規加入したとの見立てもある。イラクでは今も国土の1割以上がIS支配下で、シリアでは北東部など約3分の1に達すると見られる。・・・だが、オバマ氏は現状の戦略を堅持している。イラクから2011年に米軍を撤退させ、アフガニスタンからも16年末までの撤退を目指す「戦争を止める大統領」として、大規模米軍の派遣は断固として避ける構えだ。「20万、30万の部隊を派遣してISを掃討しても、現地側に意志と能力がなければ、撤退後に成果は消える」。オバマ氏は2日、米NBCテレビでそう語った。 だが、リビアやアルジェリア、ナイジェリアなどにもISの「支部」が生まれつつある。オバマ氏がテロ対策の「成功例」と誇ったイエメンは、武装勢力の首都攻撃で大統領が辞意を表明、混沌(こんとん)状態に陥っている。米海兵隊大学のセバスチャン・ゴルカ博士(軍事理論)は「テロ件数は急増中だ。現政権の対テロ戦略は機能していない」と指摘する。 民主党:アベノミクス批判で攻勢…格差拡大を追及(毎日新聞 2015年02月04日) セックス離れ:若い男性、性の「絶食化」 3000人調査(毎日新聞 2015年02月05日) 「アラバマ物語」の続編発売へ 20年後描いた原稿発見(2015/02/05共同通信) 【ニューヨーク共同】黒人差別が強かった1930年代の米南部を取り上げ、社会の不公正を鋭く指摘した名作「アラバマ物語」の続編「ゴー・セット・ア・ウォッチマン」の7月発売が決まった。米出版社が今月4日までに発表した。著者でピュリツァー賞を受賞したハーパー・リーさん(88)が50年代に書いた原稿が最近見つかった。アラバマ物語は世界中でベストセラーになり、米国の学校教材にも使われてきた。映画化され俳優グレゴリー・ペックが誠実な弁護士を好演した。リーさんはこれ以外に作品を発表しておらず、主人公らの20年後を描いた続編に関心は高い。 東京、温暖化の意識最下位 世界5都市を調査(2015/02/05共同通信) 熱波や洪水の増加など、地球温暖化の悪影響に備える意識を持っている人の割合は、世界の5都市中、東京が最下位で、顕著に低かったとの調査結果をみずほ情報総研が5日までに発表した。温暖化に対する考え方を把握するため昨年10月、東京、米ニューヨーク、英ロンドン、中国・上海、インド・ムンバイの20歳以上の男女に、インターネットを通じて調査。各都市からそれぞれ約320人の回答を得た。温暖化の影響に対し、自分が備えておこうと「考えている」と回答した人は、東京は30%で最も低かった。ムンバイは81%で最も高かった。 ブロック投入に船とカヌーで抗議 辺野古沖海上(2015/02/04琉球新聞) 東北電の点検記録不備4千件超 被災した女川2号機(2015/02/04共同通信) |
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。