都内の反原発集会に5千人 「再稼働認めない」(2014/06/28共同通信)
原子力規制委員会が優先的に審査する九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働反対を訴える集会が28日、東京都内で開かれた。参加者は「川内原発も他の原発も再稼働を認めない」「原発ゼロを推進させよう」と声を上げた。会場の明治公園(新宿、渋谷区)には、主催者発表で約5500人が集まった。ルポライターの鎌田慧さんは「福島のみなさんが苦しんでいる今、再稼働させないのは私たち市民に与えられた責務だ」と強調した。
http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014062801001612.html
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原発とまちづくり 神栖で公開学習会(2014/06/28東京新聞)
公開学習会「原発とまちづくり」が29日午後1時から神栖市平泉の平泉コミュニティセンターで開かれる。市民の立場で原発の研究に取り組む牛久市の小川仙月さんが講演。小川さんが主宰し、脱原発を目指す市民グループ「原発とまちづくり研究会」が主催する。・・・ 当日は、東海第二原発を動かしてはいけない七つの理由、東京電力福島第一原発事故で世界で初めて発生した海洋汚染と地下水汚染のメカニズムなどについて話す。参加費無料。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20140627/CK2014062702000164.html
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集団的自衛権:戦場に教え子を送りたくない…悩む教師(毎日新聞 2014年06月30日)
集団的自衛権の行使を認める閣議決定を前に、生徒の進路指導にあたる高校教諭らが苦悩している。東日本大震災などの災害派遣で脚光を浴びる自衛隊。だがこれまでと違い、行使容認によって憲法9条の歯止めが崩れ、戦場に行く可能性も帯びてくる。入隊を希望する生徒たちに危険性をどう説明すればいいのか。教諭の言葉には焦燥感も募る。
http://mainichi.jp/select/news/20140630k0000m040111000c.html
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集団的自衛権:「9条壊すな」 東京・新宿でデモ(毎日新聞 2014年06月30日 東京朝刊)
集団的自衛権の行使容認に反対する市民約100人が29日、東京・新宿駅周辺でデモ行進をした。参加者は「憲法は私たちのもの 9条を勝手に壊すな」「解釈改憲もうヤメロ」などと書かれたプラカードを掲げ、安倍政権が進める集団的自衛権や憲法をめぐる動きについて批判した。
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社説:女性の活躍促進 目標は飾りじゃない(毎日新聞 2014年06月30日)
「一丁目一番地」と呼ぶには、あまりにも迫力不足ではないか。安倍政権が閣議決定した今年の成長戦略における女性の活躍促進策である。女性の活用を前面に打ち出してはいるが、スケールもスピード感も伴っていない。とても「20(にいまる)30(さんまる)」と呼ばれる国家的目標を本気で達成しようとしているふうには見えない。社会のあらゆる分野で、指導的地位に女性が占める割合を2020年までに30%以上にする、というのが、この「20・30」だ。目標が掲げられて11年がたつ。期限まであと5年あまりしかない。ところが現実は、目標と大きくかけ離れたままだ。企業における女性管理職の割合は7.5%(昨年6月時点)、中央省庁にいたっては3%(10月時点)に過ぎない。
http://mainichi.jp/opinion/news/20140630k0000m070100000c.html
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憂楽帳:「生きた本」(毎日新聞 2014年06月28日 大阪夕刊)
大阪・ミナミの私設「人生図書館」(06・6281・0555)が6月末で開館4年になる。一般の人から、人生で大きな影響を受けた本をメッセージ付きで寄贈してもらい、読者は本に添付されたメモ用紙に感想を書いて書架に戻す。目標100冊の2倍近くが集まっている。中でも、小1女児が「おともだちにやさしくできるようになったよ」と丁寧な文字を添えて寄贈した絵本「いいから いいから」(絵本館)が人気とか。家に雷(鬼)の親子が来ても招き入れるように、何でも許すおじいさんの話に、心温まる感想が相次いで寄せられている。・・・いつの間にか見知らぬ人と心がつながり、共感が生まれる15畳の和室。「力のある文字」からは、電波で届く無料アプリ「LINE(ライン)」とは違ったつながりが生まれている。
http://mainichi.jp/opinion/news/20140628ddf041070022000c.html
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講演:科学者が語る平和憲法 ノーベル賞・益川さんら、原爆資料館で/広島(毎日新聞 2014年03月30日 地方版)
2008年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英・名古屋大素粒子宇宙起源研究機構長と愛知教育大の松田正久学長による特別講演会「科学者が語りあう戦争と平和憲法」が29日、中区の原爆資料館で開かれた。第九条の会ヒロシマ主催で、市民ら約300人が参加。2人は、特定秘密保護法が抱える恐ろしさや憲法改正に反対する意見を述べ、若者を巻き込むことの大切さを訴えた。自宅近くに焼夷(しょうい)弾の不発弾が落ち、中学生の頃に朝鮮戦争があるなど戦争が身近だった益川さんは「極限状態まで持っていってしまう戦争が嫌い」と語り、「前文だけでも泣けてくる名文だ」と憲法を読むよう呼びかけた。松田さんも「名もない普通の人が犠牲になる戦争は起こしてはいけない」と強く主張したうえで、生存権を定めた25条などを挙げて「変えようとするのはけしからん」と断じた。また、2人は「権力者が一般の人たちに恐怖を与えて黙らせるもの」などとして特定秘密保護法に反対の意を唱え、「世論が大事で、声を上げ続けなければならない。若者を育てていけば(政治を)変えられる」と訴えた。
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20140330ddlk34040346000c.html
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「世界難民の日」:家を追われた人に思いを寄せて(2014/06/20UNHCR japan)
6月20日、「世界難民の日」に関連したイベントが世界中で行われた。
アントニオ・グテーレス高等弁務官はこの日をシリア難民が多く避難するレバノンの難民キャンプで迎えた。「紛争を予防したり、解決する事が出来ないという現実がいかに大きな犠牲を払うのかを我々は目の当たりにしている。平和が危機に瀕している。人道支援は一時的に問題を緩和することは出来るが、政治的解決が不可欠である。」
アンジェリーナ・ジョリーUNHCR特使はタイのバンマイナイソイ難民キャンプを訪問し、暴力と暴力が生み出す強制移動の悪の連鎖を断ち切ろうと訴えた。「紛争予防のために全力を尽くすことは国際社会に課せられた責任です。今日、これほど多くの難民・避難民がいるということは国際社会がこの責任を全う出来ていないことを意味します。」
UNHCRの沿革
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR: United Nations High Commissioner for Refugees)は世界各地にいる難民の保護と支援を行なう国連機関である。UNHCRは国連総会によって創設され、1951年にスイスのジュネーブを拠点に活動を開始した。当初は第二次世界大戦後の後遺症がまだ残るヨーロッパにおいて、100万人以上の難民の援助を行なっていた。
http://www.unhcr.or.jp/html/2014/06/ws-wrd0620.html
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都内の反原発集会に5千人 「再稼働認めない」(2014/06/28共同通信)
原子力規制委員会が優先的に審査する九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働反対を訴える集会が28日、東京都内で開かれた。参加者は「川内原発も他の原発も再稼働を認めない」「原発ゼロを推進させよう」と声を上げた。
http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014062801001612.html
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シリアの戦闘、歴史遺産にも被害(Lacey Gray for National Geographic News August 20, 2012)
シリアの古都アレッポで戦闘が激化するなか、先ごろ中世から残る城塞が砲撃を受けた。少なくとも1発の弾が塔を貫通し、数百年前の扉を破壊し、石造りの通路に穴をあけたという。砲撃後、インターネットに投稿された動画には、門をくぐる歩兵たちの姿と、城塞の周辺をパトロールする装甲車の姿が映し出されている。戦闘で攻撃を受けたシリアの歴史遺産は、アレッポの城塞だけではない。2011年に始まった戦闘は、2万人以上とも報じられる多くの犠牲者を出しているほか、ローマ帝国時代の史跡、ビザンチン教会、イスラム教徒の要塞、オスマン帝国時代のモスクや住居など、シリアの遺跡にも深刻な被害をもたらしている。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120820001
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在日米軍再編:普天間移設 辺野古海上で抗議(毎日新聞 2014年06月28日 東京夕刊)
軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する地元住民ら約60人が28日朝、辺野古沖の海上に船やカヌーを出し、政府への抗議の声を上げた。政府は工事区域の海底地盤を調べるボーリング調査に7月にも着手する見通し。国会議員や県議を含む参加者は「ボーリング調査を許すな。辺野古の埋め立てを許すな」とシュプレヒコールを上げた。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140628dde041010033000c.html
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憂楽帳:軍事郵便(毎日新聞 2014年06月28日 西部夕刊)
「数時間後に敵前上陸を敢行すべく船底で武装を整えています。海上から陸地が見えます。そして友軍の空爆する黒煙もはっきり見えます。上陸地は上海南方、杭州湾沿岸の金山です」6年前に93歳で他界した祖父が戦地から養母に送った20通余りの軍事郵便が最近見つかった。書き殴ったような短い文面からは戦地の緊迫感がにじむ。昼夜分かたぬ行軍や、敵襲で戦友数人を失ったこと、食糧不足のため生の芋をかじり、死体が浮いた泥水を飲んでしのぐ様子も淡々と記している。
http://mainichi.jp/opinion/news/20140628ddg041070014000c.html
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集団的自衛権―ごまかしが過ぎる(2014/06/28朝日新聞)
「憲法上許されない」と言ってきたことを、これからは「できる」ようにする。いま、自民党と公明党が続けている集団的自衛権の議論の本質は、こういうことだ。憲法の条文を改めて「できる」ようにするならば、だれにも理解できる。だが、安倍政権はそうしようとはしない。憲法の解釈を変えて「集団的自衛権の行使」をできるようにする。いままでとは正反対の結論となるのに、自民党と公明党はきのうの協議で、これは「形式的な変更」であり「憲法の規範性は変わっていない」とわざわざ確認した。理解不能。身勝手な正当化だと、言わざるを得ない。
http://digital.asahi.com/articles/ASG6W3CPHG6WUSPT003.html?iref=articles_cusokir
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(プロメテウスの罠)県境の先で:18 毎時4マイクロ「ええっ?」(2014/06/27朝日新聞)
福島県境の宮城県丸森町民は放射能の影響に戸惑い続けた。筆甫(ひっぽ)の隣の大内(おおうち)地区に住む福祉施設職員本多誠朗(ほんだせいろう)(51)は、2011年4月上旬、友人から線量計を借りて自宅母屋の四隅を測ってみた。地上1メートルの高さの空間放射線量は毎時4マイクロシーベルトだった。「ええっ?」仰天した。たしか、通常の線量はコンマ以下ではなかったか。場所を変え、掃き出し窓の前で測った。数値はほとんど変わらない。本多は妻真由美(まゆみ)(41)と小学生の長女花子(はなこ)(11)の3人暮らしだ。その場に3人がそろっていたが、しばらくの間、二の句が継げなかった。「こりゃあだめだ。絶対に」本多はその場で、真由美と花子を避難させると決めた。福島県境まで、自宅から車で数分の近さだ。地図で調べると、福島第一原発から45キロと案外近かった。本多は原発事故前、放射能のことはよくわからなかった。人体への影響についても頭になかった。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11211676.html
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なぜ、東電や国の「失敗」のツケを私たちが払うのか? 事故対策費、国民に転嫁(2014/06/27朝日新聞WEBRONZA)
なぜ、東京電力や国の「失敗」のツケを、私やあなたが払わなければいけないのか――知らないという人がほとんどだろうが、私たちは東電の福島第一原発事故の対策費を電気料金や税金として払わされている。事故対策費は少なくとも約11兆円になる。いまから18年前の1996年、住宅金融専門会社(住専)の破たん処理のための6850億円の税金投入が大問題になった。今回は巧みに、その負担が国民に転嫁されている。もっと私たちは怒っていい。・・・大島堅一教授はこの事故対策費約11兆円をもとに、民主党のコスト等検証委員会の計算式を使って、原発の発電コストを計算すると、1キロワット時あたり9.4円になった。さらに停止中の原発が15年に再稼働し、40年で廃炉にするという実態に近い条件で計算すると、11.4円になった。もはや、10円台の石炭火力やLNG(液化天然ガス)火力と比べ、原発は「安い電源」とは言えなくなった。事故対策費をツケ回しされ、発電コストも安いとは言えないのに、これからも原発を維持していくのか。私たちは、原発のコストとその負担について、もっと厳しく見る目を養わないといけない。
http://astand.asahi.com/magazine/wrbusiness/2014062700011.html?
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妻へ子へ、遺された言葉 忘れない、戦時中の手紙(2014/06/28朝日新聞)
我が子への遺訓、戦火に断たれた妻への思い……。太平洋戦争中の死と隣りあわせの状況で、大切なメッセージが手紙に遺(のこ)された。戦後69年。遺族が亡き人をしのぶよすがは、平和の意味を今に問いかけている。
■特攻隊の父「オホキクナッタナレバ スキナミチニ」
《オトウサンハ マサノリ、キヨコノ オウマニハ ナレマセンケレドモ フタリナカヨクシナサイヨ》
カタカナが並ぶ遺書が、知覧特攻平和会館(鹿児島県南九州市)にある。1945年5月、特攻隊「義烈空挺(くうてい)隊」の一員として沖縄で戦死した久野正信さん(当時29)が、幼い2人の子のためにやさしい言葉づかいで書いた。
http://digital.asahi.com/articles/ASG6W75TSG6WTIPE02Z.html
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核廃絶を訴えて、広島めざし行進 きょう長崎を出発/長崎県(2014/06/28朝日新聞)
核兵器廃絶を訴えながら行進をする国民平和大行進が28日、長崎市から出発する。8月に原水爆禁止世界大会が開かれる広島市をめざし、毎日歩く。今年は5月以降、北は北海道、南は沖縄から出発し、全国11のルートで行進が続いている。例年、10万人ほどが参加する。
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特集ワイド:「忘災」の原発列島 再稼働は許されるのか 火山対策、予知頼みの無謀(毎日新聞 2014年06月26日 東京夕刊)
川内原発、火砕流で原子炉爆発の恐れ 東大地震研・中田節也教授が警告。原子力規制委員会による九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)1、2号機の適合性審査が、大詰めを迎えている。安倍政権は「再稼働1号」と期待するが、周辺は巨大噴火が繰り返されてきた地域だ。このまま通して大丈夫なのか。他にも同様のリスクを抱える原発がある。・・・中田教授が「安全に核燃料を運搬するために数年前に噴火の予兆を把握することなど無理だし、保管場所も決まっていない。詰めるべき点はたくさんある」と批判するように、机上の空論なのだ。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140626dde012040009000c.html
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社説:視点:幕引き都議会 惰眠の府が演じた醜態=人羅格(毎日新聞 2014年06月27日)
反省どころか隠蔽(いんぺい)に等しい。東京都議会の女性蔑視ヤジ問題は発言議員は懲罰を受けず、他のヤジの発言者も特定されないまま「再発防止決議」で議会が幕引きを図る事態となった。首都の議会が演じた醜態は地方議会全体の問題でもある。だが、都議会が都道府県議会の中でもとりわけ改革努力に乏しく惰眠をむさぼってきた議会であることは指摘しておきたい。人権侵害のヤジを制止するどころか、笑い声すら起きた議場そのままの決着だ。一部報道によると、発言を認めた鈴木章浩議員に議場での謝罪を求める動きに「人権侵害だ」と反対があったというのだからおそれいる。幕引きを急いだ都議会自民党を支えたのは数の力でうやむやにする発想だろう。
http://mainichi.jp/opinion/news/20140627k0000m070092000c.html
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ブラジルW杯:ベルギー1位通過、アジア勢未勝利で全滅(毎日新聞 2014年06月27日)
サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は26日(日本時間27日)、第15日を迎え、1次リーグ最終の第3戦。1次リーグH組で午後5時(同午前5時)から、すでに決勝トーナメント進出を決めているベルギー(勝ち点6)と韓国(勝ち点1)がサンパウロ・アリーナで対戦し、1−0でベルギーが韓国を破った。ベルギーは勝ち点9で1位通過を決めた。敗れた韓国は勝ち点1で1次リーグ敗退。今大会に出場したアジア勢4チーム(日本、オーストラリア、イラン、韓国)は1勝も挙げらずに姿を消した。
http://mainichi.jp/sports/news/20140627k0000e050134000c.html
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みんなの広場:撤回するなら発言するな=無職・三上敏夫・82(毎日新聞 2014年06月27日 東京朝刊)
問題が起きる度に思うのだが、日本の政治家や公人は、いったん発言したことをなぜ簡単に取り消すのだろうか?今回も、石原伸晃環境相が、東京電力福島第1原発事故の除染に伴う中間貯蔵施設の地元との交渉を巡り、「最後は金目でしょ」と発言したことが問題になった。しかし、二転三転して結局は謝罪し、「撤回する」ということで一件落着したようだ。こんなことをするなら、初めから何も言わないほうがずっとましだ。公人がいったん口外した言葉は、そう簡単に翻したり取り消したりすることはできないはずだ。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140627ddm005070008000c.html
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(集団的自衛権を問う)言葉にごまかされるな アーサー・ビナードさん(2014/06/27朝日新聞)
言葉は何かを伝えたり、世界をおもしろく見つめたりするもの。日本語で詩を書いていて、僕はそう思っています。でも、「人をだます」ためにも使われることを忘れてはいけない。米国は朝鮮戦争(1950〜53年)で宣戦布告していません。ずっと「警察行動」と言っていました。その後のベトナム戦争も宣戦布告せず、「国防」として戦い続けました。日本は今、米国の下請けで戦争ができる国になろうとしています。それが「集団的自衛権」という言葉でごまかされようとしている気がします。集団的自衛権は、いわば「包装紙」。破ると「戦争」という中身が出てくるんです。 オバマ大統領が4月に来日したとき、「大統領が集団的自衛権の行使容認を支持」と報じられました。僕は「支持」じゃなく、「指示」だったととらえています。米軍にやらせたくないことを日本にやってもらうため、「自衛隊をどこにでも出せるようにしろ」と。米国による「押しつけ」と感じず、安倍首相たちも突き進んでいます。「戦争放棄」をうたう憲法を理由に断ることができるのに。集団的自衛権を認めてしまったら、米国の言いなりになるだけ。「属国」のようになってしまいます。
米国は自由や民主主義を唱えていますが、政府は憲法違反を繰り返し、国家権力に歯止めをかけられずに来てしまった。日本には、そんな国になってほしくない。政治家の言葉にごまかされてはいけない。 オバマ大統領が4月に来日したとき、「大統領が集団的自衛権の行使容認を支持」と報じられました。僕は「支持」じゃなく、「指示」だったととらえています。米軍にやらせたくないことを日本にやってもらうため、「自衛隊をどこにでも出せるようにしろ」と。米国による「押しつけ」と感じず、安倍首相たちも突き進んでいます。「戦争放棄」をうたう憲法を理由に断ることができるのに。集団的自衛権を認めてしまったら、米国の言いなりになるだけ。「属国」のようになってしまいます。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11211691.html
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(集団的自衛権 行方を問う)未成熟な理屈で押す首相 ライター・北原みのり氏(2014/06/10朝日新聞)
だれが安倍さんを支持しているのか。取材した「愛国者」を名乗る奥さん方の評判は微妙です。ただ、「守らなきゃ」という息子を見るような感覚が支えているのかもしれない。この間、テレビのバラエティー番組に出演する安倍さんを見ていてびっくりしました。イチゴをフォークで、わざわざ半分に切って食べていたんです。この違和感って何だろうと考えたら、「安倍さんは子どもなんだ」と思い至った。安倍さんは、子どもっぽいファンタジーの世界で、まったく役にも立たないことを、子どもならではの大胆さでやろうとしている。ヤンキーのケンカさながらに「友達がやられたから、守らなきゃ」みたいに集団的自衛権を論じている。国の政策ってそんなレベルの話じゃないでしょう。
でも、進め方がうまい。雲行きが怪しくなったら、北朝鮮の拉致被害者の話が出てくる。安倍さんの批判勢力は、もう手も足も出ない感じじゃないですか。「安倍さん、よくやってくれた」という空気をつくりたいのではないかと、うがった見方をしてしまう。色んなことが操作されているのかも、と信用できない。安倍政権の発足から秘密法の成立、集団的自衛権の行使。すべてがつながっているように見える。ヘイトスピーチのように感情的に疑い合う言葉しか出てこない世の中になるなか、実は他国に人を殺しに行くということがすごくリアルになっている。国家への冷静な批判を許さない空気も感じます。怖いなと思う。・・・安倍さんには「イチゴは一口で食べなさい。そして、大人の政治をしなさい」と言いたいですね。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11181084.html
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(集団的自衛権 行方を問う)間違いなく「地球の裏」へ 漫画家・小林よしのり氏(2014/06/10朝日新聞)
国家は怪物。いったん暴走したら怖いんだぞ。ワシの考えから言えば、この意識が日本人にはないんですよね。権力、お上に寄り添ってきたから。権力が暴れたときのことを考えられない。戦争中がそうじゃないですか。軍部が勝手に戦争を始めて、もう止められなかった。政党はとても信頼出来ず、軍の方がいいとなったわけでしょ。・・・ 野党も、強力な論理で国民を説得できない。集団的自衛権の危険性を徹底的に追及して、胸を打つような論理が展開出来ない。そうなると、集団的自衛権は数ある政策の一つでしかなくなる。国民はいい部分だけを見るし、支持率は落ちない。結局、みんな「なあなあ」で安倍さんを追認していく。 ドイツ・ナチスの台頭を許したワイマール憲法下の全権委任法と一緒ですよ。みんなが安倍自民党を選んだわけではないのに、圧倒的な議席数で法律を作り放題。このまま行くと、安倍さんの独裁になってしまいますよ。・・・安倍さんの作りたい国って結局、イラク戦争みたいなことが始まれば、自衛隊員が棺(ひつぎ)で帰ってくるような国なんですよ。「何だそれ、美しくも何ともねーよ」と言いたい。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11181077.html?ref=pcviewpage
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アイルランドの神秘な古墳 ニューグレンジ(ナショナルジオグラフィック)
アイルランドに残っている巨大な古墳には、5000年前の秘密が隠されている。
http://www.nationalgeographic.co.jp/video/video_title.php?category=3&embedCode=
d0azExOhIsHiXHHLDAG1e9ofGtLgHXAp&theme=128
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佐賀市で集団的自衛権行使容認の反対行動(2014年06月26日佐賀新聞)
佐賀県労連や共産県委員会、新婦人県本部などでつくる実行委員会は26日、政府が7月上旬にも集団的自衛権行使容認を閣議決定する見通しになっているとして、行使容認に反対する緊急行動を行った。実行委のメンバー15人が集まり、「若者を戦場に送るな」などプラカードを持って閣議案に抗議した。通行人に集団的自衛権行使容認に反対するチラシを配り、署名を呼び掛けた。メンバーたちはマイクを持ち、「憲法解釈を変えて戦争できる国にしようとしている」「子どもや孫を戦場に絶対に送らせない」と訴えた。実行委は27日も午後5時から約30分、同じ場所で反対を訴える。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/78021
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関電株主総会 原発反対派100人が抗議行動(2014/06/26神戸新聞)
関西電力の株主総会が開かれたワールド記念ホール周辺では、原発反対を訴える市民ら約100人が集結した。「株主の力で原発を止めましょう」と呼び掛ける反対派と、警戒する警察官が激しく言い争う場面もあった。「さよなら原発神戸アクション」など数団体が「STOP原発」と書いたのぼりを掲げ、原発の危険性を記したビラを会場に向かう株主らに配布。5月に福井地裁が出した大飯原発運転差し止め判決にも触れ、「関電に原発を動かす資格はない」と声を張り上げた。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201406/0007089014.shtml
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遠隔操作で燃料取り出しへ 第1原発3号機プール(2014/06/25共同通信)
東京電力は25日、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールで2015年度前半に開始予定の燃料取り出しは、遠隔操作で行うと発表した。プールからの燃料取り出しがすでに始まっている4号機では、作業員が現場でクレーンなどを操作しているが、3号機は炉心溶融が起きたほか原子炉建屋が水素爆発で大破し、プールがある場所の放射線量が高い。作業員の被ばくを防ぐため、敷地内にある別の建物から遠隔操作し、燃料を取り出す。3号機のプールには使用済み燃料514体と未使用燃料52体の計566体が入っている。
http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014062501001937.html
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三重のブラックホールを発見(Michael Lemonick for National Geographic News June 26, 2014)
遠く離れた銀河の中心で、3つの巨大ブラックホールが互いに回転し合っているのが発見された。この発見は、2つ組や3つ組のブラックホールが意外に多いかもしれないことを示唆している。過去10年から20年の間に、われわれの銀河系のような、ある程度の大きさを持つ銀河は、事実上すべて中心に巨大ブラックホールを持つことが分かってきた。しかし、南アフリカ、ケープタウン大学のロジャー・ディーン(Roger Deane)氏が中心になって行った今回の観測は、多くの銀河が、1つではなく2つ以上の巨大ブラックホールを中心に持ち、それらが重力的に密接に影響し合いながら互いの周りを回転していることを示唆している。 ・・・ディーン氏の研究チームが、わずか6つの銀河を観測しただけで、接近した二重ブラックホールを発見したというのは朗報だ。この2つは、LISAが重力波を検出できるほど近くを回っているわけではない。しかし今回の発見から、これよりはるかに接近した二重ブラックホールもたくさんあると推測できると、ディーン氏は話す。「こうしたものが従来考えられていた以上に一般的であるのでなければ、われわれがたまたま、信じがたいほど幸運だったということになる」。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140626004
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北野アートセンター・ビエンナーレ:「脱原発」副題の美術展会場、県文化事業団が断る「前回苦情」/福井(毎日新聞 2014年06月26日 地方版)
内の美術愛好家によるアート作品の展覧会で、2年おきに県立音楽堂(福井市)で開催されてきた「北野アートセンター・ビエンナーレ」(同センター主催)が、今年は会場を移して鯖江商工会議所ギャラリー新(鯖江市本町3)で開かれている。センター代表の彫刻家、高嶋茜さん(65)が脱原発を訴える彫刻を毎回発表。前回からフランスの世界最大手の原子力複合企業アレバ社を皮肉った副題「核アレバ子供の未来は無い!!」をつけているが、今回は音楽堂を運営する県文化振興事業団から、来場者から過去の展示内容に苦情があったことを理由に開催を断られた。
http://mainichi.jp/feature/news/20140626ddlk18040483000c.html
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福島第1原発:毎日新聞記者ルポ 増え続ける汚染水、課題は山積 過酷な作業に6000人/大阪(毎日新聞 2014年06月26日 地方版)
福島第1原発は事故から3年以上が経った今も、メルトダウンした核燃料が原子炉格納容器内に残り、汚染水は増え続けている。今月18日、毎日新聞の全国の原発担当記者とまだ課題が山積する現場に入った。1日約6000人の作業員が防護服姿で仕事に従事している姿を見て、事故の深刻さと解決への道のりの長さを実感した。・・・大阪から約100キロ北の福井県に多数の原発があり、原発事故は人ごとではない。福島に関心を持ち続け、原発やエネルギーをどうするべきか、一人一人が常に考えなければならないと考えた。
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20140626ddlk27040315000c.html
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仏コルシカ島の民族主義集団、40年の独立闘争に幕(2014/06/26CNN)
CNN) 地中海に浮かぶコルシカ島でフランスからの独立を求めて武力闘争を続けてきた民族主義グループが25日、武力闘争を放棄すると発表した。このグループはコルシカ民族解放戦線(FLNC)で、40年近くにわたって武力闘争を行ってきた。CNNの系列局「フランス3」が入手したFLNCの声明文によれば、無条件で武装解除のプロセスを開始する決断を下したという。ナポレオン1世の出身地として知られるコルシカ島は、フランスとイタリアに挟まれた地中海に浮かぶ大きな島だ。18世紀にフランスに併合された。FLNCが発足したのは1976年。これ以降、コルシカ島ではフランス関連の施設などを標的にした爆破や強奪、襲撃といったテロ事件がしばしば発生した。
http://www.cnn.co.jp/world/35049978.html
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(集団的自衛権を問う)手出せば倍返しされる 蛭子能収さん(2014/06/26朝日新聞)
集団的自衛権って、自衛隊が同盟国のために海外で戦うことなんですか。正直、難しいことはよく分かりませんが、報復されるだけなんじゃないですか。「集団」っていう響きも嫌ですね。集団では個人の自由がなくなり、リーダーの命令を聞かないとたたかれる。自分で正しい判断ができなくなるでしょ。・・・長崎で育ったので被爆者の苦しみはよく知っています。日本が戦争に関わらなければ、原爆は落ちなかった。日本が再び戦争に向かうことになれば、また広島や長崎のような被害が出る可能性があります。日本は、戦争をしない国になったんじゃないんですか。戦争を避けるために、領土問題や国同士の争いを解決する国際的な仕組みを強化してほしいと思います。日本はもっと、そういうことに貢献した方がいいと思いますよ。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11209678.html
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電力9社で株主が「脱原発」提案 経営陣は再稼働方針(2014/06/26朝日新聞)
原発を持つ9電力会社の株主総会が26日、一斉に開かれた。初めて9社すべてで、株主が「脱原発」を求めた。株主たちは、原発が抱える問題をあの手この手で訴えた。だが、経営陣はそろって再稼働を急ぐ方針を繰り返し、提案は否決される見通しだ。
http://digital.asahi.com/articles/ASG6V2VPLG6VULFA003.html
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