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<POINT NEWS28>2014/06/10・・・(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)

記憶のために/LIST

sankaku28sankaku
2014/06/13sankaku06/17

日々のニュースは数えきれないほどあります。その1つ1つが今の社会の要素であり現実です。ここに拾い上げたニュースはごくごく一部でしかありませんが、忘れてはいけない出来事も多くあります。未来のその時を考えるための「記憶のために」少しでも記録したいと思います。

 

石原環境相「品欠く発言」と陳謝 「最後は金目でしょ」(2014/06/17共同通信)
石原伸晃環境相は17日の閣議後会見で、除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐる福島県側との交渉を「最後は金目でしょ」と発言した問題について「全くの誤解。私の品を欠く発言で不快な思いをされた方におわびしたい」と陳謝した。
http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014061701001172.html

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メキシコ先住民、集団間の混合わずか(Karen Weintraub  for National Geographic News June 17, 2014)

メキシコは政治的には1つの国だ。しかしメキシコ先住民の遺伝的特徴を見るかぎり、彼らの祖先はそれぞれが全く異なる集団であり、他集団との混合は極めて少なかったようだ。先住民の集団間には想像していた以上に大きな遺伝的隔離が見られることが、最新の研究によって明らかになった。 ・・・研究者達はメキシコの遺伝学的歴史に着目し、20の先住民集団と11のメスティーソ(ヨーロッパ系住民とアメリカ先住民の混血)集団から選ばれた1000人以上の被験者から検体を採取した。このような調査が行われたのは今回が初めてである。調査結果をもとに作成された分布図を見ると、マヤ、ラカンドン、トホラバル、サポテクを含む9つの異なる集団がほとんど交じり合うことなく存在していることがわかる。 ・・・ブスタマンテ氏によると、今回の研究は古代メキシコの集落パターンの解明に役立つだけでなく、メキシコ人やメキシコの血を引く人々にとって医学的意味を含んだ内容になっているという。ブスタマンテ氏はスタンフォード大学のコンピューター・進化・ヒトゲノム研究センター(Center for Computational, Evolutionary and Human Genomics)の共同創設者であり、今回の研究チームにはカリフォルニア大学サンフランシスコ校およびメキシコの国立ゲノム医療研究所(National Institute of Genomic Medicine)に所属する研究者も参加している。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140617002

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欧州議会選挙で極右・反EU派が躍進(2014/06/16ドイツニュースダイジェスト)
5月22日から25日に掛けて、欧州連合(EU)加盟国で行われた欧州議会選挙の開票結果は、欧州委員会や各国の既成政党に強い衝撃を与えた。フランスや英国などで、EUに批判的な政党が大躍進したからだ。・・・フランスはユーロ危機による不況に苦しんでいるが、オランド大統領が有効な対策を打ち出せないでいるため、市民の不満は高まっている。FNの勝利は、有権者の政府に対する抗議の表明である。ル・ペン党首は、移民の流入制限と治安の強化を訴えてきた。またFNは、フランスのユーロ圏からの脱退とフランの再導入を求めている。現在、シェンゲン協定に加盟している国の間では国境検査が廃止されているが、FNは国境検査と関税の復活を求めている。・・・
http://www.newsdigest.de/newsde/column/dokudan.html

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ロンドンで開催の性暴力撲滅会議が閉幕−アンジェリーナ・ジョリーさんが「真の変化」訴え(2014/06/15英国ニュースダイジェスト)
【ロンドン6月13日付時事】ロンドンで開かれていた紛争下での性暴力撲滅を目指す国際会議は13日、世界各地の内戦などの際に起きる性暴力の被害をなくすために国際社会が団結して取り組むことを宣言する「行動声明」を発表し、閉幕した。会議は、ヘイグ英外相と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)特使で米女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが共同で呼び掛けた。120カ国以上から政府代表や専門家らが参加し、4日間にわたり性暴力防止や被害者救済に向けた具体策を話し合った。
http://www.news-digest.co.uk/news/news/uk-news/12269-2014-06-15.html

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フランスのサッカー事情(2014/03/15フランスニュースダイジェスト)

第5回 栄光の98年組が誕生するまで
フランス国内外を問わず、「フランス代表好き」を名乗る人たちには、1998年W杯大会に優勝した彼らに魅了されたという人が多い。自国開催の大会で優勝、というパーフェクトなシナリオに加え、決勝戦の後にシャンゼリゼ大通りで繰り広げられた壮大な祝宴は、人々になんともいえない魅惑の一体感をもたらした。そして、ジダン、デシャン、ブランといった当時のチームの主力たちは、今でもフランスサッカー界では英雄的存在だ。・・・プラティニたちが徐々に引退して世代交代を迎えると、フランス代表は低迷期に突入する。90年のW杯出場を逃し、そのプラティニが指揮官として率いた92年の欧州選手権は、本戦出場こそ果たすも1勝もできないままグループリーグで敗退。そして、2年後のW杯94年大会予選では、最終戦のブルガリア戦で、試合終了10秒前に失点して本戦出場を逃すという苦痛を味わった。2大会連続でW杯出場を逃した経験はしかし、逆に代表強化に目を向けさせた。88年に国立育成所クレール・フォンテーヌが開校すると、全国から優秀な若者が集められ、各クラブ単位でも、育成部門により力が注がれるようになった。

そうして芽を出した選手が結集したのが、栄光の98年組だった。
http://www.newsdigest.fr/newsfr/colonne/football-en-france.html

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「デモはやる。試合も見る」 催涙弾飛ぶW杯デモに同行(2014/06/16朝日新聞)

人生で初めて催涙弾を経験しました。だいぶ日にちが経ってしまいましたが、幸運にも開幕戦直前のデモ現場を取材できたので、その様子をお伝えします。僕は長くブラジルを取材してきたわけではないので、背景の詳しい分析や過去のデモとの比較、意味づけなどはできません。その辺りは、上記リンクから朝日新聞の特派員の記事をお読み下さい。あくまで、デモ内部がどんな様子だったか、ということをお読みいただければ。


警官隊側から発砲

12日午前10時、サンパウロ市内の地下鉄カハン駅そばに、デモ隊が集まり始めました。人数は数十人。W杯開幕日ということもあり、世界各国のメディアがざっと100人以上はいるようで、メディアの方が多い感じです。日本でもよくある光景ですね。そこまで緊迫した感じはありません。・・・いきなり、盾を持って横一列になった警官隊が、デモ隊を幹線道路から遠ざける方向に前進を始めました。逃げるデモ隊。急いで横をついていくと、警官が銃を構え、いきなり発射。地元記者によると、多めの火薬が入っていて大きな音だけ鳴るものや、ゴム弾、催涙弾などが使われるようです。「ドーン」と大きな音がします。実弾ではないとわかっていても、体が勝手に「ビクッ」となります。・・・地下鉄の駅内も、応援グッズに身を包んだ人があふれていました。そこへ、歌を歌いながら、デモ隊の一部が入ってきました。一気に緊迫する地下鉄職員や警備員。地下鉄利用客も、さぞかし迷惑そうにしているのかなと思いきや、けっこうたくさんの人が、拳を振り上げて一緒に歌い、同調していました。「サッカーは好きだけど、政治には不満がある」その気持ちの一端が、伝わってきました。(小林恵士)
http://www.asahi.com/articles/ASG6H0P8ZG6GUEHF00N.html

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余録:ブラジルには日本の過去と未来があった。日系2世…(毎日新聞 2014年06月16日)

ブラジルには日本の過去と未来があった。日系2世や3世の日本への出稼ぎが始まったバブルのころ、彼らの故国を訪ねたことがある。すさまじいインフレと治安の悪化で街は荒れていた▲泥棒や強盗に押し入られないよう天井まで鉄格子がはまった家が並んでいた。鉄格子には錠前がいくつも付いている。方向指示器のない改造車でサンパウロを案内してくれた若者は、銃で頬を撃たれたといい奥歯がぼろぼろだった▲日系人街の七夕祭りでは自家製の和菓子を振る舞われ、今の日本ではめったに聞かない古めかしい言葉遣いをする人々と出会った。・・・熱戦が続くW杯に世界中がわいているが、ブラジルには日系移民の苦難と悲哀の歴史がある。現在も150万人以上の日系人がいると推定され、日本の地名の付いた通りも多い。老いた1世たちはどんな思いでスタジアムの歓声を聞いているのだろう。
http://mainichi.jp/opinion/news/20140616k0000m070082000c.html

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危険な橋:全国1万基 部材落下の恐れ 国交省調査(毎日新聞 2014年06月16日)

2012年の中央自動車道笹子トンネル崩落事故を受けて全国で行われている橋の一斉点検で、部材の落下など老朽化による事故のおそれがあると判定された橋は約1万基に上ることが国土交通省の調べで分かった。点検対象の橋のうち2割は未実施で、危険性がある橋は増える可能性がある。

http://mainichi.jp/select/news/20140616k0000e040162000c.html

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東日本大震災:福島第1原発事故 実態を証言、広島在住の元作業員が講演 除染「意味がない」/広島(毎日新聞 2014年06月15日 地方版)

東京電力福島第1原発で汚染水処理施設の設置などに携わった元作業員が14日、中区であった「さよなら原発ヒロシマの会」主催の市民講座で初めて作業実態について語った。【吉村周平】広島市在住の40代男性。11年7月から断続的に約1年半、福島県内で復興作業に従事した。第1原発で計2回延べ約5カ月働いたほか、除染作業やがれき処理にあたった。しかし、今年1月に肺がんが発覚。転移して手術はできず、抗がん剤投与と放射線治療を受けている。主治医は被ばくとの関連は否定している。男性によると、作業員は防護服やマスクなどを装着するため、「夏場は1時間以上の仕事は無理」とその過酷さを語る。3、4号機が間近に見える距離で基礎工事などを行った。日当は1日2万1000円だったという。一方、除染作業では防護服などはなく、男性は「線量管理や内部被ばくの点で言えば、原発の方が安心だった」と話す。除染については「雨や風で除染をしていない森林から放射性物質は流れてくる。個人的には意味がないと思う」と語った。
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20140615ddlk34040290000c.html

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(報われぬ国)市長選の買収、社福法人理事長が暗躍(2014/06/16朝日新聞)

人口3万人余りの青森県平川市の議会がまひ状態に陥っている。1月の市長選でお金を配ったり受け取ったりした疑いで、前市長や市議の半数近くが逮捕されたからだ。その陰に、特別養護老人ホームを認めてもらおうとねらう社会福祉法人の理事長がいた。事業拡大狙い現金ばらまく市長選を3カ月後に控えた昨年10月初めの夜、青森県弘前市にある日本料理店の個室で、3人の男がひざをつき合わせていた。当時の平川市の大川喜代治市長(69)、平川市の有力市議(61)、平川市で特養を運営する社会福祉法人「津軽やわらぎ」の水木貞前理事長(66)だ。ここで大川前市長の支援を頼むため、前理事長から市議に金が入った封筒が渡された。前理事長側は「市長がトイレにたった時、100万円が入った封筒を渡した」という。一方、市議は警察の調べに「自分がトイレから帰ってきたら、座布団に封筒があった」と話しているという。
http://www.asahi.com/articles/ASG6C7JY3G6CULFA045.html

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(声)子孫への責務、原発は廃炉に(2014/06/16朝日新聞)会社役員 秦悦雄(福島県 61)

まもなく上場企業の多くが株主総会を開くが、私が株主になっている東京電力から株主総会の開催通知が届いた。その中にあった議案を読んだ。原子力発電所を再稼働しないよう求める株主提案に、取締役会は「反対」の意見を示している。例えば、柏崎刈羽原子力発電所については「電力の安定供給を確保するうえで重要な電源」とされた。国のエネルギー基本計画で原発が重要なベースロード電源と位置づけられているのが根拠だという。再稼働を後押ししているのは国だけではない。経済界にも、原発の発電力を活用し、電力会社の経営も安定させるべきだとの声がある。一方で、原発の使用済み燃料の最終処分を受け入れる自治体はいまだにない。原発は「トイレなきマンション」と例えられる。汚物を廊下の隅に積み上げ続けるマンションなのだ。それにもかかわらず、原発を使わないのはもったいないと言うのか。福島第一原発の事故を思い出さないのだろうか。・・・原発の使用済み燃料は、放射能が十分減るのに十万年単位の時間がかかるという。処理の道筋が見えないのであれば、原発は廃炉にするしかない。別の電源を再構築することが、子孫に対する責任というものだ。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11192346.html

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栃木)子供らの甲状腺の集団検査 原発事故受け市民団体(2014/06/15朝日新聞)

那須塩原市で14日、東京電力福島第一原発事故を受けて、子どもらの甲状腺エコー検査が始まった。市民団体による甲状腺の集団検査は県内で初めて。「健康は大丈夫だろうか」。そんな不安を抱えた子どもや母親たちに応えるのが狙いでもあるという。15日も行われる。実施したのは「関東子ども健康調査支援基金」(事務局・茨城県守谷市)。原発事故をきっかけに、有志によって昨年9月に発足。ボランティア医師らによる甲状腺検査を実施しており今回で11カ所目。基金の共同代表の呼びかけに、那須塩原市を拠点に活動している住民団体「那須塩原 放射能から子どもを守る会」の手塚真子代表(44)が応じた。

http://digital.asahi.com/articles/ASG6G5SXSG6GUUHB00F.html

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(透視図)電力自由化―顧客本位へ 電気を選ぶ(2014/06/16朝日新聞)

大阪府が4月から、変わった名前の会合を始めた。「大阪電力選べる環境づくり協議会」。高い電気代に苦しむ中小企業に、少しでも抑えるヒントを知ってもらう。地元の電力会社からでなく、新たに参入した電力会社「新電力」から買うなど、節約できる方法を伝えている。エナリス、エヌパワー、エネサーブなど耳慣れない名前の会社が多いが、話を聞いた。新電力にかえた飲食チェーンが電気代を年数百万円減らした例や、時間ごとの使用量を詳しく伝える新サービスなど、耳寄りな情報がたくさんあった。「電力会社選びを、自治体が支えるとりくみは聞いたことがない。電力自由化に対する行政の新たなかかわり方だ」。電力業界に詳しい富士通総研の高橋洋・主任研究員はこう話す。庁舎で使う電気を入札で選ぶ自治体は増えたが、企業にもすすめるのは珍しい。工場やビルなど企業向けの電力小売りは自由化されており、電力会社を選べる。しかし、新電力の販売量は全体の4%しか占めていない。そこで、新電力を広め、府内での電力会社同士の競争を進める。協議会を始めた大阪府のねらいだ。新電力と全国10社の大手電力の競争は、アリとゾウに例えられてきた。東京電力福島第一原発事故前、ゾウの立場の大手電力幹部はよくこう語った。「新電力は、生かさず殺さず」と。

http://digital.asahi.com/articles/ASG6D7WNDG6DPLFA011.html

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中部電力浜岡原発敷地内から煙 けが人なし(2014/06/15共同通信)

15日午後2時5分ごろ、中部電力の浜岡原発(静岡県御前崎市)の敷地内で煙が上がっているのを従業員が発見し、消防に通報した。煙はすぐに止められ、けが人はいなかった。中部電力によると、煙が出たのは浜岡原発の敷地内にある協力会社の倉庫付近。同社が周辺への放射能の影響と、煙が出た原因を調査している。
http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014061501001603.html

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基準値超でもくみ上げ継続 東電「急上昇なら再停止」(2014/06/14福島民友)

東京電力福島第1原発の汚染水対策「地下水バイパス計画」をめぐり、地下水の放射性トリチウム濃度が海に放出する際の東電基準値(1リットル当たり1500ベクレル)を超えた専用井戸(12番井戸)1本について、東電は12日夜にくみ上げ再開に踏み切った。今後の水質分析で基準を上回ったとしても、くみ上げは継続する方針だ。東電は「濃度が急上昇した場合は再停止を検討する」と説明するが、判断する際の濃度基準は明示していない。
http://www.minyu-net.com/news/news/0614/news8.html

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福島第1原発沿岸、南側が高濃度 海底土のセシウム(2014/06/13共同通信)

原子力規制庁は13日、東京電力福島第1原発の沖合約千平方キロの範囲で、海底土の放射性セシウム濃度を調べた結果を発表した。原発の沖合数キロの沿岸部では、北側に比べて南側で濃度が高い傾向があり、海底土1キログラム当たり最大2000ベクレルが測定された。規制庁は「福島県の沿岸では海流が北から南に向かっている場合が多く、汚染された海水や土が海流で南方に運ばれたことが原因の可能性がある」としている。調査は2013年12月ごろ実施。船から放射線測定器をつり下げ、海底に沈んだセシウムから出るガンマ線を測定。800キロを航行し、海底表層のセシウム濃度分布を確認した。
http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014061301002069.html

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余録:古代ローマの風刺詩人ユウェナリスの言葉は、昨今…(毎日新聞 2014年06月14日)

古代ローマの風刺詩人ユウェナリスの言葉は、昨今の世相批判にもよく使われる。「市民が国政に対する関心を失って久しい。今では二つのことだけを熱心に求めている。つまりパンとサーカスを」▲パンは小麦の無料配給、サーカスは競技場のことで、そこでの競技や見せ物を意味した。こちらも無料である。後世それが権力者の民衆懐柔策の象徴のように受け取られたが、塩野七生(しおの・ななみ)さんの「ローマ人への20の質問」(文春新書)によればこの風刺は大げさという▲たとえば皇帝が出席するローマの競技場は市民の意思表示の場だったらしい。
http://mainichi.jp/opinion/news/20140614k0000m070120000c.html

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近事片々:何より先に平和主義が根底から覆されるおそれ目前に…(毎日新聞 2014年06月14日 東京夕刊)

何より先に平和主義が根底から覆されるおそれ目前に。

そのうち何とかなるだろうと鼻歌が聞こえる? 法人減税、財源空疎のおそれ深刻。

実力もないのに「科学」を利用して地位と名誉を追いかけている研究者少なからず、と本紙連載「偽りの薬」で専門家の嘆声。信頼が根底から覆されるような。

「差別心や不寛容さ、人を操縦して利用しようとする心を捨てなくては」とローマ法王。サッカーに勝つには。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140614dde001070060000c.html

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者の目:英国・アイルランドの歴史和解=小倉孝保(欧州総局・ロンドン)(毎日新聞 2014年06月13日 東京朝刊)
「強い国」こそ寛容に。動きの激しいニュースの陰で目立たないものの重要な出来事がある。ヒギンズ・アイルランド大統領の4月の英国訪問はそうしたことの一つだ。大統領の公式訪問は英国からの独立(1922年)後、初めて。一方による他方の併合という「負の遺産」を両国はどう克服したのか。日韓関係を考えるうえでも参考になることがあるはずだ。・・・

住民交流脈々と 首脳は態度軟化

アイルランド人の感情の変化を知るため首都ダブリンに歴史家、ティム・クーガンさん(79)と元アイルランド放送協会会長のトム・ハーディマンさん(85)を訪ねた。両氏は日韓関係にも詳しい。英国との和解についてクーガンさんは「人的交流の拡大と米国の仲介が大きい」と話した。北アイルランド帰属を巡りテロと暴力の応酬が続いた時も、住民レベルの交流は拡大した。英国で暮らすアイルランド人は約200万人。アイルランドの人口(約460万人)を考えると、交流の深化がわかる。また、「米国の仲介」はアイルランドと米国との特別な関係の反映だ。ジャガイモ飢饉で多くのアイルランド人が米国に移住し、現在、アイルランド系米国人は約3600万人。数々の有力政治家を生んでいる。

http://mainichi.jp/shimen/news/20140613ddm005070003000c.html

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川内原発:再稼働反対署名1万1800人超 いちき串木野市議会に陳情書も/鹿児島(毎日新聞 2014年06月13日 地方版)

九州電力川内原発1、2号機の再稼働に反対する署名を集めている「避難計画を考える緊急署名の会」は12日、署名数が1万1800人を超えたと発表した。会は、いちき串木野市議会に再稼働反対を求める陳情を提出しており「採択してほしい」と訴えている。署名活動は、いちき串木野市民(人口約3万人)を対象に5月10日から始め、戸別訪問をしたり、大型ショッピングセンター前などで署名を集めた。
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20140613ddlk46040615000c.html

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放射性セシウム:ネマガリタケに 湯沢・基準超える/秋田(毎日新聞 2014年06月14日 地方版)

県は13日、宮城県境に近い湯沢市皆瀬地域の国道398号沿いの国有林内で採取したネマガリタケ(タケノコの一種)から基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。昨年も同じ地点のネマガリタケから基準を超える放射性セシウムが検出されており、県は昨年から続けている市への出荷自粛要請を継続する。
http://mainichi.jp/area/akita/news/20140614ddlk05040107000c.html

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震災報道写真展:「被災地への思い、持ち続けよう」 復興に取り組む姿90点 山形屋で15日まで/鹿児島(毎日新聞 2014年06月13日 地方版)

東日本大震災の被災地で撮った報道写真を展示した「記憶 忘れてはいけないこと」が、鹿児島市金生町の山形屋文化ホールで開かれている。15日まで、入場無料。震災から3年3カ月が経過したが、「被災地への思いを多くの人々で持ち続けよう」と天文館地区の活性化を目指す「WeLove天文館協議会」が主催した。日本経済新聞社の写真部記者が撮影した、発生直後から今日まで復興に取り組む被災者らの様子など約90点が並ぶ。
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20140613ddlk46040619000c.html

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小惑星“ビースト”、地球の近くを通過(Dan Vergano for National Geographic News June 13, 2014)

小惑星“ビースト”、地球の近くを通過。地球の近くには絶えず小惑星が高速で飛び交っているが、“ビースト”(The Beast:獣)ほど強い印象を与えるものは多くない。この小惑星は約1週間前、地球の近くを通過した。今回NASAが公開したレーダー観測画像で、小惑星2014 HQ124(ビーストの正式名称)の隠れた外観が明らかになった。これらの画像は6月8日、地球に最接近したときに撮影されたものだ。ジャガイモのような形の小惑星で、大きさは少なくとも375メートル、ゆっくり回転しながら地球から125万キロ以内の位置を通過する様子が示されている。地球から月までの距離の3倍より少し遠いところにあたる。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140613003

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世界最古のマスク、農夫の祖先の顔か(A. R. Williams National Geographic News June 13, 2014)

世界最古のマスク12点がエルサレムにあるイスラエル博物館に展覧会のために初めて集められた。これらの珍しい石製の芸術品は、狩猟採集生活をやめ、現在のエルサレムのあるジュディアンヒルズやその近郊のジュディアン沙漠の外れに定住するようになった初期の農民の子孫が作ったものだ。生活様式が大きく変化し、組織化された宗教が誕生したことで、農民はそれまで信じて来た宗教の儀式で使うために、飾り気のない石の彫像を作るようになったのかもしれない。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140613001

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