KIJI LISTpoint NEWS LIST
20182019
<POINT NEWS15>2014/04/10・・・(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)



sankaku15sankaku
2014/04/10sankaku04/14

 

福島第一 高濃度汚染水を誤移送 200トン予定外の場所に(2014/04/14東京新聞)

東京電力は十四日、福島第一原発で、使う予定のなかった仮設ポンプ四台が動き、原子炉建屋やタービン建屋地下の高濃度汚染水約二百トンを予定とは異なる建屋地下に移してしまったと発表した。ポンプが動いた原因を調べている。建屋外への漏出は確認されていない。
 福島第一では、原子炉を冷やした水が、溶け落ちた核燃料に触れて汚染水となり原子炉建屋などの地下にたまる。これをくみ上げ、近くにある複数の廃棄物関連の建屋地下に一時的に移した後、除染装置で処理している。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014041402000049.html

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地下水、基準超でもくみ上げ 水質分析、井戸別に停止(2014/04/12福島民友)

東京電力福島第1原発の汚染水対策の「地下水バイパス計画」で、東電は11日、地下水をくみ上げる専用井戸で放射性物質が海に放出する東電の基準値を超えた場合も、くみ上げを続けると発表した。計12本の井戸でくみ上げた水を一時貯蔵タンクに集めた段階で水質を分析、基準値に迫れば原因とみられる井戸のくみ上げを個別に停止する。
http://www.minyu-net.com/news/news/0412/news10.html

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汚染水203トン建屋地下に流入 ポンプ誤作動「外部漏えいない」(2014/04/14共同通信)

東京電力は14日、福島第1原発の汚染水処理で、使う予定のないポンプ4台が動き、移送先ではない「焼却工作建屋」と呼ばれる建屋の地下に高濃度汚染水約203トンが流入したと発表した。・・・東電によると、移送中の汚染水には放射性セシウムが1リットル当たり3700万ベクレル含まれていた。
http://www.47news.jp/CN/201404/CN2014041401001313.html

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第1原発、最大1トン汚染水漏れ 小型のタンク(2014/04/14共同通信)

東京電力は13日、福島第1原発のタンク群の脇に設置された小型のプラスチック製タンクで、側面の穴から水が漏れているのを見回り中の協力企業作業員が見つけたと発表した。タンクに残った水を東電が分析したところ、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1400ベクレル検出されたが、高濃度汚染水ではなかったという。タンクの容量は約1立方メートルのため、東電は漏えい量を最大1トンと見込んでいる。
http://www.47news.jp/CN/201404/CN2014041301001671.html

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(@スイス)脱原発、そろり小国流(2014/04/12朝日新聞)

アルプスに囲まれた山国スイスは、電力の4割を原子力発電に頼っている。ところが、2011年3月の東京電力福島第一原発事故が、スイスのエネルギー政策を大きく変えた。事故直後の2011年5月、政府は緊急の閣僚会議を開き、全5基の原子炉を2034年までに運転停止して廃炉にすると決め、20年先の「脱原発」を宣言した。とはいえ、実現にむけた具体的な行程表はまだなく、課題も多い。それでも「なんとかなる」という考え方が支配的なのが不思議だ。・・・今年、スイスで「地球で最も安全な場所への旅」という映画を公開し話題を集めたスイス人映画監督、エドガー・ハーゲンさんに話を聞いた。欧州各地の核の処分場の候補地で、地元の人たちにその安全性と必要性を訴える核物理学者でコンサルタント会社社長のチャールズ・マッコンビー氏に同行したドキュメンタリーだ。「世界には計35万トンの高レベル放射性廃棄物と使用済み核燃料があり、1年間に1万トンずつ増えている」映画はこのセリフから始まり、中国・ゴビ砂漠、米国・ワシントン州、オーストラリア、ドイツ、スウェーデン、と、核廃棄物の最終処分場やその候補地の関係者の声を淡々と伝える構成だ。悩んだ末に、「人類のためだ」と受け入れを決めたスウェーデンの市長や、反対を続けるドイツの住民デモ。日本の青森県六ケ所村の様子も紹介される。

http://digital.asahi.com/articles/ASG493FKLG49ULPT001.html

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愛知)映画「遺言 原発さえなければ」名古屋で上映(2014/04/12朝日新聞)

東日本大震災による東京電力福島第一原発の事故から3年以上がたった今も、地元住民たちの苦しみは続いている。そんな人々のありのままの姿を800日間にわたって撮った記録映画「遺言 原発さえなければ」が19日から5月2日まで、名古屋市中村区のシネマスコーレで上映される。愛知県内での上映は初めて。・・・「被災地はまだまだ復興の端緒にもついていない。映画はほんの序章にすぎない」と話す豊田さん。取材は今後も続けていくという。(相場郁朗)

http://digital.asahi.com/articles/ASG4B66W0G4BOQIP001.html

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声)原発輸出を認める協定は疑問(2014/04/12朝日新聞)主婦 西英子(愛知県 76)

トルコ、アラブ首長国連邦への原発輸出を可能とする原子力協定が、衆院を通過した。東京電力福島第一原発でレベル7の深刻な事故を起こした日本に、原発を輸出する資格があるのか。私には納得しがたい。原発の安全性を審査する態勢が日本に整備されていないのに、原発を輸出することが許されていいのか。トルコは世界有数の地震国だ。福島第一原発事故の十分な検証もなく原発を輸出するのは、無責任でないのか。安倍晋三首相は昨年、トルコを訪問し、自ら原発を売り込んだ。もし、輸出した原発で事故が起きた場合、日本政府は責任を追及されるのではないか。今年1月、福島第一原発事故の炉を製造した日米のメーカーを相手取り、被災者を含む国内外の約1400人が東京地裁に損害賠償請求訴訟を起こした。原子力損害賠償法は、原発事故で被害が出ても電力会社などの「原子力事業者」以外は賠償責任を負わないと定める。訴訟には、原発メーカーがリスクを負わずに利益を追求できる現状を改める狙いがある。原発で利益追求するメーカーを、政府が後押しする必要はあるのか。原発輸出を可能とする原子力協定は疑問だ。

http://digital.asahi.com/articles/ASG4B3JSLG4BUWPJ003.html

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(時時刻刻)なし崩しの原発回帰 エネルギー基本計画、閣議決定(2014/04/12朝日新聞)

東京電力福島第一原発事故がなかったかのように、安倍政権は、着実に原発の再稼働を進める。事故から3年。11日に閣議決定した新たなエネルギー基本計画は、将来の原発比率も示さないままで「原発回帰」だけを明確にし、核燃料サイクルの推進も堅持した。・・・新たな基本計画では、使用済み燃料を再処理して使う核燃料サイクル政策を維持。その要で、夢の発電技術とされながら、実用化のめどが立たない高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県)も、「放射性廃棄物を減らす技術の研究拠点」として温存される。しかし、その実現性も未知数で、印象の良い看板に掛け替えた延命策といえる。「核融合や宇宙エレベーターより難しいかもしれず、全くめどがたっていない」。今月2日の自民党小委員会。河野太郎副幹事長は、今世紀中の実用化は難しいとも言われる核融合などを例に挙げ、実現性を疑問視した。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11080621.html

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東電が子ども向け副読本 地元首長「誰も信用しない」(2014/04/14朝日新聞)

東京電力は14日、福島第一原発事故や廃炉対策の現状を子どもたちに伝えるため、経済産業省と連携して小中学生などを対象にした副読本をつくる方針を明らかにした。ただ、相次ぐ汚染水トラブルや情報発信のあり方が批判される事故の当事者だけに、地元首長からは疑問の声も上がった。・・・会合後、松本幸英・楢葉町長は「事故を起こした本人が教育の場に入るのはどうなのか」、清水敏男・いわき市長は「東電が作ったものでは誰も信用しない」と取材に話した。
http://digital.asahi.com/articles/ASG4G66YFG4GUGTB00W.html

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創作意欲あふれる存在感 ボブ・ディラン、4年ぶり7度目の来日公演 小倉エージ(2014/04/14朝日新聞)
前回はロック色の濃い演奏を主体に、日により選曲が異なったが、今回は選曲はほぼ固定化され、音楽内容も大きく変化していた。具体的にはフォーク、ブルース、カントリーや往年のポピュラーソングなど、アメリカの大衆音楽の足跡を辿(たど)り、現代との共通点に着目。そのメロディーや歌詞を引用しながら創作を続けてきたここ最近の音楽姿勢を反映したものだ。ウエスタンスイングやマウンテンブルース風の演奏は素朴で牧歌的な印象だが、歌の内容はシリアスだ。洪水や予期せぬ出来事の再来を警告した「ハイ・ウォーター」など、3・11の震災に重なる。さらにパワフルなハードロックやブルースナンバーも。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11084094.html

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ベートーベンと向き合えた アンスネス、55都市めぐるツアー(2014/04/14朝日新聞)

ノルウェーのピアニスト、レイフ・オベ・アンスネスがベートーベンのピアノ協奏曲全5曲に集中している。「ベートーベンへの旅」と題したツアーで2012年から3年間、55都市をめぐる。持ち前の繊細な感性が生きるラフマニノフやモーツァルトで人気の俊英も、44歳に。「ようやくベートーベンに真正面から向き合える段階にきた」と迷いのない表情で語る。・・・MCOの提案で、耳のきこえない子どもたちに音楽を体験してもらう活動にも取り組む。楽器に触れ、顔や耳を寄せ、振動で音を感じさせる。「聴力を失ったベートーベンの苦悩を、私自身も少しなりとも理解できれば」との思いもある。・・・音楽をすることが当たり前になってしまわないよう、年に1度は故郷の山荘に2週間ほどこもり、音楽に触れない日々をつくるようにしている。「音楽を断ち、自然の声に身を委ねる。そうして浄化され、ツアーに戻ると、音楽が新鮮に、自分の中に戻ってくる感覚になる。ああ、こんないい曲だったのかと」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11084097.html?ref=pcviewpage

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(評・音楽)ジェフ・ベック 圧巻ギター、言葉など不要(2014/04/14朝日新聞)

いまだ音盤化されていない新曲も交えつつ、最新CDの収録曲から往年の名盤の人気曲まで、アンコールを含めて20曲超。オリジナル曲はもちろん、ビートルズ、ジミ・ヘンドリックス、マハビシュヌ・オーケストラ、マディ・ウォーターズらのレパートリーのカバーも随所に織り込み、飽きさせない。1曲を除き全てボーカルなしの演奏ものだが、物足りなさなど微塵(みじん)もなし。ボーカルどころか、アンコールに入るまでジェフ・ベックもバンドメンバーもいっさいステージ上から言葉を発しなかった。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11084099.html

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(声)女性を蔑視 橋下市長の発言(2014/04/13朝日新聞)契約社員 山畑富男(大阪府 70)

橋下徹大阪市長が御堂筋の規制緩和にからみ、「愛人を2、3人住まわせて下さい」とシンポジウムで発言し、批判の声が上がると「しゃれ、冗談の極みのことだ」と述べて発言を撤回しなかった。私は満身に怒りを覚えた。しゃれ、冗談とは、聞いている人たちを愉快な気持ちにさせてこそ初めてそう言えるのであって、女性蔑視に満ちたこのような発言は、聞いている人たちを不愉快な気持ちにさせるだけだ。あんなものはしゃれでもなければ冗談でもない。今回の発言は、彼が昨年、沖縄の米軍普天間飛行場で司令官に会った時、性犯罪対策として「もっと風俗業を活用してほしい」と勧めた発言(後で撤回)や、旧日本軍の慰安婦を「必要だった」とした発言と軌を一にしていると私は思う。彼が女性蔑視の考え方で満ちあふれていることがこれらの発言で露呈した。橋下市長は市長就任以来、大阪市の教育改革に遮二無二取り組んでいるが、こんな女性蔑視思想を持つ市長に子どもたちの教育が委ねられているかと思うと背筋が凍る思いがする。こんな思いを抱くのは私だけだろうか。

http://digital.asahi.com/articles/ASG4B647MG4BPWPJ00J.html

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(声)「ブラック企業」に言いたい(2014/04/13朝日新聞)アルバイト 市村元(神奈川県 24)

学生時代からいくつかのアルバイトをしたが、労働者を使い捨てる「ブラック企業」と思った会社がある。3年間働いたファミリーレストランでは、アルバイトでも有給休暇が取れることを教えてもらえなかった。豆腐をつくる食品工場は、深夜の割増賃金を規定通り支払ってくれなかった。大手の学習塾は、残業手当がなかった。アルバイトには権利がないような扱いを受け続けてきた。安価で便利な部品として組み込まれていたようだった。私は言いたい。アルバイトといえども、働いている以上はその会社に貢献していることに変わりない。労働法規は、きちんと守ってほしいと思う。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11082811.html

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(声)大間町は自然エネに転換促せ(2014/04/13朝日新聞)主婦 木村和子(青森県 68)

北海道函館市が、青森県大間町の大間原発について、事業者のJパワーと国を相手取り、建設差し止め訴訟を起こしたが、大間町は原発推進の態度を変えていない。だが、住民同士は親近感を持っている。昨年、大間と函館を結ぶフェリーが新しくなり、大間の人たちは医療や買い物などで函館を頼りにしている部分がある。「大間のマグロ」の名は定着しているが、私は「津軽海峡のマグロ」だと思っている。福島第一原発の事故で、青森県産のリンゴに風評被害が出て生産者の苦労に胸が痛んだ。函館の農産物は、そうなってほしくない。大間町は電力会社からの交付金を当てにせず、自然エネルギーへの転換を促してほしい。それは対岸の道民のためでもあると思う。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11082809.html

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メキシコ湾流出原油、今なお生物に打撃(Christine Dell'Amore, National Geographic News April 10, 2014)

米史上最大の原油流出事故から4年が経過したが、メキシコ湾では今なお野生生物たちが正常な状態に戻れずに苦闘していることが、4月8日に公表された最新の報告で明らかになった。・・・報告書では、14種のメキシコ湾に生息する生物についての調査結果が示されている。その内容を以下に抜粋する。・・・ 2010年4月以降、900頭以上のハンドウイルカが原油流出域で死亡または座礁している状態で見つかっている。これは死骸を縦に並べると2.4キロもの死んだイルカの列ができるほどの数だと、インクリー氏は語る。メキシコ湾では過去数十年にわたって死亡、座礁数の記録が取られているので、事故以前に比べてその数が増加していることが分かっている。

継続中の研究でも、原油で汚染された海域を泳ぐイルカに低体重、貧血、肝臓疾患や肺疾患の兆候が見られる。ハンドウイルカのような最上位捕食者が病気になっていることから、食物連鎖のずっと下位の生物種にも問題が生じていることが予測されるとインクリー氏は述べている。 ・・・原油で汚染された生態系を元に戻すのが目標だが、特に湿地や深海の原油を除去するのは容易ではないと、インクリー氏は述べる。NWFが今後の原油流出防止、具体的には化石燃料に代わる代替エネルギー資源の導入を重視しているのもそのためだ。

「いまだに頭のてっぺんからつま先まで油まみれの“歩く屍”となったカッショクペリカンが頭から離れない」とインクリー氏は続ける。「こんな悲劇は二度と起こしてはならない」。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140410006

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もんじゅ不適切処理は数百カ所 機器の点検記録に内規逸脱(2014/04/11共同通信)

日本原子力研究開発機構は11日、原子力規制庁が3月に行った高速増殖炉原型炉もんじゅの保安検査で、機器の点検記録数百カ所を内規を逸脱した不適切な処理で訂正したことや、それまでの報告に含まれていない未点検機器が見つかったことを指摘されたと明らかにした。もんじゅでは大量の機器の点検漏れが発覚したため、機構は昨年11月、再発防止に向け、点検頻度や方法を定めた点検計画を原子力規制委員会に提出したが、計画表に記載された機器の点検時期や名称などに誤記があったため、保安検査3日前に約520カ所を訂正。このうち249カ所は、規制庁が「不適切な処理」と指摘したという。
http://www.47news.jp/CN/201404/CN2014041101002182.html

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廃棄物処分 候補地に50億円 風評被害対策に交付へ(2014/04/10東京新聞)

石原伸晃環境相は九日、東京電力福島第一原発事故で発生した「指定廃棄物」を処分するため、宮城、栃木、茨城、群馬、千葉五県に整備する最終処分場の候補地に対し、地域振興策と風評被害対策費として計五十億円を交付する考えを示した。環境省内で石原環境相と会談した栃木県の福田富一知事が、記者団に明らかにした。指定廃棄物は一キログラム当たり八〇〇〇ベクレル超の焼却灰や下水汚泥など。環境省によると、五十億円は二〇一四年度予算に計上している。最終処分場周辺の道路整備、住民の集会施設、風評被害防止を目的とした観光や物産のPRなどを想定している。・・・
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014041002000113.html

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安倍政権が武器輸出解禁 平和主義崩れ 技術流出も(2014/04/11東京新聞)

安倍政権は武器や関連技術の海外提供を原則禁止してきた武器輸出三原則を全面的に見直し、輸出への道を開いた。七日にはオーストラリア政府との間で潜水艦の共同開発を含む技術協力に向けて交渉を開始することで早くも合意。高性能な国産の10式戦車にも他国が関心を示す。輸出解禁は憲法の平和主義をなし崩しにするばかりでなく、技術の流出という問題も抱える。 ・・・
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2014041102000129.html

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エネ計画 閣議決定 原発膨張へ舵(2014/04/12東京新聞)

政府は今後のエネルギー政策の指針となる「エネルギー基本計画」を閣議決定した。表向きは原発への依存度を「可能な限り低減する」としているが、実態は原発回帰どころか、新増設への布石を打ち、輸出を推進するなど「膨張」路線に舵(かじ)を切ったことになる。・・・
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2014041202000116.html

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東電、2億8千万ベクレルに修正 昨年8月の汚染水漏れ(2014/04/11共同通信)

東京電力は11日、福島第1原発の汚染水測定でストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質の濃度を過小評価していた問題で、修正した測定値を発表した。昨年8月にタンクからの漏えいが発覚し、当時1リットル当たり8千万ベクレルと発表した汚染水は、2億8千万ベクレルと大幅に上方修正した。この時の漏えい量は約300トンで、一部が外洋に流出、国際的な事故評価尺度(INES)で8段階の下から4番目に当たる「レベル3」とされた。・・・
http://www.47news.jp/CN/201404/CN2014041101002096.html

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原発推進側官庁に104人戻る 規制庁職員(2014/04/10共同通信)

原子力規制庁は10日、2012年9月の発足から今年4月1日までの約1年半の間に、同庁の職員計132人が出身官庁に戻ったことを明らかにした。原子力推進側の官庁への配置転換は認めない原則だが、推進側の経済産業省と文部科学省に59人と45人の計104人が戻っていた。旧規制組織の原子力安全・保安院が経産省の傘下にあり、東京電力福島第1原発事故を防げなかった反省から設けた仕組みが、機能していない実態が浮かび上がった。

http://www.47news.jp/CN/201404/CN2014041001001661.html

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ことば:軍縮・不拡散イニシアチブ(NPDI)(毎日新聞 2014年04月13日 東京朝刊)

日本、オーストラリアが主導し2010年に創設した「核兵器のない世界」の実現を国際社会に促す非核保有国の枠組み。核拡散防止条約(NPT)の加盟国に、核軍縮を促すための作業文書をNPT再検討会議準備会合に提出するなどの働きかけを行う。日豪のほかにドイツ、カナダ、チリ、メキシコ、オランダ、ナイジェリア、フィリピン、ポーランド、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)が参加している。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140413ddm001010203000c.html

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東日本大震災:漫才で脱原発訴え 名古屋で「おしどり」夫婦 東電会見の様子など報告/愛知(毎日新聞 2014年04月13日 地方版)

東京電力福島第1原発事故の情報を発信している夫婦漫才師「おしどり」のマコさんとケンさんが12日、名古屋市北区志賀町の北文化小劇場で東電の会見の様子などを笑いを交えて報告した。脱原発を訴える市民団体「子どもたちに安心な未来を手渡す会」主催。約180人が訪れた。・・・多くの人が出入りする東電の会見は、質問にヤジが飛ぶこともしばしば。そうした様子を面白おかしく説明したほか、汚染水処理が難航していることや、作業員の過酷な労働環境を紹介。「実際に取材をすると国や東電が公にしていないことがたくさんあり、改めて原発は危険なものだと感じた」と話した。
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20140413ddlk23040032000c.html

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外務省メール:被ばく情報、矮小示唆し要求 福島自治体に(毎日新聞 2014年04月13日)

 東京電力福島第1原発事故による住民の被ばくと健康影響を巡り、外務省が先月中旬、「報告書を作成中のIAEA(国際原子力機関)から要請された」として、福島県の自治体にメールで内部被ばくなどの測定データ提出を求めていたことが分かった。メールは、他の国際機関より被ばくを小さく評価されるとの見通しを示しており、受け取った自治体の約半数が「健康影響を矮小(わいしょう)化されかねない」「個人情報をメールで求めるのは非常識」などと提出を断り、波紋が広がっている。・・・
http://mainichi.jp/select/news/20140413k0000m040119000c.html

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夕感!:福島の「今」劇で訴え 「避難した仲間に見せたい」郡山の劇団、20日に福岡で上演(毎日新聞 2014年04月12日 西部夕刊)

福島県郡山市の市民劇団が、福島第1原発事故後の福島を舞台にした作品を20日、福岡市で開かれる演劇イベントで上演する。劇団代表の佐藤茂紀さん(50)が「福岡に避難した元団員に見せたい」とイベントの出演公募に応募した。「原発のことは日本全体が考えるべき問題。福島か、そうでないかの壁を取り払う機会になれば」。佐藤さんは遠征上演にそんな願いも託している。・・・
http://mainichi.jp/area/news/20140412ddg001040003000c.html

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ネルギー基本計画:閣議決定 原発回帰、批判の嵐 3・11を忘れたか/避難者の思い無視/「命の問題」すり替え(毎日新聞 2014年04月12日 中部朝刊)

政府が11日閣議決定した中長期的なエネルギー政策の方向性を示す「エネルギー基本計画」は、前民主党政権の「原発ゼロ」路線から一転、原発稼働を継続させる方針を明確にした。東海地方の市民からは「原発問題はエネルギー問題ではなく、命の問題だ」などと、基本計画に対する批判の声が相次いで上がった。・・・また、東京電力福島第1原発事故で福島県飯舘村から津市美杉町に避難している農業、村上真平さん(55)は「生活を奪われ、帰れなくなった避難者の状況に思いが至っていない。今なら再稼働できるという基準は何なのか。今後も事故が起こり得るという考えはないのか」と政府の方針を非難。「原発は生活を壊すのに、政府は再び安全神話を作ろうとしている。事故前と変わらず金や経済を優先し、電気産業、経済界の方を向いている」と厳しく指摘した。・・・
http://mainichi.jp/area/news/20140412ddq041010007000c.html

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エネルギー基本計画:閣議決定 市民から批判噴出 怒り、あきらめ「末端の声届かぬ」/群馬(毎日新聞 2014年04月12日 地方版)

原発再稼働推進を明記したエネルギー基本計画が閣議決定された11日、県内からも批判やあきらめの声があがった。【塩田彩】

東京電力福島第1原発の事故後、福島県南相馬市小高区から桐生市に避難してきた小沢京子さん(62)は「結局、同じ立場に立ってみないと分からないんでしょう」とため息をつく。住み慣れた故郷は除染が進まず、帰還には少なくともさらに2年かかる見通し。自宅は津波に流された。・・・原発事故で一時、平均的な空間放射線量が毎時0・23マイクロシーベルト以上となり、国から「汚染状況重点調査地域」に指定された沼田市。主婦の奈良英子さん(49)は、閣議決定に「事故の原因も究明されていない中で、なぜ再稼働を進めようとするのでしょうか。ますます政府を信じられなくなります」と怒りをにじませる。・・・
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20140412ddlk10010224000c.html

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社説:エネルギー計画 これは計画に値しない(毎日新聞 2014年04月12日 東京朝刊)

政府が、エネルギー基本計画を閣議決定した。中長期的なエネルギー政策の指針となるべきものだ。しかし、与党の議論を経ても原発など電源別比率の数値目標は盛り込まれず、将来像はぼやけたままだ。これではとても指針にはなるまい。・・・ところが出来上がった計画は、原発依存度低減を目標に掲げてはいるものの、原発再稼働には積極的だ。将来にわたって一定規模の原発を確保する方針も示し、新増設に道を開いた。使用済み核燃料を再利用する核燃料サイクルは事実上行き詰まっているが、使用済み燃料の最終処分について具体策がないため、これまで通り推進する。要するに、民主党政権が12年に決めた原発ゼロを目指す方針を転換し、原発に依存してきた従来の政策をほとんど追認したということだ。こうした計画の本質的な部分は1カ月半に及んだ与党の協議を経ても、まったく変わらなかった。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140412ddm005070047000c.html

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迷走する原子力:/上 エネルギー基本計画、閣議決定 原発回帰、責任どこに 電事連「国策民営」に抵抗(毎日新聞 2014年04月12日 東京朝刊)

発を再びエネルギー政策の柱に据えようとかじを切るもので、年内にも原子力政策の方針をまとめた「基本的考え方」を作成する考えだ。だが、原発再稼働や過酷事故が再び起きた際の責任を誰がどのように背負うのか、何の答えも出ていない。事故に備えた住民の避難計画策定も遅れている。責任の所在は宙に浮いたまま。原子力政策の迷走が続く。・・・2011年3月の事故直後、東電の役員は建設中の大間原発(青森県)で初めて原発を持つJパワー(電源開発)役員にこう伝えた。「原発なんて持ったらダメだ。事故を起こしたら会社が吹き飛ぶ」。福島第1原発の事故処理費用は賠償、除染、廃炉・汚染水対策など総額約11兆円に達し、費用はさらに膨らむ可能性が高い。二人三脚だったはずの国は事故後、東電に約1兆円の資本を注入し、汚染水対策に国費を投入するが、あくまで資金繰り支援という裏方に回り、「国策」を決めてきた自らの責任にはフタをしたままだ。・・・
http://mainichi.jp/shimen/news/20140412ddm001010167000c.html

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エネルギー基本計画:閣議決定 原発事故「人生狂った」 被害住民、再稼働へ憤り(毎日新聞 2014年04月11日 大阪夕刊)

原発再稼働を推し進めようとするエネルギー基本計画が11日、閣議決定された。東京電力福島第1原発事故を引き起こした東日本大震災から、ちょうど3年1カ月。事故で放射性物質を浴びた地域は広範囲に及んでおり、後遺症に苦しむ住民は「政府は私たちを忘れたのか」と怒りの声を上げた。・・・「原発は壊れたら人間の知恵で制御できない。動かしてほしくない」と話すのは、千葉県我孫子市の住民団体「広域近隣住民連合会」事務局長、小林博三津(ひろみつ)さん(63)。原発事故で拡散した放射性物質に汚染された焼却灰を一時保管する県営施設の近くに住む。・・・
http://mainichi.jp/area/news/20140411ddf041010018000c.html

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エネルギー基本計画:閣議決定 「原発事故忘れたのか」 被害者怒りの声(毎日新聞 2014年04月11日 東京夕刊)

原発再稼働を推し進めようとするエネルギー基本計画が11日、閣議決定された。東京電力福島第1原発事故を引き起こした東日本大震災から、ちょうど3年1カ月。事故で放射性物質を浴びた地域は広範囲に及んでおり、後遺症に苦しむ住民は「政府は私たちを忘れたのか」と怒りの声を上げた。・・・群馬県沼田市の主婦、奈良英子さん(49)は原発事故後、3人の息子たちの健康への影響が心配になり、放射能関連の書籍を買い込んで必死に勉強した。小中学校に校庭の除染を申し入れると「風評被害をあおる」と言われ、地域社会が分断されるのを実感した。「事故原因も究明されていない中でなぜ再稼働を進めようとするのか理解できない」と怒りをにじませた。・・・再生可能エネルギー(再エネ)事業の関係者からも失望の声が上がっている。東京・多摩地区の大学などの屋上に太陽光発電のパネルを置いて発電事業をしている「多摩電力合同会社」(多摩市)の山川陽一代表(75)は「高い数値目標がない上に、メガソーラー発電をする事業者が生き残り、地域の中小事業者を支援する内容になっていない」と基本計画に疑問を投げかける。・・・
http://mainichi.jp/shimen/news/20140411dde041010045000c.html

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