第1原発・全430基の地上タンクで警報鳴らない状態(2014/04/10福島民友) 鳥越俊太郎氏:報道番組がメディアコンテスト政治部門で金(毎日新聞 2014年04月09日) オスプレイ低周波音 環境値超え「影響深刻」(2014年4月9日沖縄タイムス) 【死んだっていい 俺も行く】原発危機的状況に前首相 東電が発言詳細記録(2014/04/09朝日新聞) 記録によると、本店2階の緊急時対策本部に入った首相は、政府・東電の事故対策統合本部の設置を宣言。「このままでは日本国滅亡だ」「プラントを放棄した際は、原子炉や使用済み燃料が崩壊して放射能を発する物質が飛び散る。チェルノブイリの2倍3倍にもなり、どういうことになるのか皆さんもよく知っているはず」と強い危機感を示した。 パリの市場でみつけたフランスの魚(2014/04/03フランスニュースダイジェスト) 地球温暖化の証拠を過去に探る(ナショナルジオグラフィックス) 101年前に海に流したメッセージを発見、世界最古か ドイツ(2014/04/08AFP) エクアドルの「火の喉」トゥングラウア火山に大規模噴火の懸念(2014/04/05 AFPBB NEWS) 火山活動が活発になっている南米エクアドル中部のトゥングラウア火山(Tungurahua Volcano)について専門家らは4日、「5分間に及ぶ爆発音を伴う噴火」を確認したと報告した。噴煙は高さ10キロに達し、大規模な噴火への懸念が高まっている。首都キト(Quito)の南およそ130キロにあるトゥングラウア火山は1999年から活動期に入ったとみられており、今年2月上旬から火山活動が活発になっていた。「トゥングラウア」は、先住民の言語であるケチュア(Quechua)語で「火の喉」を意味する。(c)AFP 「世界最大」インドの総選挙、投票始まる 有権者8億人(2014/04/07AFPBB NEWS) 集団的自衛権:国会前で行使容認反対の集会(毎日新聞 2014年04月09日) http://mainichi.jp/select/news/20140410k0000m010046000c.html 映画:「フルートベール駅で」監督 黒人青年射殺事件基に、生に目向け悲しみ表現(毎日新聞 2014年04月09日 東京夕刊) アルツハイマーの予見法、実用化目前か(Diane Cole, National Geographic NewsApril 9, 2014) カラスの高い知能、イソップ話は実話?(Virginia Morell for National Geographic News April 9, 2014) カラスたちは、6つの実験中4つをとても巧みにこなしました。原因と結果、物体の性質についての自然な理解 をあてはめることができたのです。例えば、中身の詰まった物体は水に沈むけれど、空洞の物は浮かぶことや、 砂の入った筒に石を入れても意味がないことを理解していました。しかし、外観だけでは因果関係が分かりにく いU字型の筒を使った実験は非常に苦手でした。ここでは2本の筒がテーブルの下でつながっていることを推測す る必要がありましたが、それができたカラスは1羽もいませんでした。 今回の実験で彼らが見せた成功と失敗から、ニューカレドニアカラスの認知能力について何が分かるのでしょ うか? 人間を対象とした心理学では、人々が誤りを犯すときの様子こそ、人の考え方について最も多くを語ることが 多いと研究者たちが明らかにしています。誤りを見ることで、どういう考え方で問題を解決しているかが分かる ということです。これは動物にも当てはまるのか? あるいは、動物が問題を概念化する仕組みは人間と全く異 なるのか? 私たちはカラスが犯す誤りに注目することで、彼らがどのように問題をうまく解決しているのか、 もっと理解できるかもしれません。 諫早湾、生き物の宝庫が一変 素手で触れぬ泥に(2014/04/09朝日新聞) 《調整池のアオコ》 アオコは太古の地球上に酸素を送り出したシアノバクテリアの一種。様々な種類があるが、諫早湾干拓地の調整池で最も目立つのがミクロキスティス・エルギノーサ。肝臓がんなどの肝臓障害を引き起こす毒素のミクロシスチンをつくる種だ。その毒性は青酸ナトリウムの200倍で、米国防総省が生物化学兵器の原料として関心を寄せるほどだ。 《国営諫早湾干拓事業と開門問題》 1997年4月、「ギロチン」と呼ばれる鋼板で全長約7キロの湾を閉め切り、湾内に干拓地と淡水の調整池をつくり、国内最大の1550ヘクタールの干潟が消失した。当初から湾の閉め切りによるアオコの大量発生や水質悪化の恐れが指摘され、2000年冬には有明海の養殖ノリ漁が大凶作となった。08年に干拓地で営農が始まった。佐賀県の漁業者らは「漁業不振は干拓事業が原因」として、国を相手に提訴。福岡高裁は10年12月、漁業被害との因果関係を一部認め、国に5年間の開門を命じた。菅直人首相(当時)は控訴せず、高裁判決が確定した。だが、長崎県は常時開門すると調整池に海水が入り、干拓地で農業ができなくなるなどとして開門を拒否。13年11月には長崎地裁で開門差し止めの仮処分決定が出たこともあり、国は開門期限の13年12月を過ぎても門を開けていない。一方、開門派と開門反対派はそれぞれ国に対し、司法判断を守らないなら「罰金」を支払うよう求める間接強制を申し立てている。司法の場を舞台に開門問題は泥沼化しており、解決のめどは立っていない。 東日本大震災:福島・南相馬を支援 日韓音楽家がコンサート 市長、被災地の現状訴え−−川崎/神奈川(毎日新聞 2014年04月09日 地方版) 東日本大震災で被災した福島県南相馬市を支援するため、日韓の音楽家が協力したチャリティーコンサートが、川崎市川崎区のサンピアンかわさきで開かれた。コンサートに招かれた南相馬市の桜井勝延市長は、支援への謝意とともに、被災地の置かれた現状を改めて訴えた。南相馬市では現在も、約2万6000人が自宅を離れて仮設住宅などでの暮らしを余儀なくされている。桜井市長は「仮設住宅の高齢者に『市長、助けてくれ。おれはここで死にたくない』と訴えられる。この状況を許していいのか」と述べた上で「東京電力福島第1原発事故で家族がバラバラにされた。原発がクリーンだという人に、この現実を知らせなければならない」と語った。・・・ バチカン銀行「透明性高めて存続」 法王が了承(2014/04/09朝日新聞) 「首相の靖国参拝許されない」 海江田氏、米国で講演(2014/04/09朝日新聞) 米国を訪問中の民主党の海江田万里代表は8日午後(日本時間9日未明)、ワシントンにあるシンクタンク・ブルッキングス研究所で講演した。海江田氏は「民主党は戦後の国際秩序を尊重する。A級戦犯が合祀(ごうし)されている靖国神社への首相の参拝は許されない」と述べた。・・・ アオコ増加で毒素拡散の恐れ 諫早湾、魚介類汚染の危険(2014/04/09朝日新聞) 長崎県の諫早湾干拓地の調整池に、バクテリアの一種のアオコの毒が大量に堆積(たいせき)している。夏に大発生するアオコには毒性が強い種があり、分解の遅い毒素が池の底にたまるためだ。周辺でとれる農産物や魚介類への影響を心配する声は強いが、農林水産省と長崎県の腰は重く、双方が責任の押し付け合いまで続けている。・・・調整池のアオコには、肝臓障害を引き起こす毒素のミクロシスチンを出す種がある。熊本保健科学大の高橋徹教授(海洋生態学)が2006年、ミクロシスチンが目立つことに気付き、警鐘を鳴らし始めたことから、農水省も調査に着手。ところが、調査は07年11月、08年2月と、アオコの少ない季節の2回で終了した。・・・アオコ毒の不安は、調整池の外にも及ぶ。調整池の水は、潮受け堤防の南北両排水門から頻繁に排出されるからだ。・・・調整池のミクロシスチンは有明海にまで広がっていることもわかった。池の外で養殖しているカキは排水門から遠く、今のところ問題ない。ただ、07年12月に南部排水門そばで取った天然カキからは、1グラムあたり0・37マイクログラムのミクロシスチンを検出した。体重1キロあたり毎日食べても健康に影響がないとされるWHOの耐用一日摂取量は0・04マイクログラムなので、体重50キロの人なら5・5グラムのカキを1個食べると超えてしまう。08年3月、09年11月の検出値も、07年に次ぐ高濃度だった。 http://digital.asahi.com/articles/ASG3D4QMZG3DTLZU001.html 故郷帰還まだ4分の1 福島・都路、避難指示解除1週間 原発が仕事が…家族バラバラ(2014/04/09朝日新聞) 東京電力福島第一原発事故による国の避難指示が1日に初めて解除された福島県田村市都路(みやこじ)地区。朝日新聞記者が8日までの4日間、連日訪ねたところ、帰還が確認できた世帯は4分の1にとどまっていた。不安定な原発や放射線量への心配、生活の不便さから、帰還を迷う住民が少なくない。・・・事故発生の夜。このみさんは、おなかに次女心奈(ここな)ちゃん(2)を宿し、長女里歩(りほ)ちゃん(5)らと車で逃げた。自宅前の国道で避難する車の渋滞に巻き込まれ、「逃げ遅れる」とおののいた恐怖は、二度と味わいたくない。「幼い娘と、不安定な原発の近くで暮らすのは心配です」自宅の裏の山際には、除染の長期目標の年1ミリシーベルトを超える所も残る。里歩ちゃんの友達ができ、教育環境も整った郡山市でしばらく暮らすつもりだ。・・・避難生活を支える東電からの慰謝料(1人月10万円)は解除後1年で打ち切られる。県が家賃を支払う借り上げアパートも来年3月末が当面の使用期限だ。早く仕事を見つけなければ、と夫婦の焦りは募る。 (声)美しい桜に悲しみの深さ思う(2014/04/09朝日新聞)主婦 荒川八千代(埼玉県 51) 3年前、東日本大震災の後、満開に咲き誇る桜のニュースを見て、思いました。「ああ、この桜で被災者の方々も少しでもホッとして、心の緩和剤になるだろうな」と。寒い冬から暖かい春になるのだから、当然そうだろうと。でも、それは違っていたと、今年になって知りました。娘が遠くの大学に進み、巣立っていきました。喜ぶべきなのに、べったり親子だった私には大きなショックでした。満開の桜の美しさより、一緒に見られない悲しみが勝ります。こんなものではない、本当のつらい別れや喪失感を味わった方々が、楽しかった時間を思い出すつらさに思い至りませんでした。それが美しければ美しいほど余計につらいのだと。自分の浅はかさを知りました。今さらながら、本当にごめんなさい。傷ついた皆さんが、心の底から、満開の桜をうれしい気持ちで堪能できる日が再び訪れることを切に願っています。 (声)被爆者から17歳の福島の君へ(2014/04/09朝日新聞)無職 浜住治郎(東京都 68) 「シロツメクサでもう遊べない」(3月20日)を読んだ。原発の放射能被害という大きな壁の前で、不安を抱えて生きるしかないという17歳の叫びに、胸が痛む。ただ、核問題は重要でも原爆と原発は違うとも述べている。そうだろうか。私は被爆者の一人だ。現在、被爆者健康手帳を持つ約20万人のうち多くの方が福島の皆さんと同様に、今も健康への不安を抱いて生きている。69年前、広島・長崎に原爆が投下され、援護が必要だった時期に原爆被害は隠され、原爆医療法が制定されるまで12年間、被爆者は放置され続けた。被爆者の平均年齢は80歳近い。それでも、「再び被爆者をつくるな」という思いで核廃絶と国による償いを求めて運動している。原爆と原発の苦しみは、コインの裏表で実は同じものだ。若者よ、どうか一度、広島・長崎を訪ねて欲しい。大きな壁の前で生きるしかないなら、今をどう生きるかを共に考えよう。 (声)光る脇役、蟹江敬三さんを悼む(2014/04/09朝日新聞)主婦 平田曜子(オランダ 60) 「エッ! 小房(こぶさ)の粂八(くめはち)が?」。蟹江敬三さんの訃報(ふほう)に、思わず口をついて出た。池波正太郎さんの「鬼平犯科帳」で時代小説の面白さを知り、私はもちろん、夫も息子も繰り返し読んでいる。二代目中村吉右衛門さんの鬼平シリーズのDVDも全巻求めた。ドラマを見ながら、主役というのは脇があってこそ光るものだとつくづく教えられた。特に「小房の粂八」役の蟹江さんがいい。この人がいるだけで場が引き締まる。三代目江戸家猫八さんが演じる「相模の彦十」への「とっさあん」の一言にも情がこもる。目の動きや間の取り方もいい。演技と感じさせないさりげなさが素晴らしい。異国の地で毎夜DVDを繰り返し見ながら、「すごい役者さんだなあ」と思っていたところだった。こういう役者さんはもう出ないだろう。本当に寂しい。粂八! 春が来たのにさよならなんて、あんまりではないかい? (声)脱原発 官民共同で目指そう(2014/04/09朝日新聞)主婦 山根愛子(島根県 82) 再生可能エネルギーを普及させることで、脱原発とエネルギー自立地域化をめざす市民団体「島根原発・エネルギー問題県民連絡会」が直接請求した「島根県エネルギー自立地域推進基本条例」の制定を求める議案が、県議会で審議された。3月11日の本会議で否決されてしまった。請求の署名に応じた8万3323人(有権者の約14%)の住民の願いは届かなかった。本会議で県議会は「エネルギー政策は国の問題」など後ろ向きの姿勢に終始した。ただ本会議前に審議した総務委員会の委員長は「いずれの委員も署名を重く受け止めている」「省エネルギーと再生可能エネルギーの普及促進には賛成である」と報告している。署名活動にたずさわった私も「県民の思いを重く受け止めてくれた」という印象を受けた。県民連絡会がこの先できることは何か。4方針を提起した。「エネルギー自立地域を形成する条例、制度づくりを追求する」「再生可能エネルギーの開発と普及、省エネ対策を推進する」「島根原発2号機の再稼働問題などについて県民で論議する」「県民連絡会の機能を一層強化することで発展を期す」だった。以上から「官民共同で将来の島根をつくりたい」と願った。 (声)タスマニアの原生林に関心を(2014/04/09朝日新聞)大学非常勤講師 大石治(愛知県 65) 以前、我が家は11年近くオーストラリアに暮らしていた。8年前に帰国したが、次男だけは一人残った。大学で環境学を専攻し、現在は環境コンサルタントとして現地の会社に勤める。その次男から最近メールが届いた。タスマニアの原生林で破壊的伐採が行われているという。伐採される大半が木材チップとして日本に輸出され製紙原料となる。かなりの樹齢の大樹が容赦なく伐採され、そこに住む固有の生物種も絶滅の危機にあるとのことだ。豪州でも多くの科学者が伐採停止を呼びかけているが、依然として伐採は続行されている。紙の消費量世界3位の日本はその大きな買い手だ。日本の国土の67%は森林で、それが美しい日本の景観を織り成す。自国の森林は温存しながら他国の森林には無頓着。破壊的伐採を容認している豪州政府に責任があるとしても、日本の企業や消費者の社会的責任も問われるのではないか。 http://digital.asahi.com/articles/ASG475DPBG47UWPJ00N.html |