KIJI LISTpoint NEWS LIST
20182019
<POINT NEWS03>2014/02/28・・・


sankaku03sankaku
2014/02/28sankaku03/03

 

 

沖縄県百条委:辺野古埋め立て一転承認 解けぬ疑念(毎日新聞 2014年03月04日)

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡り、沖縄県議会と仲井真弘多知事の対立が続いている。知事は名護市辺野古への移設に向けた埋め立てを承認したことに理解を求めるが、県議会の調査特別委員会(百条委)で、埋め立てに伴う政府の環境保全策を一転して容認した対応の不自然さが浮上。政府の振興策と引き換えに移設を受け入れたとの疑念も消えず、知事の説明責任を求める声が強まっている。

http://mainichi.jp/select/news/20140304k0000m010148000c.html

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質問なるほドリ:移設予定、キャンプ・シュワブって?=回答・平川哲也(毎日新聞 2014年01月11日 東京朝刊)

◇半農半漁地域に1959年建設 周辺海域にジュゴンの姿も
なるほドリ 沖縄にある米軍普天間(ふてんま)飛行場の移設予定地はどんなところなの?記者 キャンプ・シュワブのことですね。沖縄県名護(なご)市の東海岸に位置する辺野古(へのこ)地区などにあり、一部が宜野座(ぎのざ)村にかかっています。面積は約2000ヘクタールと広大です。米軍の第3海兵遠征軍に属する第4海兵連隊(歩兵)や戦闘強襲大隊などが駐留していて、実弾を使用する訓練場やヘリコプターの発着場も備えています。日米両政府は2006年、シュワブの沿岸部を埋め立て、普天間の代替施設を建設することで合意しました。ただ、埋め立てが予定される海域では、絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)のジュゴンの遊泳が確認されています。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140111ddm003070026000c.html

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ひと:スティーブ・マックィーンさん=黒人監督として初のアカデミー賞作品賞(毎日新聞 2014年03月04日 東京朝刊)

◇スティーブ・マックィーン(Steve McQueen)さん(44)「人はただ生き延びるのではなく、生きる価値がある」。受賞スピーチの最後にそう叫び、トロフィーを抱きしめてジャンプした。「人生最高の瞬間だった」受賞作「それでも夜は明ける」は、19世紀半ばに米北部から南部へ拉致され、12年の奴隷生活を送った黒人音楽家の実話だ。奴隷の子孫ではなく、「自由黒人」を主人公にできないか考えていた時、文化評論家の妻が原作となった本を見つけてくれた。「奴隷にされていくステップが一つ一つ分かり、一緒に体験した気持ちになった」。観客にも同じように実感させる手法が「斬新」と評価された。地味なテーマで大手配給会社が尻込みする中、俳優のブラッド・ピットさんがプロデューサーとして資金集めに奔走。「彼なしには映画は実現しなかった」と語る。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140304ddm008070158000c.html

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東日本大震災:福島第1原発事故 「支援なし変わらず」 名古屋で原発避難者シンポ/愛知(毎日新聞 2014年03月04日 地方版)

東京電力福島第1原発事故のために東海地方などに避難している人たちでつくる「原発事故被害者支えあいの会・あゆみR・P・Net」の設立1周年記念シンポジウム「原発事故後の社会を考える−避難する権利とベーシック・インカム」が2日、名古屋市熱田区の県司法書士会館で開かれた。会の井川景子代表は、3年前の原発事故を受け、栃木県那須塩原市から娘2人を連れて県内に避難した経緯を報告。「東北3県の被害が注目され、関東は対象外とされて住宅もなかなか決まらなかった。国などの支援を得られない状況は、この3年で一向に変わっていない」と訴えた。岡本早苗副代表は妊娠中に4人の子どもと福島県伊達市から名古屋市に避難した。「その後、夫も名古屋に来たが『夫に仕事をやめさせてしまった』と自分を責めた。子どもを連れて死んだ方がいいと思ったこともあった。福島にいる人や戻る人と比べ、避難者には支援が少ない。子どもを守りたいと考えるのは、そんなに悪いことなのか」と述べた。
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20140304ddlk23040172000c.html

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Listening:<東日本大震災3年>福島第1原発の現状 汚染水、収束遠く/廃炉へ、課題山積(その1)(2014年03月04日毎日新聞)

東京電力福島第1原発事故から3年が経過しようとしている。だが、依然として放射性物質を含んだ汚染水をめぐるトラブルは頻発し、社会に不安を与えている。また、廃炉工程で新たな段階に入った4号機では使用済み核燃料プールからの燃料取り出しが進むが、1〜3号機では、溶融した燃料がどこにあるのかなど現状も把握できていない。30〜40年かかる廃炉作業を、今年は軌道に乗せることができるのか。政府と東電に問われている。

海へ1日300トン、人為ミスも 急がれる対策

福島第1原発の敷地には、山側から1日1000トン(立方メートル)の地下水が流れている。このうち同400トンが原子炉建屋に流入して溶融燃料に触れ、同量の汚染水が発生している。・・・今年2月25日現在、約1000基のタンクに43万トン以上の汚染水が保管されている。量の増加とともに、汚染水をめぐるトラブルが続いた。・・・今年も、2月にはタンクからストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質を最大で1リットル当たり2億4000万ベクレル含む汚染水約100トンが外部に漏れた。・・・建屋地下から護岸につながるトレンチ(ケーブルが通る地下トンネル)では場所によって、放射性セシウムが1リットル当たり2億4000万ベクレル以上(昨年11月時点)もの高濃度汚染水が検出された。・・・
http://mainichi.jp/journalism/listening/news/20140304org00m040008000c.html

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ことば:福島第1原発事故(毎日新聞 2014年03月04日 東京朝刊

国際事故評価尺度(INES)で、チェルノブイリ原発事故と並ぶ「レベル7」とされた最悪の原発事故。1〜3号機は、2011年3月11日の東日本大震災で停止したが、津波で全交流電源を失い、炉心が冷却不能になった。1号機は12日、3号機は14日、4号機は15日に水素爆発。4〜6号機は運転停止中だったが、4号機は3号機由来の水素が配管経由で流入し、使用済み核燃料プール付近で引火・爆発した。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140304ddm010040006000c.html

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食品測定を簡素化 県民向け放射性物質検査(20104/03/03福島民報)

県民向けに行われている食品放射性物質検査の方式が簡素化される。県は平成26年度、野菜などの検体を測定器に入れるだけで放射性セシウム濃度を測定できる非破壊式検査器を導入する。希望する市町村に1台以上配備する方針で、同年度当初予算案に経費を盛り込んだ。現在の検査法では約500グラムの検体を刻む必要があるため、県民の利便性向上を目指して対応する。県は検体をそのままの状態で検査できる非破壊式検査器を現在、県や市町村が公共施設などに設けている食品の検査会場に置く。自家生産した野菜や、野山で収穫した山菜などを持ち込み放射性セシウム濃度を測ってもらう。セシウムの検出下限値は1キロ当たり20ベクレル程度となる見込みで、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下かどうか把握できる。・・・
http://www.minpo.jp/news/detail/2014030314252

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25年前の流出原油、いまだ残存(Jane J. Lee in Honolulu, National Geographic News March 3, 2014)

タンカー「エクソン・バルディーズ号」の原油流出事故は、いまわしい過去の記憶ではない。25年前に発生し、米国史上最悪の環境災害の1つとなった同事故だが、このとき漏れ出した原油は、今なおアラスカ湾の岩の多い浜辺に残存しており、さらに何十年間もとどまり続ける可能性があるという。これらの浜辺から、消えにくい泡状のムースのようなエマルション(乳濁液)が見つかったとの研究結果が、ハワイ州ホノルルで先ごろ開催された「海洋学会議(Ocean Sciences Meeting)」において発表された。・・・「原油が泡状になると、表面は風化するが、中は風化しない」とアーバイン氏は述べる。ちょうどカウンターに 出しっぱなしのマヨネーズのようなものだ。空気に触れる表面は固くなっても、中のほうはマヨネーズらしい状 態を保ったままだと、アーバイン氏は述べる。 ・・・そしてそれは、原油流出後の環境モニタリングは、週や月単位でなく、数年〜数十年単位で行わなければなら ないことを意味している。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140303002

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森林破壊(NATIONAL GEOGRAPHICS)
 森林破壊により地球上の森林が大規模に伐採され、しばしばその土壌の質に影響を与えている。森林はいまも世界の陸地の約30%を占めているが、毎年、パナマと同じ面積の森林がなぎ倒されている。・・・林伐採は環境にさまざまな悪影響を及ぼす。最も衝撃的なのは、数百万もの動植物たちの生息地が失われることである。地球上の陸上生物の70%が森林に生息しており、その多くは、森林が破壊されれば生存できないのだ。・・・
http://www.nationalgeographic.co.jp/environment/global-warming/deforestation-overview.html?rk=0001

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太平洋の海底で世界最大の火山を発見か(Brian Clark Howard for National Geographic News September 6, 2013)

日本の東方沖およそ1600キロの太平洋で、単一の巨大な海底火山が特定された。最新の研究結果によると、底面の広さはアメリカのニューメキシコ州や、イギリスとアイルランドを併せたブリテン諸島の面積に相当する。地球上はおろか、太陽系の中でも最大級の火山であると見られる。・・・主に玄武岩から成り、太平洋北西部の海底台地、シャツキー海台にある。水深6400メートル付近を底面とする丸いドーム状で、面積は約30万平方キロ、頂点は水深約2000メートル。地球上最大の活火山、ハワイのマウナロア山も、その底面の広さは5200平方キロ程度とタム山塊には遠く及ばない。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130906003

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映画『ブラックフィッシュ』の波紋(Tim Zimmermann and Victor Ocasio for National Geographic NewsJanuary 17, 2014)

ガブリエラ・カウパースウェイト監督がドキュメンタリー映画『ブラックフィッシュ(Blackfish)』の製作に着手したとき、彼女はシーワールドを変えようとして始めたわけではなかった。シーワールドで一番大きいシャチ「ティリクム」が、なぜ経験豊富なトレーナーであるドーン・ブラチョワさんを2010年2月に殺すに至ったのか、事実に基づいた説得力のある映画を作りたかったのだ。・・・『ブラックフィッシュ』を観た人はすでに数百万人にのぼっている。『ブラックフィッシュ』では生け捕りから始まり、シャチが受ける肉体的、社会的ストレス、母親から引き離される子供、トレーナーを攻撃するシャチなどの実態が描かれている。その映像と情報は、シャチショーをただの楽しい娯楽だと思っていた多くの観客に驚きと衝撃を与えた。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140117006

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ネコは飼い主をネコと思っている?(Christine Dell'Amore, National Geographic News January 28, 2014)

現在、アメリカの家庭には8000万匹以上のネコが暮らしている。世界中を見渡すと、推定で飼いイヌの3倍の数のネコが飼われている。しかし、われわれは相棒のネコについて知らないことがまだ多い。飼い主をどう思っているかさえわかっていない。・・・イヌと人間の関係については多くの研究がなされています。そして、イヌは人間に対し、自分たちとは異なる存在ととらえていることが明らかになっています。イヌは人間を見ると態度を変えます。イヌと人間、イヌ同士では全く遊び方が違います。一方、ネコと人間の関係では、人間を異なる存在ととらえていることを示唆する行動はまだ見つかっていません。人間が自分たちより大きいことははっきりわかっているようですが、社会的行動を大きく変えているようには見えません。尻尾を立てる、脚にまとわり付く、隣に座る、体をなめるといった行動は、ネコ同士で行っていることと全く同じです。・・・
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140128004

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集団的自衛権―解釈で9条を変えるな(2014/02/03朝日新聞)

集団的自衛権とは何か。日本に関係のある国が攻撃されたとき、自衛隊が反撃に加勢する権利である。この権利を使うことは、何を意味するのか。日本が直接攻撃されたわけではないのに、交戦国になるということだ。日本国憲法のもと、この権利は認められるのか。歴代内閣はこう答えてきた。「国際法では認められているが、憲法はこの権利を使うことを許してはいない」これに対し、こんな批判もある。「持っているけど使えない。そんなおかしな議論をしているのは日本だけだ」確かに日本だけの議論かもしれない。でもそれは、戦後日本が憲法9条による平和主義を厳しく守ってきたからこそだ。おかしいことではない。・・・私たち日本人は、自衛隊が海外に出かけても、かつての日本軍のような暴走は決してしないと信じている。その信頼を、旧日本軍の被害にあった国々とも共有できるようにするのは、日本政府の責任である。安倍政権は、その要請には全くこたえていない。「侵略の定義は定まっていない」と語り、A級戦犯がまつられる靖国神社に参拝する。不信と反感をあおるばかりだ。そんな政権が安保政策の大転換に突き進めば、中国は一層の軍拡の口実にするし、欧米諸国も不安を抱くに違いない。それは、日本国民の利益と安全の確保、そして地域の平和と安定にも反する。

http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=com_gnavi

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埼玉)ビキニ被曝60年 語り継ぐ、本庄の居酒屋店主(2014/02/03朝日新聞)

マーシャル諸島ビキニ環礁の水爆実験で日本の漁船「第五福竜丸」が被曝(ひばく)してから60年。本庄市に、悲惨な事件を風化させてはいけないと、語り継ぐ活動を続ける居酒屋店主がいる。若き日にマーシャル諸島で働いた経験が、活動を始めたきっかけだったという。本庄駅に近い居酒屋「さんご」の店内の壁には、ビキニで被曝した第五福竜丸の写真や、当時の惨劇を伝える新聞記事が所狭しと貼ってある。「店に来た人にビキニ事件に関心を持ってもらいたい」と、店主の高橋次男さん(54)。・・・事件と向き合うようになったのは10年前のことだ。被曝50年目で新聞が特集した記事を見て、高橋さんは「何かに打たれた感じがした。あの地にいた自分が動かなければと思った」と振り返る。・・・ 東京電力福島第一原発事故が起きた後も、脱原発に舵(かじ)を切らない国の姿勢にはいらだちを募らせてきた。60年の節目に改めて思う。「こんな時代だからこそ、ビキニ事件のことは風化させてはいけない」(伊藤唯行)
http://digital.asahi.com/articles/ASG2T3FKFG2TUTNB009.html?iref=comkiji_redirect

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(声)実態はもっと悲しいのです(2014/02/03朝日新聞)主婦 郷原しげる(滋賀県 90)

安倍晋三首相の口から「平和」という言葉が出るたびに、私は空しさと悲しさを覚えます。戦時を知っている私の年代にとって、靖国神社は戦意を鼓舞するものでありました。戦争で戦って死ねば、軍神として、神として祀(まつ)られると、皆は信じていました。戦病死であれ餓死であれ、「名誉の戦死」と木箱の中に紙切れが入っていました。1945年に敗戦。あの理不尽な戦争は一体何であったのか。私たちは軍国少年、軍国少女になるべく、徹底的に教育されていたのです。女学生のころ、英語の授業は廃止され、裁縫の時間に。1日の半分は畑仕事でした。村の数少ない男子学生の家に特別高等警察が踏み込み、どんな本を読んでいるか、思想的な傾向を調べるなどしていました。首相のすべらかな言葉は、頭の中を空しく通り過ぎるばかりで胸に響きません。国会議員さんたちも戦時を知らない人が大半です。せめて80代、90代の投稿を読んで知って下さい。実態はあまりにも悲しいのです。
http://digital.asahi.com/articles/ASG2Q5GV2G2QPWPJ004.html?iref=comkiji_redirect

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米核廃棄物処分施設、13人内部被曝か ニュ―メキシコ(2014/02/01朝日新聞)

 米ニューメキシコ州カールスバッド郊外にある米エネルギー省の放射性廃棄物地層処分試験施設で放射能が検知された問題で、同省は28日までに職員13人が内部被曝(ひばく)した可能性があると発表した。被曝の程度はわかっていないが、現場で検知されている放射能レベルは「低い」と説明している。・・・
http://digital.asahi.com/articles/ASG312WFQG31UHBI00R.html

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ロシア、クリミア掌握狙う 自国民の安全確保名目 ウクライナ介入(2014/02/02朝日新聞)

親ロシア政権が崩壊したウクライナに対して、ロシアのプーチン大統領が軍事介入に踏み切る構えだ。ロシア黒海艦隊が駐留するウクライナ南部のクリミア半島をロシアの影響下にとどめる狙い。反発する欧米も巻き込んで地域情勢は極めて緊張している。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11007147.html?ref=pcviewpage

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「ビキニの核実験被害、忘れない」米アーカンソーで集会(2014/02/02朝日新聞)

米国によるビキニ環礁での大規模な核実験から60年がたち、マーシャル諸島からの移住者が多く住む米アーカンソー州でも、実験を記憶しようという集会が開かれた。参加者は「核実験の被害を忘れてはならない」と訴えた。・・・ 核実験で汚染されたロンゲラップ環礁出身のネイセン・ラウコンさん(64)も「実験後に島に戻った時、食べ物に注意するよう言われたが、生きるためには口にするしかなかった。その結果、今でも病気に苦しんでいる人は多い」と説明。
http://digital.asahi.com/articles/ASG3253GZG32UHBI01C.html?iref=comtop_6_02

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(声)不安・不平等のない社会 望む(2014/02/02朝日新聞)社会福祉士 三浦孝子(愛知県 63)

JR名古屋駅近くで乗用車が暴走し、歩道にいた13人が重軽傷を負った事件。殺人未遂容疑で逮捕された男性容疑者の供述内容を知り、とても気になった。その容疑者は、「家族や社会、自分に対して不満があった」と満たされぬ思いをもらしたという。学校不適応児や社会不適応者に関わる仕事柄、その人たちに合った環境こそが一番の成長につながることを実感している。それには安定した雇用、安心な人間関係、同一賃金などで不満をためないことが重要である。これは社会の安全や社会的コスト削減をもたらすと思われる。労働者派遣法が開会中の通常国会で改正されそうだと報じられた。そうなれば、ますます不安定雇用や賃金格差は広がり、消費も落ち込むだろう。長い目で見れば大きな社会的損失や不平等、不幸が増すのではないか。労働者と企業、社会は広い意味で運命共同体なのだから企業側や正社員だけの好都合は、結果的に犯罪の種をまくことになりはしないか。他者の不都合をも慮(おもんぱか)る安心な社会をつくる法改正を望む。

http://digital.asahi.com/articles/ASG2V3RS0G2VUWPJ009.html?iref=comkiji_redirect

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(声)戦犯と並ぶ靖国には違和感(2014/02/02朝日新聞)無職 前田恭利(奈良県 77)

私が6歳だった1942年、36歳の父に赤紙が来た。2年後、父は家族5人を残し、南太平洋ソロモン諸島で戦病死という名の餓死で亡くなった。父からの便りは2年ではがき8通。内容は我が子を気遣う親の気持ちを切なくつづるばかりで、書いた場所も日付もなく、差出人の住所欄はすべて横須賀郵便局付で、「検閲済」の朱印と検閲官の判が悲しみを増す。18歳の正月、父に会えるという靖国神社を目指し、大阪から夜行列車に乗った。淀川の鉄橋を渡ると外は真っ暗闇となり、父が外地へ送られた時の心境を思った。あの日の靖国神社は私を丁重に扱ってくれた。しかし、59年にBC級、78年にA級戦犯が合祀(ごうし)されて以来、私の感情に変化が起きた。あの戦争を始めた人たちや、将棋の駒の感覚で兵を動かして食料補給を考えない無謀な作戦で多くの兵士を餓死させた一方で、自分たちは食料に困らなかっただろう将校たち。彼らと父が一列に祀(まつ)られているのは不愉快で許せなくなった。中国・韓国・米国が批判した安倍晋三首相の靖国参拝。戦犯を祀らず、無宗教の戦没者追悼施設を新たに造り、そこで尊崇の念を表す以外に打開の道はないのではないか。

http://digital.asahi.com/articles/ASG2M5HG7G2MPWPJ00B.html?iref=comkiji_redirect

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「バンコク閉鎖」解除へ タイ反政府派、市民の批判に配慮(2014/02/02朝日新聞)

タイの反政府派が2月28日、「バンコク閉鎖」をやめて首都の主要交差点から撤退すると発表した。デモが始まって4カ月、市民の不満の高まりに一定の配慮をしたようだ。しかし、反政府派幹部は、政府との対話による混乱収拾の可能性を否定した。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11007146.html?iref=comkiji_redirect

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地熱エネルギー(NATIONAL GEOGRAPHICS)
地熱エネルギーは、一部の国々では数千年も前から、調理や暖房に活用されている。地熱エネルギーとは、その名の通り地球内部の熱から得られたエネルギーであり、地下の岩石や熱水、水蒸気などに含まれている。・・・
http://www.nationalgeographic.co.jp/environment/global-warming/geothermal-profile.html

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飲料水と衛生(NATIONAL GEOGRAPHICS)
人間の体の60〜70%が水でできていることからも、貴重な天然資源である水と人間との深いつながりは明らかだ。飲む水がなくなれば、人は数日のうちに、場合によっては数時間のうちに脱水症を起こして死んでしまう。・・・しかし、どこでも清潔な水源へアクセスできるわけではない。世界で10億人近くが安心して飲める水に不自由しており、約27億人が適切な衛生設備のない場所で暮らしている。一説では、毎日800人が水系感染症で命を落としているという。・・・
http://www.nationalgeographic.co.jp/environment/freshwater/drinking-water-sanitation.html

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そのマグロ、問題あり?(A. R. Williams, National Geographic News February 21, 2014)
 1950年、世界のマグロ漁獲量は推計60万トンだったが、年間漁獲量は上昇を続け、現在では660万トン以上にもなっている。今やマグロは世界的なグルメ食材となり、需要が急増しているのだ。・・・まず知っておくべきことは、私たちが「マグロ」とか「ツナ」と呼んでいるものには、実際には何種類もの魚が含まれていることだ。どの種類も魚ブームの影響で人気が高まっているが、その中には劇的に個体数が減少しているものもある。 ・・・
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140221005

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太陽系外惑星、新たに715個を発見(Dan Vergano, National Geographic News February 28, 2014)

NASAの天文学者らは26日、恒星の周囲に位置する惑星715個を発見したと報告した。これにより、人類が把握する太陽系外惑星の数は2倍近くにまで増加した。 この発見で、私たちがいる太陽系の外側に存在が確認された、いわゆる「太陽系外惑星」の総数はおよそ1700 に増えた。2009年に打ち上げられ、5億9100万ドルが投じられたNASAのケプラー宇宙望遠鏡は、今や恒星の周囲を公転す る惑星の大半を発見したことになる。 ・・・
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140228005&n_gadget=0000

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時代の風:女性の社会進出=元世界銀行副総裁・西水美恵子(毎日新聞 2014年03月02日 東京朝刊)

潜む差別意識、退治して
女性の社会進出問題は多面的な性格を持つことから、いろいろな指数を使った国際比較が発表されている。しかし、どう測っても、日本は欧米諸国に大きく水をあけられ、発展途上国の多くにも後れをとる。年に数回の帰国で参加する会合は限られているが、紅一点の場が少なくない。欧米なら参加者が必ず眉をひそめ、意見する人が出ても当然な状態。それを不自然とさえ認識していない様子に、差別の不気味さを覚える。まるで「紅一点」の自分が、透明人間になったように感じるのだ。対象が女性であれ何であれ、差別に違いはない。わが国の現状は、1964年に公民権を得たアフリカ系米国市民が、雇用機会の均等を法的に保障されながらも、社会・経済的な地位の向上を拒まれ続けた昔を、ほうふつとさせる。制度化された差別は、トップの確固たる意志があれば解消できる。難しいのは、目に見えない無意識差別。本人が自覚しない差別意識は、人間なら誰でも持つ。自分も例外ではないと初めて肌で知った時は、計り知れない打撃を受けた。・・・

http://mainichi.jp/shimen/news/20140302ddm003070054000c.html

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ことば:クリミア
◇クリミア

 ウクライナ南部の黒海に突き出た半島で面積約2万6000平方キロ。約255万人の住民はロシア人、ウクライナ人やイスラム教徒のクリミア・タタール人ら。1783年、ロシア領になったが、ソ連時代の1954年、指導者フルシチョフが記念事業としてウクライナ共和国に帰属を変更。・・・
http://mainichi.jp/shimen/news/m20140302ddm007030156000c.html

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ビキニ被曝60年、核なき世界訴える 現地で式典(2014/03/01朝日新聞)

マーシャル諸島のビキニ環礁で1954年、静岡県焼津市のマグロ漁船「第五福竜丸」が米国の水爆実験で「死の灰」を浴びてから1日で60年になった。首都のマジュロで開かれた式典には、元乗組員の大石又七さん(80)や度重なる核実験で被曝(ひばく)した地元住民ら約100人が参加。「核なき世界」の実現を訴えた。・・・ 米国の核実験で島を追われた人々。「安全宣言」を信じて戻ったものの、がんなどの発症者が相次いだこと。何十年たっても除染は完了せず、故郷に戻れない人がいること……。マーシャルについて学べば学ぶほど、福島の復興に関わる世代として自らの目で「核の傷痕」を見なければ、という思いが強くなった。・・・
http://digital.asahi.com/articles/ASG2W3VDPG2WPTIL00D.html?iref=comkiji_redirect

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(ビキニ60年)広島の「非核」、マーシャルにも(2014/03/01朝日新聞)

マーシャル諸島のビキニ環礁で米国による核実験が繰り返された1954年、近くのロンゲラップ環礁にも「死の灰」が降った。この環礁の島に住んでいた女性の孫が昨夏、被爆地・広島を訪問。マーシャルにも広島平和記念資料館のような「核の恐怖」を学び伝える施設をつくりたい、と意気込んでいる。・・・ 将来は国のリーダーとして非核を訴えたい、というヤマムラさんは「広島の資料館には服や時計、写真などが展示され、当時の状況を伝えていた。マーシャルにも広島のような資料館があれば、いつでも学ぶことができる」。
http://digital.asahi.com/articles/ASG2Q5DG8G2QPITB009.html?iref=comkiji_redirect

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(声)若い世代 「声なき声」拾い上げる新聞(2014/03/01朝日新聞)中学生 原田真衣(岡山県 14)

もうすぐ3年生に進級する。2年生での一番の思い出は、地元の新聞社で職場体験をしたことだ。その3日間を通して、新聞記者の夢への小さな一歩を踏み出すことができたような気がする。体験の中で特に印象に残ったのは、私たちのインタビューに答えて下さった記者の方の言葉だ。「仕事の中でやりがいを感じるのは、取材した人の『声なき声』を拾い上げることができた時」。これを聞いた瞬間、いつも読んでいる新聞は記者が常に相手と信頼関係を築き、その中で思いを拾い上げることから成り立っているのだと気付いた。今までは、日々のニュースを知るためだけに新聞を読んでいた。しかし今は違う。限られた字数の中に隠された「声」を探しながら読むように心がけている。そして新聞記事は、情報を伝えるだけでなく、情報を通じて人と人とを結ぶものであると感じている。
http://digital.asahi.com/articles/ASG2W46LXG2WPWPJ009.html?iref=comkiji_redirect

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(声)アンネ本の破損 動機は何だ(2014/03/01朝日新聞)パート 濃明恵利子(兵庫県 51)

「アンネの日記」との出あいは小学校6年生のころ。幾度も読み返し、大学生の時にはオランダ・アムステルダムのアンネ・フランク・ハウスを訪れた。自称アンネオタクだ。本棚には新訳や関連本も並ぶ。中でも、作家小川洋子さんの「アンネ・フランクの記憶」には深い感銘を受けた。アンネゆかりの土地や人を訪ねた小川さんの足取りを追体験した気持ちになれる一冊だ。アンネを初めて知った時、同年代の女の子の等身大の日記に共感し、その感受性や文章力に夢中になった。同時に、ユダヤ人迫害の悲惨で理不尽な背景もきちんと知らなければと思い、ナチス、ヒトラー、ホロコーストなどを学んできた。「アンネの日記」関連本300冊以上が、東京や横浜の図書館で破られる事件が続いている。悲しみと憤りを感じずにはいられない。題名だけではアンネの関連本と分からない小川さんの別の作品まで標的になったと知り、背筋がぞっとした。犯人に主義主張があるなら、言葉で表現すべきだ。こんな卑劣な方法では何も伝わらない。犯人の思いとは裏腹に、アンネをよく知らなかった人も読もうと思い立つ好機かもしれない。現に私は読み返したくなったし、思いを伝えたくなっている。
http://digital.asahi.com/articles/ASG2X45WPG2XPWPJ007.html?iref=comkiji_redirect

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(記者有論)言論の自由 縛ろうとするものとの闘い 駒野剛(2014/03/01朝日新聞)

英国からの独立を求めた戦いの末、建国された米国は憲法修正第1条で言論の自由をうたう。憲法公布の約60年前、英国の植民地時代に権力にひるまず闘った人々が勝ち取った権利だった。・・・これに対し、フィラデルフィアから駆けつけた老弁護士ハミルトンが「自由は全ての時代を通じて無法な権力に対する唯一の防御だ」と陳述。真実を語ることによって権力の横暴を暴くことの大切さを主張し、反対を唱える権利を守れと訴えた。・・・
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11005056.html

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社説:ビキニ被ばく60年 核廃絶への決意新たに(毎日新聞 2014年03月01日)

米国が太平洋マーシャル諸島のビキニ環礁で行った核実験で、付近で操業していた日本のマグロ漁船「第五福竜丸」の乗組員23人が被ばくした事件から1日で60年になる。日本にとっては広島、長崎への原爆投下に続く核被害となり、原水爆禁止運動が高まる契機になった。事件を風化させず、核廃絶への取り組みを進める決意を新たにしたい。1954年3月1日、第五福竜丸の乗組員は、水爆実験による大量の放射性物質「死の灰」を浴び、無線長の久保山愛吉さんが半年後に死亡した。米政府が「見舞金」として日本側に200万ドルを支払うことで政治決着したが、乗組員への十分な補償や調査は行われていない。米国はこの海域で46〜58年に計67回の核実験を行い、延べ1000隻の日本漁船が被災したと言われるが、実態は今も解明されていない。
http://mainichi.jp/opinion/news/20140301k0000m070149000c.html

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「汚染水の調査不十分」科学者会議 緊急提言(2014/02/28河北新報)

福島第1原発の汚染水問題で、日本科学者会議が27日、東京電力による地質や地盤、地下水の調査が不十分だとして、ボーリング調査の範囲を敷地内の空白域と敷地外に拡大するよう求めて緊急提言した。会議汚染水問題プロジェクトチームの柴崎直明代表(福島大教授)が福島県庁で記者会見し、「現状を放置すれば、今後も汚染水が海や敷地外に流出する危険がある」と国や東電に早急な対応を求めた。
http://www.47news.jp/47topics/e/200026.php

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「ノドグロ」110ベクレル いわき沖、出荷自粛し重点検査(2014/02/28福島民友)

県漁連は27日、いわき沖で同日実施した底引き網漁の試験操業で、ユメカサゴ(ノドグロ)から食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える110ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。試験操業で漁獲した魚が基準値を上回ったのは初めて。県漁連はユメカサゴの出荷を自粛、市場には流通していない。県や水産庁などと対応を検討する。
http://www.minyu-net.com/news/news/0228/news5.html

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汚染水漏れも「事象」 規制委事務局「事故」と呼ばず(2014/03/01東京新聞)

東京電力福島第一原発の地上タンクから処理水百トンがあふれた問題で、原子力規制委員会の委員はこの件を明確に「事故」と呼んでいるのに、事務局は単なる出来事を指す「事象」と呼んでいる。事務局への取材によると、同委には事故と事象を使い分ける基準はないという。三年前の事故発生当初、国も東電も会見などで「事象」を連発。福島第一で水素爆発が起きても、「何らかの爆発的事象が起きた」といった具合だった。国民に「事態を小さく見せようとしているのではないか」との疑念を抱かせた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014022802000145.html

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玄海原発の停止求め、新たに351人提訴(2014/02/28佐賀新聞)

佐賀など全国の反原発の住民が、国と九州電力に玄海原発(東松浦郡玄海町)全4基の操業停止を求めている訴訟で、新たに26都府県の351人が27日、佐賀地裁に提訴した。提訴は第9次で、原告数は7488人になった。原告弁護団は「1万人原告の裁判を実現し、稼働差し止めと原発廃炉を求める」としている。訴状では2011年3月の福島第1原発事故で原子炉4基が制御不能となり「安全神話は虚偽」と主張。玄海原発の操業は、憲法が保障する人格権や生存権を侵害するなどとしている。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2640293.article.html

 

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