MEMO/10

戦争の共犯者は1人1人の「無関心」
2013/08/09  戦争の最初の犠牲者は「真実だ」という言葉を新聞で読みました。真実が殺されれば、不幸や悲劇を抑止する力は当然弱まります。真実を殺すと言う意味で、嘘や隠蔽はまぎれもない暴力です。情報があふれる現代ならば嘘や隠蔽は簡単に暴かれるだろうとつい思ってしまいますが、現実がそうではないことが原発問題を見ればよく分かります。巨額の資金と権力であらゆる媒体を使ったプロパガンダで多くの人が、原発は安全で、経済的で、環境にもやさしいなどと信じ込まされて来ました。長年に渡ってです。真実に気づいた科学者や技術者、ジャーナリストなどの人たちが「それは嘘だ」と警鐘を鳴らし続けて来たにもかかわらずのことですから、恐るべしと言わざるえません。

未だ収束しない福島原発の深刻な事故が起こって、次から次へと原発の嘘が暴かれ、その危険性と非効率性が明らかになったにもかかわらず、未だ原発問題に無関心な人さえいます。高濃度の汚染水が今この時も海に流れ込んでいる事実が報道されているにもかかわらずです。その神経がさっぱり分かりません。放射能は大人もですが子供にとってはあまりにも危なっかしい問題ですし、食品にしても大気や海などの環境にしても無関係な人などあり得ないのですから、不思議というか不気味ですらあります。恐ろしい戦争も原発事故も最初の加害者は「無関心」ではないかと思ってしまいます。起こってしまえば取り返しのつかないことに対しては、1人1人の関心が高まるだけで大きな抑止が働くのですから、これは人間だれにあっても共通の責務だと思うのですが。


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「時限爆弾となった放射線」
2013/08/06  朝日新聞のテレビ欄にあった『NHKスペシャル 終わりなき被爆との闘い』の番組紹介記事です。「「原子爆弾が私の中にいる」。そう言い残して亡くなった被爆者がいた。原爆投下から68年。今、「第2の白血病」が増えている。72歳の女性は広島=写真=の爆心地から2・5キロ地点で被爆した。今まで病気はない。だが今年、白血球に異常が見つかった。発症した被爆者はみな「来るものがきた」と話す。一度は助かった命がなぜ、再びむしばまれるのか。原爆の放射線は1千分の1ミリに満たない傷を染色体につけた。位置や程度により、発症時期が変わるのだという。そのメカニズムに震えた。番組では「核兵器は最悪の疫病」と治療法を探し続ける医師の姿も紹介する。時限爆弾のようだ。終わることのない地獄。その脅威がなくなる世界は、まだ見えない。(江戸川夏樹)」・・・

放送を見て被爆の底知れぬ恐ろしさを感じました。科学が進み、未知であった被爆と病気の因果関係の一端が見えて来ました。放射線に傷つけられた遺伝子はまさに体内の時限爆弾となって生涯人を苦しめます。10年後、20年後、60年後、いつ爆発するかも、何度爆発するかも知れない時限爆弾です。広島と長崎の医師たちの血のにじむような努力があってこそですが、DNAの解析レベルが飛躍的に上がり、過去に分からなかった被爆と後遺症の因果関係は近い将来明らかになるでしょう。放射能の脅威、恐怖に関しては原爆も原発も同じです。まともな神経があればこの番組を見て核兵器は無論のこと原発を動かそうなどと思う人がいるでしょうか。内部被爆による人体への影響も近い将来判明すると思われますが、現状、被爆に対して最大限の注意を喚起するのが国家としての責務であると思います。因果関係が証明できないからとタカをくくって来たアメリカ。そして日本の金の亡者と御用学者たち。人体によからぬ影響を与えることだけは分かっていたはずですからその罪は重大です。


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高度な知性を持った究極の宇宙船「地球号」
2013/08/04  猛烈なスーピードで宇宙空間を疾走する地球。地震で恐怖を感じた時以外は地球が動いている事も実感できないほど安定した乗り物である地球。時速10万キロ、秒速28キロの公転速度(最速のスペースシャトルで秒速8キロ)、時速1600キロの自転速度(音速は1225キロ)。目もくらむ速度です。アメリカの科学者バックミンスター・フラーは著書「宇宙船地球号・操縦マニュアル」でこう書いています。「・・・宇宙船地球号はあまりにも見事にデザインされた発明なので、知られている限りで200万年はこの船の上にいるというのに、私たち人類は船に乗っていることに気づきさえしなかった。

しかも、すべての局所的な物理システムはエネルギーを失っていくという、あのエントロピーの現象があるにもかかわらず、私たちの宇宙船地球号は船内で生命を繰り返し再生できるように、実に驚くべきデザインとなっている。つまり生物の生命維持や再生のためのエネルギーは、太陽という他の宇宙船から手に入れるのだ・・・」ほんとうに奇跡としかいいようのないこの地球号に乗っているのですから、核とか原発とかは自爆行為でしかありません。母船である太陽と地球号の船内を循環する水や風や地熱を賢く使ってこそ、持たなければいけない乗組員たる資格と誇りではないでしょうか。


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なんとも不可解な世相
2013/08/01  戦争に巻き込まれたい人間などいないはずなのにきな臭い改憲を公言してる自民党に票を入れる人たち。高濃度の汚染水が今も海に流れ出ている事態が示すように原発事故は簡単には収束しないし、放射能汚染の不安は誰でも怖いはずなのに原発再稼働にやっきになる自民党に票を入れる人たち。無知なのか思考停止しているのか分かりませんが、なんとも不可解な世相です。経済効果にしてもブラック企業や大口投資家、原発関連企業は大喜びでしょうが多くの人にとっては先々またしてもツケが回って来ます。小泉政権が改革、変革を煽って人気を取り、実際はアメリカと大企業優先の政策で格差が広がり、まさに弱肉強食の社会になって多くの弱者が辛酸をなめさせられた記憶も新しいのに、全く同じ過ちを繰り返すのはどう考えても理解出来ません。原発の巨悪と危険性が明るみに出て、経済効率の嘘も完全に暴かれて、平和憲法の尊さが国内外の知者、賢者によって克明に解説されているのに、この風潮は何なんだろうと思わずにはいられません。1人1人が自分の目と頭でせめてこの10年間の日本社会の実態、そして原発事故後の2年間余りをもう一度見つめ直して欲しいと思うのです。


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収束どころか、更なる災害が起こらないか心配です。
2013/07/27  「東京電力は福島第1原発のトレンチからセシウム23億ベクレルを検出」と新聞各紙が報じました。1リットル当り23億ベクレルという数値は事故直後の2011年4月に海に漏れ出た汚染水と同程度の濃度だといいます。数値が大き過ぎてピンとこないけれど食品の食品中の放射性物質に関する基準値がキログラム当たり100ベクレルですから途方もない数値だと言う事は分かります。恐ろしい環境破壊だと言う事も分かります。事故から2年以上経って汚染水の深刻度は増すばかり。加えて破損した燃料プールの安全確保も出来ていない現実。何らかの要因で燃料プールの水が抜ければ致命的な結果になる事は多くの人が理解していると思いますが、全体としての危機感は弱い感じがします。今も続く原発事故の直接的な危機。そして事故によって生活をめちゃくちゃにされた福島の人々の現実は補償も配慮もおぼつかない状態です。しかも未だ肝心の事故原因さえ明らかにされていませんし、電力不足の脅しが根拠のないものだということもバレています。他にも原発にかかる暗雲はいくつもあります。そのような中でまだ原発に固執する神経と固執しなければならない事情があるとしたら、それはいったい何でしょう。利権集団、利権構造がいかに強力、巨大であっても、この馬鹿げた流れはいったいそれだけの問題なのかとの疑問が湧いて来ます。


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東海村、村上村長の思い
2013/07/25  24日に引退を表明した村上達也村長(70)の会見を紙上で読んで、その心労と日本の未来に対する責任感に心打たれました。出来るならばもっと長く村長として活躍して欲しいものですが、「脱原発をめざす首長会議」の世話人をしている身として今後はもっと全国的に活動を広げたいとの決意にその思いを感じました。村上さんは会見で「原発問題は日本の構造的な問題。これを解決しないと、民主化も新しい産業の発生もない。原子力業界は強大な権力集団で、民主主義に反するものだ。福島であれほどの事故を起こしながらも、そういう権力集団があるために方向転換できない。最後は自滅に向かっていくと心配している。日本の将来を考えて、言うべきことは言わなくてはならないと危機感を持っている。」とも語りましたが、全くその通りだと思います。1人1人が未来に危機感を持って声を上げなければ、狂っているとしか言いようがない利権集団は福島原発事故の反省も未来への責任感もなく暴走するのは目に見えています。すでにつくり出してしまった膨大な核廃棄物の処理だけでも重すぎる負担があるのですから、まともな人間ならばだれでもまず一刻も早く廃炉への道筋を考えるはずです。


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明日は投票日。社会意識は、全ての命あるものと他者への関心を持つことではないでしょうか
2013/07/20  明日は投票日。社会的無関心が問われる今の日本ですが、それは身の回りの小さな世界にも現れているように思えます。家族、友人、先輩、後輩、身近な動物たちや植物たちに対する関心も希薄になりつつあるような気がします。他者を思いやる心があれば必然的に社会は関係して来ます。個人的なことだと思っている不条理の多くは社会全体の問題に根ざしていることも多いと思うからです。自分だけよかったらいいと言う考え方は社会の不条理や不正から目を背けることですが、それは社会の歪みを増長させるばかりか結局は自身に降りかかっても来ます。仮に自分だけが逃れたとしてもそのような生き方は人間として気持ちのいいものではないはずです。しかも原発事故や戦争のように自分だけ逃れるわけにはいかない大問題もあります。

生きる中で決定的な重要問題ですが、身の回りから始まった無関心は生死を左右するような問題であっても同じ次元の無関心で臨んでしまう。それが何より恐ろしいことだと感じます。可愛いこどもたち、動物たち、美しい自然、言論や思想の自由。絶対に守りたいもの、変えたくないものの多くは誰もが共通して願うことだろうと思います。憲法を変える危険性。原発を動かす危険性はまさしくその絶対に守りたいもの、変えたくないものを壊してしまう危険性です。どちらもいったん起これば不可抗力になってしまうのは過去の戦争や原発事故がはっきりと教えてくれています。事が起こればゆたかさも自由も一瞬にして消し飛んでしまいます。命や自由より大切なものなど存在しないと僕は思います。明日の選挙にはそれだけを考えて臨みます。 


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右翼、左翼の思想ではなく、ヒューマニズムの時代
2013/07/17  民族派右翼の木村三浩さんは語ります。「和をもって貴しとなす。これこそが日本の伝統であり、私たち右翼が目指してきた日本のあるべき姿です。国や民族や文化や考えが違っても、相手を尊重するのが「大和」の国、日本です。しかしどうですか、いまの日本は。嫌韓国、嫌中国を語ることで日本人の劣化から目を背け、見せかけの自信を得ようとしています。」・・・「アメリカと仲良くすることが日本の国益につながる」という政治家や官僚の言説がまかり通っていますが、国益は、目先の損得とは全く違う次元で構想されるべきでしょう。大国の陰に隠れてものを言うような国が、他国から尊敬されるはずがありません。決定的だったのは、イラク戦争への加担です。真っ先に開戦を支持し、協力した。そこには日本独自の判断なんかみじんもないし、その判断が妥当だったかの検証すらいまだに行われていません。」

社会運動家の太田昌国さんは語ります。「私たちはいま、現代資本主義という怪物がたどりついた頂点の時代を生きています。新自由主義経済とグローバル化が生み出した世の中は、実にすさまじい。多くの若者たちが熾烈(しれつ)な競争の中にたたき込まれ、ろくに休みもとれない低賃金の長時間労働にさらされています。精神的に追い込まれながらも、みんな耐えている。それが大変な問題とされない社会になっている。しかも経営者は涼しい顔をしているのです。本来なら、公正な社会の実現を求める左翼運動が支持を広げるチャンスなんでしょう。しかし現実には、もはや左翼は消滅したも同然です。」・・・「どうすれば「権力を取らずに社会を変えられるか」という問題意識は生まれています。反権力ではなく、非権力・無権力の立場から新しい言葉、新しいスタイル、新しい社会運動の模索が始まっています。」

朝日新聞オピニオンの紙面の左右に並んだ右翼思想と左翼思想を持つ2人の考えを読んで、どちらの意見にも共感しました。「現在の日本社会を憂う気持ち、よりよい社会を目指そうとしている気持ちが共通しているからです。木村三浩さんの「国や民族や文化や考えが違っても、相手を尊重するのが「大和」の国、日本です。」という心情。太田昌国さんが考える「どうすれば権力を取らずに社会を変えられるかという問題意識」「反権力ではなく、非権力・無権力の立場」という考え方はまさにこれからの社会、よりよい社会をつくろうとする国、日本だけでなく世界の国々に共通する回答だろうと思います。それこそがヒューマニズムの時代に至る道だと思うからです。でもどうすれば・・・遠回りだけれど1人1人が「賢く」なるしかないのだろうと思います。教育が普及していない国はまず教育の充実。日本のように教育が普及している国ならば、その内容をもっと人間として「賢く、やさしく」なるような教育本来の目的に立ち返る必要があると思います。競争のための知識の詰め込み教育が人間形成において役立つどころかその逆であることは現代社会がいやというほど証明しています。国民は非権力であり無権力ですが、まともな施政者を選ぶ権利はあります。多くの国民が正しい判断力、思考力を持ちさえすれば権力はそれに見合ったものになるはずです。そんな時代が来るはずがないと言われても、未来を信じるならそれしか道がなく、そう思う人が一人また1人とその道へ加わることを信じるしかありません。


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戦争や争いのない世界。マララ・ユサフザイさんの崇高
2013/07/14  パキスタンのタリバンによる破壊活動を批判し女性への教育の必要性や平和を訴える活動を続ける16才のマララ・ユサフザイさん。2012年10月9日、発言がもとで頭部と首に銃弾を受け重傷を負ったけれど、手術によって回復し先日国連で演説をしました。・・・「テロリストは私と友人を銃弾で黙らせようとしたが、私たちは止められない。私の野心、希望、夢は何も変わらない。」「私は誰にも敵対はしない。全ての子どもたち、タリバーンやすべての過激派の息子たちや娘たちに教育を受けさせたい。」「全ての人々に平和と愛を。暗闇を見る時、光の重要さに気づく。沈黙した時こそ、声の重要さに気づかされる。」・・・

平和であるということの尊さ。自由であるということの貴重。沈黙するということの闇。複雑で深刻な国情に苦悩し、罪のない人々が命を奪われ恐怖する国が世界には幾つもあります。それでも勇気ある人たちがヒューマニズムに突き動かされて命がけの抵抗を続けています。マララさんの国連演説要旨を読んで、涙が出て来ました。人間とは崇高へと向かって生きなければならないものなのだと思います。戦争や争いのない世界へ。日本だって直接的な暴力や破壊行動はないものの、自由に対する、そして命に対する大きな暗雲はあります。原発稼働と平和憲法の改憲への動きです。マララさんのように言論の自由さへ補償されない世界で命をかけて戦う人がいます。なのに日本は維持しようと思えばできる平和と安全を自らの手で放棄しようとしています。気違い沙汰です。

マララさんは「世界中の姉妹たち、勇敢になって。知識という武器で力をつけよう。連帯することで自らを守ろう。」「本とペンを手に取ろう。それが一番強い武器。一人の子ども、先生、そして本とペンが世界を変えるのだ。教育こそがすべてを解決する。」国連での演説をこうしめくくりました。私欲と短絡からヒューマニズムを忘れた日本の政治家たち、彼らを正すのは国民1人1人の意識しかありません。本とペンという最強の武器を誰もが使いこなせるこの日本では平和と人権を守るために「不可能」の文字はないと信じます。


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みんなが心配しなければ、そしてみんなが怒らなければ
2013/07/12  もし僕が東北の人たちのように原発事故で故郷を奪われ住む家を奪われ仮設住宅での暮らしや見知らぬ土地への避難を余儀なくされたら、政府や電力会社が誠心誠意謝って、完全な生活保障をしてくれたとしても、失った生活と心の傷はとても癒えないと思います。ましてや誰も責任を取らない、補償は不十分、放射能対策は中途半端、汚染水は増え続け、事故の原因さえ分からない状況があります。そんな現状で他国に原発を売ろうとするあきれ果てる行為。道徳心や良心がないのかと思うほどの盲進ぶりに不安を感じないわけには行きません。戦争を誘発する可能性のある国防軍構想、安全があり得ない事が分かっている原発の再稼働。食品自給率が39%しかないこの国の現状をもってのTPP参加。「日本を取り戻す」とかわけのわからない事を連発しているけど、いったい何から日本を取り戻すのだろうと情けなくなります。

「日本を置き去りにする」「日本を混乱させる」「日本を放棄する」「日本を逆行させる」などと言うのなら意味はわかります。恐ろしい戦争、恐ろしい原発事故、農業を始めとする国内産業の破壊。アベノミクスによって海外の投資家と資本家が巨額の資産をふやしたのは事実だし、ブラック企業がやりたい放題やれるのも事実だけれど、国民の暮らしがよくなっているとは思えません。このままいけば更なる格差の広がりも容易に予想できますし、もう十分に溜まっている様々な社会矛盾がいっそう大きくなる事も予想できます。ほんとうにみんながこの日本を心配しなければいけないと思います。戦場に若者を立たせるなんて身震いがします。更なる原発事故にも悪寒が走ります。食の安全だって脅かされます。言いたい事が言えない国になってしまえば、その時は手遅れです。今、1人1人が怒りを持って政治に向き合わなければ、何が正しくて何が間違っているかをきちんと考察して判断しなければ、大変な事になってしまいます。


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より人間らしい社会のために、自民と維新を選択肢から外す
2013/07/06  改憲、原発再稼働、TPP参加、どれを取っても日本の未来に対する暗雲です。想像力があまりにも欠如しているのか、アメリカや財閥のいいなりに過ぎるのか、未来や人の命に対して無責任なのか、おそらくその全てでしょうが人間としての品性、知性に欠ける方針に偏る自民党に票が集まれば、日本社会はよくなるどころかますます歪んだ国になります。そしてどう理屈をこねようが結局は自民党のお先棒を担いできた維新。この2党の選択肢をまず外し、じっくりと投票先を考えたいと思います。政治がまともにおこなわれれば、経済力も必ずついてくるのは同じ敗戦国のドイツを見ればその理由がよく分かります。

経済、経済と言うけれど、それは社会全体の仕組みを考え直し、ヒューマニズムに基づいた政策、地に足の着いた経済哲学によるものでなければ、単なるバブルでしかありません。結果はいつも同じ。一部世界、人間が私服を肥やし、多くの人は関係なく、弱者はより追いつめられる。構図は決まっています。福島原発事故で苦しみ続ける人の救済の意志、行為を見ても今の政権には心がありません。沖縄問題もしかり。金権主義が増長し、更なる原発事故が起こればどうなるでしょう。改憲の流れが言論の自由に対する圧力や戦争への道筋につながるとしたらどうでしょう。もしほんとうに経済が向上するとしても比較できるような問題ではありません。ましてやお金のバラマキで日本経済がよくなるなどとは誰でも疑問をもつはずです。愛する人を思うなら、この国の未来を少しでもよくしようと願うなら、1人1人の選択と一票はとても重いものだと思うのです。


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金だ金々 金々金だ・・・1925年の「金々節」の興隆
2013/07/04  CM天気図というコラムで天野祐吉さんが1925年に演歌師の添田唖蝉坊(あぜんぼう)さんが1925年ごろにつくった「金々節」になぞらえて今の世相を語っています。「いまこの国は景気さえよくなれば、憲法を変えようが原発を再稼働させようが「ええじゃないか、ええじゃないか」の空気にあふれている」・・・ほんとうに情けない世相だと思います。でも実態はそんなに豊かではなく一部の金の亡者をのぞいてはほとんど勘違いではないかとも思えます。自殺者の数は異常に多く、若者の夢はしぼみ、お年寄りの介護施設すら完備されない国。経済は先進国だけれど、多くの面で後進国であることは否めません。

頭の中で「金々節」が常時響いている人間。自分だけがよかったらいいと言っても結局は弱肉強食で人間性を喪失したかのような不埒な企業や原発村に象徴される組織にお金は集中します。多くの人は弱者だからこそ、この閉塞感があります。グラスツリーと言われるアベノミクスの経済活性法。シャンパンなら上に注げばあふれて下層へと移行しますが、経済はそんなに単純とは思えませんし、何より上層を構成する大企業や大資本家の性質を考えればなおさらです。経済格差がますます広がり、弱者が泣きを見るのは威勢のよかった小泉政策のその後と同じになるでしょうが、積み重なる分ダメージは大きくなります。原発と言う国の命運を左右する大問題すら人ごとの風潮。そろそろお金以上に大切なものが幾つもある事を思い出さなければ、美しい国どころかますます歪んだ国になってしまいます。


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アーティストの啓蒙「世界で最も美しいもの」
2013/06/28  昨年12月放送のイタリア国営放送RAIの特別番組「世界で最も美しいもの」で俳優のロベルト・ベニーニさんがイタリア憲法を1条から熱く語り、戦争放棄をうたう11条に関して次のように話しました。「他の条文は主語が『共和国』だけど、これだけは『イタリア』で始まる。つまりイタリアに住む者なら誰だって、ウサギだって、戦争を絶対的に放棄するということだ。痛みよりも大きな利益を生み出す戦争なんてないのだから」熱弁は2時間。平均視聴率は43.9%を記録したそうです。(6月28日朝日新聞朝刊)

映画「ライフ・イズ・ビューティフル」でアカデミー主演男優賞を受賞したベニーニさんならではの表現力だと思います。日本が誇る平和憲法も全く同じ表現、心情を持って語られなければならないと思います。憲法学者の樋口陽一さんをはじめ多くのヒューマニストが声をそろえて守らなければならないと主張する日本憲法。日本のテレビで、日本のアーティストが憲法を守ることがどれだけ大切なことかを分かりやすく解説し、2時間の熱弁をもってすればほとんどの国民は改憲に「ノー」と言うだろうと思います。戦争の恐ろしさ、残酷さ、そして虚しさ。平和に対してドイツやイタリアの国民の思いと日本人の思いが同じなのは明らかなのですから。

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かえると金魚
2013/06/25  かえるが環境のバロメーターだとしたら、金魚は日本の風情のバロメーターだろうなと思います。かえるはドイツでは環境変化に敏感な生き物としてその生態が注視され大切にもされています。環境の悪化は日常、肌で感じますが、田舎でのかえるの鳴き声も年々小さくなってきているような気がします。田んぼや湿地が減り、強力な農薬がまかれれば当然のことですが結局は人間にもダメージは来ます。先日金魚養殖を見るために大和郡山へ出かけました。金魚の町とあって至る所に金魚をモチーフにした絵やモニュメントがあってほのぼのとします。作業する金魚農家の人に中に入って観てもいいですかと訪ねたら弱々しい笑顔でどうぞと言ってくれました。経営が大変なのだろうと感じました。水質汚染などの環境の悪化と金魚の需要が減っているそうです。そう言えば祭りといわず日常的に金魚すくいがあった時代もありました。たいていの家の玄関には金魚鉢があって赤やまだらや黒の金魚が泳いでいました。金魚は日本の風情だと思ったけれど、金魚もまた環境のシンボルだし、心のゆとりのバロメーターでもあるんだなと養殖池に泳ぐ無数の金魚に思いました。

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安倍首相とメルケル首相の雲泥。
2013/06/23  一昨年3月の福島第1原発事故後のドイツ。与党の大半は性急な脱原発に反対したがメルケル首相は「従来の知識を総動員しても、もう原発には対処できない」と押し切り脱原発を宣言しました。まさに一国の代表、国の未来を考える首相の姿です。その後再生可能エネルギーの実用も本格化し未来へ向けてのエネルギーの展望も開けつつあるドイツ。日本とは雲泥の差があります。あれだけの事故を起こし、事故の原因さえ確定できていない中、避難を余儀なくされ苦しみの渦中にある人が現実に大勢いる中、脱原発どころか再稼働や原発輸出に奔走する安倍首相。

目先の経済政策に目がくらむ国民も思慮がなさすぎますが、こと原発や憲法に関しては別の次元として厳しいチェックが要ります。それは未来の日本の根幹にかかわることですし、国民全てに降りかかる命の問題です。小泉政権の結果がそうであったように、アベノミクスも結局は資本家や一部投資家が法外な資産を殖やし、社会的弱者はますます社会の隅へと追いやられ、経済格差が広るだけなのは明らかです。もともと社会的弱者への思いやりも今の日本社会の歪みに対する認識すらないからです。同じ過ちを何故繰り返すのか、不思議でなりませんが、せめて原発再稼働への流れと憲法改悪だけはなんとしても阻止しなければと思うのです。

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その国の奥行き、それはその国独自の文化の保全。
2013/06/21  きれいだな、ここは。海岸線を感動して歩いたことがあります。人工的なものが何もなくてただ透きとおった海と空。ひっそりとした田舎の駅。小さな駅舎だけれど夢と冒険の入口でした。その土地特有の匂い。都会からちょっと離れただけで違う世界がありました。言葉のニュアンスも、笑顔も、風景も、風の匂いだって違う世界。この小さな日本の中にも地方特有の味があって、北海道から沖縄まで見事な土壌のグラデーションがありました。どんな広大な国でも奥行きがなければ小さな国です。どんな小さな国でも奥行きがあれば大きな国です。国の大小がどうってことはないけれど、人間の心は大きい方がいいだろうと思います。

地形的に小さな日本が奥行きを無くせばそれはほんとうに小さな国です。均一の教育、均一の経済。グローバル世界を意識するならば、日本にしかない文化や感性を伸ばさなければ、小さいだけでなく薄っぺらい国になってしまいます。地方の文化、地方の特色。日本列島の中の地方固有の文化の集合が日本と言う国の奥行きです。人間も国も奥行きがなければ魅力はありません。魅力のない人間の言葉など誰が耳を傾けるでしょう。世界は広いし多様だからこそ、日本は日本の奥行きを深めなければならないと思います。言葉も、食べ物も、考え方も。日本独特の個性をもってこそ、グローバル世界と競合できるのだと思います。

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ただ相手の身になって考えるだけ
2013/06/19  子供の頃多くの人が、親からよく言われたに違いありません。「相手の身になって考えなさい」両親も先生もことあるごとに口から出た言葉です。直接関わりのある身近な人間関係もそうですが、沖縄の基地問題や原発事故に関しては自分がその立場になったことを想像するだけで答えは出ます。沖縄では不気味なオスプレイが頭上を飛び交い、福島では多くの人が住んでいた土地を奪われました。もしオスプレイが都心を飛び交い、原発が都心にあれば多くの人がもっと切実な声を上げるはずです。怒るはずです。自分の身に降りかからなければ関係ない。薄情で想像力が無さ過ぎる感覚です。でも実際は基地問題も原発も日本と言う国の姿勢の問題、未来に関わる問題で誰一人無関係な人がいないのは当然のことです。

放射能汚染がどれだけ人を傷つけるか、物理的にも精神的にもその及ぼす悪影響は計り知れません。直接的な被爆を受けなかったとしても環境や食品を通しての長期に渡る内部被爆からは誰も逃れることが出来ません。若者、子供、これから生まれてくる命を考えれば安心などという言葉は口が裂けても言えないはずです。安全と言う人間は原発施設のまわりに村をつくって一族郎党で住んでみて下さい。すぐに逃げ出すでしょう。自分たちは安全を確保し、危険なことを弱者に押し付ける。「ただ自分のことしか考えない」施政者が多過ぎます。退場させなければなりません。そして1人1人が人間としての基本的な心得「相手の身になって考える」ことをも一度思い出さなければならないと思います。

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オバマ大統領の4年前のスピーチ、「核なき世界へ」
2013/06/17  「これは世界中の人にとっての問題だ。こうした兵器の拡散は止められないと論じる人もいるだろう。しかしそうした運命論こそが大敵だ」世界の核兵器の90%以上をアメリカとロシアが保有している現実。広島や長崎に投下された2発の核爆弾の威力を考えれば世界に存在する1万7000発もの核兵器は何を意味するのだろうと考えてしまいます。使えば全てが終わる核兵器。恐ろしい想像ですがもし核が拡散しテロ組織が核を使ったとしたら、いったい核保有国はどこの国に向かって反撃するのだろう?国という国境を持たない、目標のない相手に対して抑止力は働かないだろうと思うのです。核は根絶以外に手はありませんし、そのことは世界中の人が分かっています。核廃絶を訴えるアメリカの団体「グローバル・ゼロ」が公開した動画には著名な俳優が核兵器ゼロへの呼びかけを行いオバマ大統領に核全廃に向けた国際協議の道を開くことを公開書簡として宛てています。

マイケル・ダグラス、マット・デイモン、モーガン・フリーマン、ウーピー・ゴールドバーグ、クリストフ・ヴァルツ、ロバート・デ・ニーロ・・・ハリウッドが誇るそうそうたるメンバーです。不可能と言われる核廃絶問題ですが、冷戦期には7万発もの核兵器が存在していたことを考えれば、1万7000発から7000、3000、500、そしてゼロへの道は不可能ではありません。そして原発もまた核兵器へとつながる要素があります。まして原発事故の結果においては核兵器と同じ怖さがあります。「核なき世界へ」の道のりは遠いけれど、「原発なき」世界はすぐにでも実現できます。日本のほとんどの原発が止まっていても問題がないと言う事実をもう実感しているのですから。

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発電能力1億1500万キロワット。昨年だけで世界は原発100基分の再生可能エネルギー
2013/06/15  ドイツに本部のあるREN21が昨年1年間に世界で新たに導入された再生可能エネルギー設備の発電能力が原発100基分以上に相当すると発表しました。1億1500万キロワット、100万キロワット級原発100基分です。記事を読んでいて代わりに原発が100基も増えていたら恐ろしいことだと思いました。それにしても世界がこれだけの実績をあげているのだから何故日本が先陣を切らないのかどう考えても解せません。今も収束しない原発事故。

事故後にドイツのようにすみやかに脱原発を決定し、再生可能エネルギーの実用普及に全力をあげていたなら日本社会の空気はすでにいい方向へと変わっていたはずです。事実に目を向けない、未来への想像ができないのはあまりにも無責任で貧しい心です。それにしても年間に原発100基分の再生可能エネルギー設備ができるなら、未来は明るい気がします。危険でコストのかかる原発の目的はもともと巨額の利権と核兵器への技術転用しかないのではとあらためて思います。

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暑いけれど、うちわもいい。光と風と水の時代へ
2013/06/14  猛烈な夏日でクーラーに目がいくけど、原発事故後の意識改革で扇風機やうちわの風に救いを求めている人も多いのではないでしょうか。たとえエネルギーが足りていても1人1人が我慢、節約を心がければ総体はとてつもなく大きな省エネにつながることはちょっと想像すればわかります。風力発電だけで原発40基分の発電が可能と環境省が試算していますが、もともと原発ではなく自然エネルギーを国策として計画を進めていたら国内だけではなく、世界への影響力がどれだけあっただろうと想像します。もちろんこれからやればいいのですが相変わらず電力不足だとか、電気料金の値上げだとか、嘘と脅しの構図はまだ消えません。

それでも原発の虚偽は次々と暴かれ、政府や電力会社のプロパガンダを鵜呑みにする人は少なくなっています。原発を稼働させようとする勢力は悪あがきにしか見えませんが、もし稼働させればそのリスクはとてつもなく大きなもので悪あがきではすまないことです。福島原発事故のその後を見ても明らかですが、誰も責任を取らない、取れない、ような不透明で危険な事業を行うこと自体道義に反します。世界を見わたしても日本ほど自然エネルギーに恵まれている国はそうありません。

野放図に電力を使うことはある種の野蛮人ですが、文明人として節度を守れば水力、火力、自然エネルギーだけで十分に過ぎる時代はすぐにでも実現できるはずです。社会を歪ませ、人を不幸にするだけの原発を一時も早く美しい海岸線から消去して、海と大地を永遠に守る国へ・・・それこそが命や心を大切にする「美しい日本」だと思います。

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犬も猫も牛も・・・置き去りにされた動物たちの叫び
2013/06/12  宍戸大裕(だいすけ)さんが警戒区域に潜入して600日に渡って撮り続けた動物たちの残酷な実態。ドキュメンタリー映画「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」が6月22日から関東方面で上映されます。涙を流す牛、つながれたまま息絶えた犬。過酷な原発事故が引き起こした結果がいかに非人間的なものであるかをあらためて痛感します。犬や猫を救出しようと努力するボランティアの人たち。国の殺処分の方針に応じず牛を飼育する畜産業者の人たち。出荷できないことが分かっていても大切な命として家畜を殺すことはできない。どれだけの人間とどれだけの動物たちが原発事故によって苦悩と絶望を強いられたのだろうと考え、現状の政府やメディアのあり方を見てあらためて怒りが湧いてきます。監督の宍戸さんは「まだ間に合うこともある。映画が現在進行形の問題に向き合う契機になれば」と語ります。原発事故が多くの部分で現在進行形であることを忘れてしまったかのような人もいます。メディアの報道も消極的ですが、少しの記事と想像力さえあれば、この動物たちの現状を見聞するだけでも、実態は分かるはずです。せめて同じ過ちは2度と繰り返さないとの思いだけは1人1人の胸に刻み付けておかなければと思うのです。

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どうしようもできないことと、なんとかできるかもしれないこと
2013/06/10  自然災害を完全に防ぐことは不可能です。でも環境汚染をくいとめることは可能です。ものごとには不可抗力なこともありますが、人間が意識して努力すればなんとかできる可能性があることも多々あります。未来への考え方、生命の重みの感じ方、知的生命体としての自覚。おおげさではなく地球の未来も日本の未来も1人1人の考え方、生き方に依存します。歪みの多い日本社会も民主国家である以上1人1人の意識の集積の上にできあがっています。社会的な問題に無意識であったり無関心であったりする人が多くいてもそれを変えるのもまたそうでない人、1人1人の意識と生き様にかかっています。友人、家族、学校、会社・・・人間らしい意識を伝播するのは個人と個人のつながりの強さ、仲の良さにかかっています。

相互信頼があれば何が正しくて何が間違っているかのディスカッションは可能ですし、気持ちのいいコミュニケーションの中で国と言う全体はいい方向へ向かうでしょう。地震を止めることはできませんが、原発は止めることができます。世界が核を放棄するまではまだ時間がかかりますが、日本が核を持たないことはこれからも続けることはできます。地上のどこにも戦争がない時代が絶対に来ないとは誰にも言えません。少なくとも日本が戦争を起こさない、戦争に巻き込まれない国であり続けることは可能です。人間の力が及ばないこととそうでないことの区別、認識はとても大切なことだと思います。何事に対しても「どうせできやしない」「そんなことはありえない」と決めつける根拠こそ希薄で曖昧ではないでしょうか。地震がどんな強さでどんな破壊をもたらすかは起こってみなければ分かりません。でも、同じく不可抗力の放射能汚染は防ぐことができます。ただ原発を動かさなければいいだけなのですから。

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ぽつぽつと小出しに発表される汚染食品の情報
2013/06/09  いったん環境に放出されれば、長きに渡って自然界に影響を与え続けるのが放射性物質の怖さでありやっかいなことなのは原発事故から2年以上たっても断続的に報じられる記事を見ればよく分かります。千葉県市川市の江戸川で捕獲したウナギから1キログラムあたり140ベクレルの放射性セシウムが検出(6月8日千葉日報)福島県の西会津の干しゼンマイから1キログラムあたり120ベクレルの放射性セシウムが検出(6月8日福島民友)実際にどれだけの密度で検査が行われているのか計り知れませんが、それでもこのような情報はぽつぽつと出ています。せめて国が定めた食品の基準値(キログラムあたり100ベクレル)が守られていると信じるしかありませんが、90ベクレルならどうなのかとは誰でもが疑問に思うのではないでしょうか。

こうなってしまった以上、大人はともかく、放射能の影響を受けやすい子供だけでも限りなくゼロに近い食品を食べれるような工夫はできないものだろうかと思いますが、国と各県、大企業が自覚を持ち、生産者への補償と国民への責任を最優先に取り組まなければとても無理な相談です。それでも1人1人が情報にアンテナを張って無責任な流通が行われないように監視する姿勢が大切だと思います。これまで福島原発から大気中と海へ放出された放射性物質が半端な量でないことは詳しく報告されています。外部被爆も内部被爆もできる限り受けない方がいいことも分かっています。受け身である消費者がどうこうできることではありませんが、せめて悲惨な原発事故があり、その影響は今もこれからも続いていくことだけは全ての人が認識しておく必要があると思うのです。

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MEMO/09
MEMO/11

原発とヒューマニズム10/2013年6月8日から
原発は人道的にも科学的にも経済的にも間違った選択です。様々な社会悪の権化とも言える原発を止めれば、もっとゆたかな未来へと進むための新たな道が開けるはずです。

みどりの1kWh/ドイツから風にのって

《戦時世代が語る憲法といま》 憲法学者 樋口陽一氏

貧困の多数派、歯止めを

「人類が生き残っていく道、持続可能エネルギーだけ」 チョムスキー、上智大で講演

とめよう戦争する国づくり(2014/03/09赤旗日曜版)ジャーナリスト、鳥越俊太郎

(声)個を育てる教育改革が必要だ(2014/03/04朝日新聞)

「平和と繁栄」の後で シカゴ大名誉教授ノーマ・フィールドさん

週刊金曜日
原発がどんなものか 知って欲しい
祝島ホームページ
環境と原子力の話
高木学校
グリーンピース
GREEN ACTION

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