コンゴ民主の混乱 人道危機に目を向(2025/02/15毎日新聞) 東部の主要都市ゴマで反政府武装勢力「3月23日運動(M23)」が政府軍と交戦し、少なくとも2900人が死亡した。巻き込まれた国連の平和維持活動(PKO)部隊の隊員も命を落とした。 路上には多数の遺体が横たわり、数十万の住民が着の身着のままで逃げ惑う。ゴマを制圧したM23は支配地域を広げており、人道危機が深まる危険がある。アフリカで2番目に広い国土に200を超える民族が暮らしている。M23は少数派のツチ系住民を主体とし、2021年から東部の一部地域を支配してきた。金やコバルトなどの鉱物資源の権益確保が目的とみられている。 「沈黙は選択肢にない」 パリ五輪金メダリストが「性別」騒動で声明(2025/02/15毎日新聞) 昨夏のパリ・オリンピックで「性別」を巡って議論を呼んだボクシング女子・金メダリスト、イマネ・ヘリフ選手(アルジェリア)は11日、声明で訴えた。国際ボクシング協会(IBA)はヘリフ選手らの五輪出場を認めた国際オリンピック委員会(IOC、本部スイス)を「競技の安全を損なう恐れがあった」として刑事告訴することを決定。これにヘリフ選手が猛反発した。 次の夏季五輪の開催地である米国では、トランプ大統領がトランスジェンダー選手の女子競技参加禁止を求める大統領令を出したばかりで、スポーツと性別を巡る議論が過熱しそうだ。 https://mainichi.jp/ ウクライナ、東京23区分の森が消滅か 残ったのは大量の地雷(2025/02/15毎日新聞) 民意を捉えるのが困難な時代 感情か理性か 誰に何をどう語る(2025/02/14朝日新聞) 例えば1月3日の記事では、社会心理学者の三浦麻子氏が現代の民意を捉える上で「常民性」というキーワードを挙げている。「仲間や家族を大事にする」「官僚や教員、メディアなどのエリートは信頼しない」一方で、「警察や自衛隊の人々への信頼度は高い」「法治国家や民主主義はあまり信用しない」など、政治的立場の右派や左派といった従来の枠組みではつかめない要素を捉える新たな指標が必要ではないか、というわけだ。 「いじめ抜かれた」介護保険の25年 利用者への負担転嫁は限界に(2025/02/14朝日新聞) ホームヘルパーは本来、極めて高い専門性が求められる職種です。しかし、国は訪問介護を「誰にでもできる仕事」とみなし、専門性を評価していない。それが問題の根底にあります。 ヘルパーとして働く人がいなくなれば、要介護の高齢者が自宅で生活することは困難になります。 介護報酬は大幅に引き上げなければいけない。その財源はどうするか。介護費用の増加を利用者負担に転嫁するのは、もう限界です。公費投入の割合を増やすことも選択肢として、国が検討すべきだと思います。 職人35人はみな女性、小さな町に世界注目の技術 未経験の移住者も(2025/02/14朝日新聞) 人口約1万4千人の小さな町に、大きな仕事を手がけるじゅうたんメーカーがある。その原動力となる唯一無二の製品作りを手がける職人は、未経験から始めたという女性たちだ。地元の女性だけでなく、転職者や移住者といった若手が職人として活躍している。山形県南東部の山辺町に今年で創業90年を迎えるオリエンタルカーペットがある。木造社屋の外壁を覆う薄い桃色の塗装は、女性が安心して働ける職場にしたいという創業者の願いが込められているのだという。 ジャーナリストの死亡、2024年は過去最多 7割がイスラエルによる殺害(2025/02/14CNN) 死亡したジャーナリストの70%近くは、パレスチナ自治区ガザ地区とレバノンでイスラエル軍によって殺害された。ガザで殺害されたパレスチナ人ジャーナリストは82人に上った。 これに対してイスラエル軍は、報道関係者は標的にしていないと反論。「ジャーナリストを含む民間人に危害を加えないよう、可能な限りの対策を講じている」とした上で、「戦闘地域にとどまることは、本質的にリスクを伴う」と強調した。 ゼレンスキー氏、ウクライナ抜きの和平合意は「受け入れない」 米ロの交渉開始合意受け(2025/02/14BBC) 「我々は独立国として、それを受け入れることはできない」と、ゼレンスキー氏は述べた。ウクライナ戦争、トランプ氏の関与でどうなるのか 大混乱から何が生まれるのか トランプ氏は12日、プーチン氏との電話協議の後、戦争終結の実現について「かなりの可能性」があると表明した。一方で、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟するのは「現実的」ではないとした。また、ウクライナが、同国南部クリミアをロシアに一方的に併合された2014年以前の国境に戻れる「可能性は低い」とも述べた。 独ミュンヘンでデモの群衆に車が突入、少なくとも30人負傷 難民申請者を拘束(2025/02/14BBC) 警察などによると、車は午前10時半ごろ、ミュンヘン中央駅に近いダッハウアー・シュトラッセで開かれていた交通関係の労組デモの群衆に突っ込んだ。現地の警察車両に接近したあと、スピードを上げて突っ込んだとされる。 現場では当時、約1500人がデモの最終目的地に向かって移動していたという。警察はデモと事件との関連を調べている。 デモには子ども連れで参加していた人もおり、ミュンヘン市当局によると、負傷者には子どももいるという。 警察は車に向けて1発発砲したあと、運転していた人物を拘束したとされる。容疑者が負傷したのかは不明。
俳優の下條アトムさん死去 78歳 「ウルルン」ナレーターでも活躍(2025/02/13毎日新聞) NHK連続テレビ小説「信子とおばあちゃん」「藍より青く」などに出演。テレビ番組「世界ウルルン滞在記」では独特の抑揚をつけた「出会ったぁ」のナレーションで広く親しまれた。米俳優エディ・マーフィさん出演映画の吹き替えでも人気を集めた。 https://mainichi.jp/articles/20250213/k00/00m/200/096000c 大阪・熊取町の地下水から高濃度のPFAS検出 暫定目標値の1460倍(2025/02/13毎日新聞) 「この土地は私たちの国」 故郷ガザ市へ戻った高校教師の魂の叫び(2025/02/13毎日新聞) 停戦交渉は何度も破談になってきた。今回の合意に対して、交渉を仲介したカタールとエジプトに感謝を伝えたい。戦闘終結で、私たちは戦争で被った痛みや現実と向き合わざるを得なくなる。多くの家族や友人を失った痛みは一生癒えることはなく、耐えがたい。 唯一の希望は、故郷に帰れるかもしれないことだ。私はガザ市で生まれ育ち、23年11月に避難してから、ずっと帰っていない。私の肉体は現在、避難先のデルバラーにある。だが、… 米価高騰で備蓄放出 対症療法で食を守れるか(2025/02/13毎日新聞) 政府が備蓄米の放出に乗り出す。凶作や災害時に限るルールを見直し、流通に支障が生じた場合も可能にした。備蓄米を価格の安定化にも活用する方針転換だ。 放出を求める声は昨夏から強まっていた。訪日外国人の増加で需要が底上げされる中、猛暑による品質低下や南海トラフ巨大地震を警戒した買いだめが生じ、店頭からコメがなくなったためだ。 Cover Story:宇宙素粒子を捕まえる:深海の望遠鏡が過去最高記録のエネルギーのニュートリノを検出(2025/02/13nature)
(社説)国民民主党 重責踏まえた行動を(2025/02/13朝日新聞) 国民民主党が党大会を開き、「手取りを増やす」を最重要課題に、所得税の課税最低ラインの引き上げやガソリンの値下げに、引き続き全力で取り組むなどとした活動方針を採択した。・・・確かに、物価高に対応して、課税最低ラインを一定程度引き上げることは理にかなっているが、国民民主が主張する178万円の実現には、巨額の財源が必要なうえ、高額所得者の優遇が強まるという難点もある。 持続可能な財源を手当てすることなく、予算案を「人質」に、看板政策の実現を一方的に求めるのは、責任感を欠くと言わざるを得ない。 「核兵器なくす」国際市民フォーラムに国内外の専門家ら900人集う(2025/02/13朝日新聞) 渋谷区の聖心女子大であった「核兵器をなくす国際市民フォーラム」。オンラインも含め2日間で約900人が参加した。 開会にあたり、昨年にノーベル平和賞を受けた日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳代表委員が「被爆80年の今年は日本だけでなく、世界中の人たちが『核兵器を無くさなければいけない』と運動を作り上げていく年にしてほしい」とあいさつした。 100万年前に地球に衝突した隕石から作られた腕時計、その独特の魅力とは(2025/02/13CNN) ブルータリズムに着想を得たこの時計「B/1M」は、約100万年前に地球に衝突したムオニオナルスタ隕石(いんせき)を削って作られた。 これまでも高級時計に隕石の小片が使用されたことはあったが、アーティストのフィリップ・トレダノ氏と時計職人のアルフレッド・チャン氏は、さらに一歩踏み込みたいと考えた。 トレダノ氏は「隕石の文字盤はよく見かける。そういう時計は珍しくない」とした上で、「しかし、ケース全体や文字盤、ラグなど、すべてが隕石で作られている時計は非常に珍しい」と付け加えた。 トランプ氏、ウクライナでの戦争終結の交渉は「直ちに始まる」 プーチン氏と電話協議で合意と(2025/02/13BBC) アメリカのドナルド・トランプ大統領は12日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と「長い時間、非常に生産的な」電話協議を行い、ウクライナでの戦争を終結させるための交渉を開始することで合意したと述べた。 トランプ氏は、「(アメリカとロシアの)それぞれのチームが、直ちに交渉を開始すること」でプーチン氏と「合意した」と、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。また、両首脳は、米ワシントンとロシア・モスクワを訪問するよう招待し合ったという。
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